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片目猫ミイの残した物語

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仕事に忙殺され、自分の存在意義がわからなくなっていたOLが、動物愛護団体のボランティアで出会った、片目のおばあちゃん猫ミイとの日々を綴った物語。 少しでも動物と暮らすということ、…
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#日記

コロナと在宅と看病の日々。

こんにちは。明日はミイの49日です。 ここまで更新してきたこちらの記録ですが、本日と明日の更新で最後となります。こちらの更新が終わったら、今後は気ままにボランティア活動のことや、今のうるとの生活を記録していきたいなと思っています。 最近の豪雨にとても心を痛めています。コロナでただでさえ大きな痛手を負っているなか、さらに豪雨で被害を受けた方たちを思うと、とても悲しい気持ちになります。そして、同時にどうか動物たちも無事でいてくれてほしいと思います。悲しい思いをしている子がいな

食べられない、歩けない、そして入院。

こんにちは。またもや1週間が経ちました。木曜日更新に決めようかな…。 7月ですね。本来なら、今年この時期はもう仕事が恐ろしいほどに忙しい予定だったのですが、実際には穏やかな日々が続いていて、なんとも不思議な毎日です。とはいえ、そろそろじわじわと忙しい予感がしてきてはいるのですが…。 ミイが亡くなってから、初七日にガジュマルを迎えたのを筆頭に、さまざま観葉植物が我が家にやってきたのですが、どの子もにょきにょき、すくすくと成長し、新芽をつけています。生命力をたっぷり感じつつも

【月命日・番外編】ミイというねこ。

こんにちは。本日はミイの月命日です。タイトルのとおりですね。(と下書きしてたのに、24日内に更新できず、1日遅れになっちゃいました…) ミイが旅立ってからの1ヶ月、なんだかとても長く感じました。ミイとの日々は昨日のことのように思い出せるのに、もうずっとずっとミイに会えていない。あのふわふわでつやつやの毛も、痩せてなでるとごつごつするからだも、顔を埋めるとかおる独特の加齢臭も、どんどん感覚が遠のいていく。一ミリも忘れたくないのに、どんどん遠い昔の過去になっていってしまう、それ

戦いのゴングが鳴った。闘病生活の始まり。

こんにちは。twitterの保護猫アカウントでもたくさんの方に記事をシェアいただいて嬉しい限りです。なのに、更新滞っててごめんなさい…。 毎日じめじめ、むしむしと暑くて、出勤しない日はクーラーの効いた部屋に閉じこもっております。ねこが床で、でろーっとのびて寝ている姿を見るようになると、「あー。夏来たな。」って思います。 ミイが窓辺で日向ぼっこをしながら、てろーんとしていたのが懐かしい。暑いのに、なぜか夜になると顔の横や、お腹のうえ、太ももの間にぴったりくっついてきて、人間

ベータの卒業と、ちびっ子ギャング

こんにちは。昨日は、東京は真夏日でした。そんな中マスクをしての出勤。マスクの中は汗でつゆだく。マスクを外した時にファンデーションがついているのを見ると、もはや化粧なんてしなくていいのではと思ってしまいます。しないでマスクをして歩いたら、きっと誰にも私だと気づいてもらえないけど。 ミイが旅立って今日で18日(キリ悪いな…)。あまりの寂しさに、我が家は植物と花が増えました。花はミイのお供えとしても飾っているので週1で新しいのを連れてきています。コロナで、花農家さんのもとで余って

アシメ男子と、つゆだく兄弟の合流。

ご無沙汰してしまいました。久々の通勤(と言っても1週間でたった2日)と、久々のパーソナルトレーニングで、ものすごく体力が奪われた30歳です。2か月の引きこもり生活。こんなにもスタミナが落ちたのかと、衝撃が隠せません。 もう一つ衝撃なのは、トレーニングに行ったら、自粛前と変わらないトレーニングメニュー、負荷を思いのほかこなせ、トレーナーさんからは筋力は衰えていないとお墨付きをいただいたのに、体重が2キロも増えたこと。つまり、この2キロはただの脂肪。つらい…。 さて、そんな3

片目猫ミイと出会うまで①~シェルターボランティア編~

昨日の投稿を読んでいただいた皆さま、ありがとうございます。はじめてお読みいただく方、初めまして。どこにでもいる、都内OLです。 今日は、ミイとの出会いをお話する前に、ただのOLの私が、仕事をきっかけに存在を知り、参加することとなった、動物愛護団体の「ボランティア」について少しお話しようと思います。 お話するにあたり、あくまでこれは、不純な動機で動物愛護団体のボランティア活動に飛び込んだOLの個人的な経験と見解であること、また、うっすらした記憶をもとに書かれた記録であること

なぜnoteを始めようと思ったのか。

はじめまして。都内のPR会社に勤務するOL、30歳(もうすぐ31歳)です。 "noteを始めてみよう" そう思ったのは、ある出来事を残しておきたい、そう強く思ったからでした。 6年前、PR会社に入社して丸2年が過ぎ、日々の仕事に忙殺されていた私は、平日は家と職場の往復で過ごし、週末は平日の疲れで家に引きこもるという日々を過ごしていました。 たまに平日に友人との約束をいれても、ドタキャンをすることもしばしば。週末に友人と会っていても、疲れが勝ってしまいあまり楽しめていな