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私の愛用品

あなたの愛用品はなんですか?と聞かれたとき、

①昔から(時には修理をしながら)使っているもの
②消耗品ではあるが、使い続けているもの
③仕事でよく使うもの

といったものが回答として考えられる。
「愛用品」というくらいだから、愛着があることが大前提ではある気がする。

さて、この質問をわたしに当てはめたときであるが、実は昔から答えを用意してある。

それはtrippenというシューズブランドの革靴である。Yenというモデルで、いわゆるスリッポンタイプのものだ。

成人祝いとして親から買ってもらったのがこの靴で、修理をしながらかれこれ10年は履いている。

母「成人祝いでなんか買ってあげるけど欲しいものある?」
私「長く履ける革靴」
母「じゃあtrippenはどう?」

という比較的あっさりとしたやりとりだったと思う。

私が20歳のとき、trippenというブランドは頭の片隅にある程度で特段欲しいわけではなかったのだが、せっかく母が提案してくれたし...と謎の気遣いを発揮して買ってもらうに至った。

ではその結果どうだったのか。

黒の革は合わせる服を選ばないし手入れが楽。
スリッポンなので若干サイズが緩い気はしてるが、脱ぎ履きの多い日本には合っていると思う。

今回のテーマからもわかるように、気がつけば出かけるときに靴で悩んだらコレ。というレベルの愛用品になっている。

良い靴は良い場所に連れて行ってくれる、かどうかはわからないが、これからもこの靴をいろんな場所に無理やり連れて行こうとは思っている。


成人祝いに買ってもらったものを長く履き続ける、という耳障りの良いエピソードでした。

たぶん本当の愛用品はジェットストリームのボールペンとカシオの電卓。毎日使うし。

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