精神力の温存こそ模型のコツ!

この記事は、初代プラモ制覇 Advent Calendar 2018の24日目の記事です。

改造の過程でプラ板の積層が凄い厚みに・・・よくある事です。
これでは、いきなりヤスっても埒が開かないので、まず切り飛ばしたいのが人情ですが、最も効率の良い方法は?
カッターで切り飛ばす?あまり力を入れる作業は避けたいですね、イライラするし、緊張もします(笑)イライラ、緊張は製作の大敵!

心配ご無用!
1㎜プラ板合計4枚、都合4~5ミリはあろうかというものですが、ご覧のようにタミヤ薄刃ニッパーで簡単に切れます。
全くストレス無くサクサク自在に切れます。

それはこういうカラクリです。
切断する部位が狭いので、ニッパーに掛かる力のほとんどはプラ板が外側に湾曲していく事で逃がされ、僅かな力で簡単に切れる、というわけ。
場合によっては切断する厚みよりも、幅によって刃に掛かる力は大きく異なります。

ニッパーでプラ材を切断する場合、厚みばかりを問題にする傾向がありますが、PSのように柔らかい素材の場合、厚みよりも幅の方が問題になるのです。
これはゲートカットをする場合の二度切りとも共通する原理。ちょっと厚めの材料の場合はお試し下さい。

ニッパーで大まかに切り取った後は、リューターでガシガシ削りましょう。
写真のリューターは浦和工業Upower!
リューターなら何でもいいというわけでは、いや、リューターだけは絶対何でもよくありません。
絶対お薦め、最低速、最高トルクのUpower!これだけの省力化、時短が出来て、この値段なら絶対お得です!

次は60番のプラ板ペーパー(とは言えないよなぁ...これは)で平らにする、と。
実はこれ、15年くらい前に、岬君がうちに来た時、手近にあったスタイロフォームにペーパー貼って作ったモノ。それ以来貼り足し続けてこんな姿になっちゃたんですね。

ちなみに60番、こんなです。
細かい方は360。瓶はタミヤエナメルです。
見ての通り2ミリ近い目です。大幅に形を変えようと思うと、これくらいでないと埒が開きません。足りない番手でムキになるのは愚の骨頂です。
800番までの処理、想像以上にスムーズ。9日のつるぎさんの記事に具体的な作業時間が出ていますよ。

瞬く間に完了。
実はこれakoto君の教室での作業でしたが、ここまでの加工、せいぜい15分くらいのもの。
適材適所の道具選びで作業時間は大幅に短縮できます。         時間の掛かる作業=ストレスの溜まる作業、不要な場面で時間を掛けないことは精神力の節約になり、必須な場面に充分精神力を温存出来るという事。そうすれば自ずからスピードも精度もアップしてしまう、という大事なお話でした。

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