【USG】MV/斎藤宏介/使用ギター
UNISON SQUARE GARDEN のギターボーカル、斎藤宏介。MVでは顔や髪型、ジャケットなどに目を向けてしまうが、実はギターも変わっている。
今回は、MVで使われているギターとそれぞれシーンについて調査。
ATELIER Z/L.E.S.(Lower East Side)
使用シーン
・水と雨について
・マスターボリューム
・スカースデイル
・オリオンをなぞる
・さよならサマータイムマシン
・流星のスコール
・リニアブルーを聴きながら
・harmonized finale
・天国と地獄
・シュガーソングとビターステップ
・徹頭徹尾夜な夜なドライブ
・パンデミックサドンデス
・アトラクションがはじまる(they call it "NO.6")
・10% roll, 10% romance
・Invisible Sensation
・fake town baby
・Catch up, latency
・スノウリバース
・プログラムcontinued(15th style)
・Phantom Joke
・世界はファンシー
・夏影テールライト
UNISON SQUARE GARDEN 斎藤宏介としてのメインギター。約10年前の「水と雨について」から、最新アルバム『Patrick Vegee』収録の「夏影テールライト」まで使われ続けている。もちろん、MVだけではなく、ライブでも多用されているギターである。
ギター・マガジン2018年5月号にて、ATELIER Zの魅力について語っている。
ーそれって昔からですか?
斎藤 「もともとレス・ポール・カスタムを使ってたんですけど、自分が好きなバンドを紐解いてみるとシングルコイルを使ってる人が多かったんです。あとは自分の声質やバンドの性質を考えても、レス・ポール・カスタムからストラトに持ち替えた時にハマった感じがあって。そこからはずっと今のギターを使ってますね。」
-「UNISON SQUARE GARDEN斎藤が語る、キレのいいギター・プレイの方法|ギター・マガジン2018年5月号より|PICK UP|リットーミュージック」〈https://www.rittor-music.co.jp/pickup/detail/15553/〉
なお、このインタビューが掲載されたギター・マガジン2018年5月号は、Kindle Unlimitedなら無料で読むことができる。(2020/12/14現在)
また、このギターのエントリーモデル、L.E.S.-ⅡWH/Rが発売されている。
Fender Custom Shop TIME MACHINE SERIES 1963 TELECASTER NOS
使用シーン
・MR.アンディ -party style-
・cody beats
・君の瞳に恋してない
「MR.アンディ -party style-」「君の瞳に恋してない」など、昔から現在までたまにMVに用いられている。また、このギターのピックアップフェンスは取り外されているので、イメージとは若干異なる。
Fender公式ホームページにて、入手した経緯を話している。
― このTelecasterを手に入れたのは?。
斎藤 「2009年のクリスマスに買いました。そして、このテレキャスが“マイ・ファースト・フェンダー”です。ギターを始めた頃、ハムバッカーのギターが好きだったんですけど、いざ自分が歌うとなった時に、声との相性や歌いやすさを求めていったらシングルコイルのギターだなと思って。シングルコイルのギターを探していくうちに、今僕がライヴで使っているギターと出会ったんです。そのギターはライヴで歌いながら弾くにはいいのですが、いざレコーディングとなるともう少し音の幅がほしいなと思って。その時にこのテレキャスと出会いました。」
-「UNISON SQUARE GARDEN | Fender」〈https://shop.fender.com/ja-JP/interview/cover-apr-18-unison-s-g〉
Fender Custom Shop 2012 Closet Classic STRATOCASTER PRO
使用シーン
・桜のあと(all quartets lead to the?)
・春が来てぼくら
「桜のあと(all quartets lead to the?)」や「春が来てぼくら」など、春をイメージにした曲のMVに使われている。後者のMVは前者を意識して使ったのか。
また、このストラトについてもHPで話している。
― Stratocasterを手に入れた経緯は?
斎藤 「確か2012年だったと思います。レンジの広いストラトを探していて、フェンダーのショールームにお邪魔させていただいて3本ほどストラトをお借りしたんです。バンドで合わせた時に、ギターとしての役割を完璧に全うしてくれたのがこれでした。僕が持っている唯一のメイプルネックのギターですね。ネックから鳴る生音がすごくデカいんです。」
-「UNISON SQUARE GARDEN | Fender」〈https://shop.fender.com/ja-JP/interview/cover-apr-18-unison-s-g〉
ATELIER Z Z#355 TP-RD
使用シーン
・mix juiceのいうとおり
型番が#355かどうかは議論の余地があるが、メインギターブランドのATELIER Zのセミアコースティックギターであることは間違いないようだ。
今のところ、MVでの使用シーンは「mix juiceのいうとおり」しかないようだ。今後のMV登場にも期待できる。
斎藤宏介の他のギターは
現在、斎藤宏介はXIIX(テントゥエンティ)としても音楽活動をおこなっている。それぞれ別のバンドなので、UNISON SQUARE GARDEN と XIIX で使用するギターを使い分けている。XIIXで使用されているギターはこちらの記事から。
2021年の活動は
そんなUNISON SQUARE GARDENの2021年の活動内容が発表された(2020/12/13現在)。
ツアーのタイトルは「Normal」。どんなに世の中が変わっても、どんなに人の好みが変わっても、彼らは自分たちの音楽を「Normal(普通)」に続けていく。
2021年も当たり前の様にライブツアーをやる。
2月から始まる全8公演のワンマンツアーは「とにかく普通に」がテーマだ。
ステージに音楽がある、観たいやつが観に来る。
世の中に難しい決まりがあっても結局やることは変わらない。
何故なら我々はロックバンドだからだ。
UNISON SQUARE GARDEN
-「UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」 | UNISON SQUARE GARDEN 2020」〈https://unison-s-g.com/2020/normal/〉
いちファンとして、2021年も「普段どおり」、UNISON SQUARE GARDENの活動を楽しんでいきたい。
〈参照元〉
*1 「UNISON SQUARE GARDEN | Fender」〈https://shop.fender.com/ja-JP/interview/cover-apr-18-unison-s-g〉
*2 「UNISON SQUARE GARDEN斎藤が語る、キレのいいギター・プレイの方法|ギター・マガジン2018年5月号より|PICK UP|リットーミュージック」〈https://www.rittor-music.co.jp/pickup/detail/15553/〉
*3 「UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2021「Normal」 | UNISON SQUARE GARDEN 2020」〈https://unison-s-g.com/2020/normal/〉
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