ハンドピ-スのメンテナンス その①

この記事は、初代プラモ制覇 Advent Calendar 2018の10日目の記事です。

模型制作室などの公共施設でハンドピースを借りて使用する場合、状態がもう一つな事はよく有ります。                     そういった場合、自分でここまでメンテナンスできれば、新品同様の作動が期待できるのでお薦めです。                     とはいえ、店舗によっては分解、メンテナンスなどに制限が設けられている場合もあるので、そこはお店の規約に従ってください。

現在手に入るハンドピースは大体こんな感じでしょうか。
コラーニなどの高級機や吸い上げ式など特殊なものでお困りの方は個別にご相談ください(笑)
機能については塗装方法の件と合わせて後で説明します、ここでは手入れに特化して進めましょう。

まずは蓋を開け洗浄してください。
その後ニードルストッパーごとホルダーキャップを外します。万が一ホルダーキャップ内に塗料が逆流している場合は、丸ごとツールウォッシュにつけ込むのがいいでしょう。
続いて慎重に且つまっすぐニードルを抜き取ります。

あちゃ~こうなってしまうと結構面倒なことに...
ニードル先端を保護するキャップを外す場合は慎重に取り扱わないと。
0.3ミリ以下の場合は繊細ですから、キットにぶつけたり、服に引っかけただけでも起こり得ます。
後でなんとかしましょう。

チャックネジを外し、スプリングケースを回して外します。
リーフ、スプリング、ニードルチャックを順次分解。この状態でボタンは上方へ抜けます。塗料が付いている場合はこれもツールウォッシュへ。
ニードルチャック内部、ボタン基部は大抵汚れていますね。

ニードルチャック内部やスプリングに塗料が付着している場合は、既に完全に硬化している場合が多いので、拭いたくらいでは落ちません。
ニードルがキシキシいう場合は大抵ここが原因です。
この様にツールウォッシュに一晩くらい漬けておくといいでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?