障害児支援(保育所等訪問支援)

https://note.com/syougaisya_shien/n/n7eac8d12b915

こちらで紹介しました、
障害児支援に係る給付より、保育所等訪問支援について紹介します。

厚生労働省の保育所等訪問支援の効果的な実施を図るための手引書を見てみましょう
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/0000166361.pdf


保育所等訪問支援は、一般子ども子育て施策や教育の現場に入り込んで行う地域社会への奉仕活動型の発達支援事業であり、訪問先施設からではなく保護者からの依頼に基づく事業です。

保育所等訪問支援の最大の目的は、保育所等訪問支援を通して、保護者と訪問先の距離が縮まり、子どもの成長・発達を共に喜び合えるようになることで、最終的には子どもが安心・安全に過ごせる環境になり、保育や教育の効果を最大限に引き出すことです。

本支援は、必ずしも申請時に集団不適応を起こしていなければいけないことはなく、特性等に応じた配慮がなければ不適応を起こす可能性のある子どもも対象です。児童発達支援や放課後等デイサービスの通所支援を現在利用している子ども(いわゆる「並行通園児」)だけでなく、過去に通所支援を利用していた子どもや通所支援を利用したことのない子どもも対象になります。

訪問支援の内容は児童発達支援と同等と考えられていますので、解釈通知では児童指導員又は保育士を基本としつつ、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士などのリハスタッフや心理担当職員などが配置されます。
なお、訪問支援員は、保育所等の訪問先に出向き単独で支援を実施する必要があることから、障害児支援に関する相当の知識と経験を有する者が務めます。

保育園等での生活のしづらさや集団不適応に対しては、その要因を本人の特性と環境面から推察し、本人に働きかけるだけではなく、環境整備を行ったりスタッフに関わり方や活動の組み立てなどを教示したりします。
また、周囲の子どもたちを巻き込んでの支援を行うこともあります。

スタッフの方々の子どもへの理解を促し、発達的視点を持って子どもに関わっていただくことで、子どもはとても安心して保育所等での生活を楽しむことができます。訪問支援員は、まず、保育士等に普段どのように子どもを見て、考え、どうかかわっているのか、困っていることはないかなどを丁寧に伺っていきます。そして、子どもとの関わりで良かった点をしっかり伝えることが重要になります。その上で、訪問支援員が子どもに対してどのような意図を持って直接支援をしたのか、今後子どもと関わる上でのポイントをお伝えします。スタッフへの指導というよりも、訪問支援員がいない場面でどのように子どもを見るのか、その上で子どもにとって最善の環境設定や関わり方はどのようにしたら良いのかをスタッフ自身や訪問先機関が自律的に考えていけるよう協働支援、後方支援の立場で関わることも重要になります。


では、保育所等訪問支援は、どのように探すのでしょう?
名古屋市の場合(すてっぷサポート)
岐阜市の場合
四日市市の場合
ただ、一度各自治体の担当部署に確認した方がよいと思います。


ご家族で障害・ご病気をお持ちの方がいらっしゃる方は、
これらよりどのようなサービス・支援を受けられるのか確認してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、負担軽減につながる可能性があります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?