21SS 展示会
21SS展示会も福岡から始まり東京、大阪と半分を終えました。
お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました!
普段晴れ男を売りにしていて晴ればかりだったのに、、、、今回は大雨に好かれる展示会。
でもこういう時に不運を使って幸運を貯めようぜというポジティブシンキングな僕です。
改めて展示会をする大切さを感じている今回。
オンラインショップにて購入してくださるお客様も多いし、本来展示会なんて開催しない方が効率的なのかもしれない。
ただ服はやっぱり着るものだから、着て初めてわかることも多い。
自分には似合わないかもって思ったけど、意外と着るとしっくりくるって言われたりもする。
だから着てみたいとか素敵とか少しでも思ったら、一度試着してみてほしい。
着こなしが分からないけど欲しいって思ってくれるなら一緒に着こなしを考えましょう。
どう着るか考えるのもお洋服の楽しさの1つ。
これにこれ合わせてみたいって思う人は、遠慮せず自分の服を持ってきて合わせてもらっても構わない。
展示会で1人ファッションショーやっても全然オッケーです。
それが実物を見て試着出来る、展示会の良さでもあると思う。
お客様に会うことで、僕自身のテンションもあがる。
試着して良いって思ってもらえる瞬間は、最高だ。
あの顔を見るともっともっと素敵な服が造りたいって思う。
デザインして、パターンひいて、縫製して、自分で造り上げたお洋服を良いって言ってもらえる喜びの深さは、ただデザインしているだけでは味わえない喜びがある。
そして購入してくれたお洋服を着用して、展示会にお越しいただけるのも凄く凄く嬉しい。
お渡しした後に、本当に気に入ってくれただろうか?
サイズ調整した方は、サイズ大丈夫だっただろうか?
難しい事なのかもしれないけど、全ての購入してくれたお客様に本当に気に入って沢山着用頂きたいと思っている。
服を造るって簡単じゃないし、1着1着心を込めて造っているから。
僕の服造りは、非効率的でファッションビジネスという目線ではアホらしいものなのかもしれない。
だからこそ展示会に着用して来てくれて凄く気に入ってるとかサイズ感良い感じだったって事を聞けると泣きたくなるほど嬉しい。
ファッションは、31年間生きてきて自分が唯一輝けているものである。
この楽しさをもっともっと沢山の人たちと分かち合いお洒落をする楽しさを伝えていけたら良いなーって思っている。
たかが服なんだから難しい事考えずに楽しめば良い
そのたかが服に魅了されお洋服まで造るようになった僕が言うのも変な気がするんだけど、、
難しい事考えずに、このお洋服楽しいとか、かっこいいとか、かわいいとか素敵とか、ただただそういうプラスの感情を持ってくれた人達とファッションを楽しんでいきたい。
その人に似合う服、似合わない服は必ずあるけど似合う着方をする事はどんな服にでも出来ると思う。
そうやって素敵と思ってもらえた服を、どうやったらその人に似合った姿で着れるか一緒に考えていく事が、本当の意味で寄り添うという事なんじゃないかな。
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