2011年10月30日日曜日福島県 温泉旅行の伝聞

福島の岳温泉に 知人が宿泊しました。光雲閣。紅葉も素晴らしかったそうです。僕も 行きたいなあと思いながら話を聞いていました。温泉で聞くと話に聞こえてきた地元のおばさんたちの会話。原発地区から、郡山、本宮に多くの避難してきた人たちがいる。[ お父さんが、何もすることなくて パチンコ屋さんにばかり行っている。][ 避難民のお母さんたち。聞くに堪えない同じ仲間の非難中傷ばかりしている][家庭が乱れ、子供の精神状態が心配]・・・・・。知人が言います。自分の故郷は 石巻。故郷のじいちゃん、ばあちゃん。 今回心配で元気付けに行ったら、びっくりした。肌のつやは、よいし、前より若返ったみたいで、元気なのに圧倒された。わかめつくりに 新しい夢を語っていた!自然相手では、非難するわけにもいかない。愚痴にも限りがある。そんなどん底で、生きる力が、湧いてきたみたいだ。
放射能汚染の福島は、人災。非難する東京電力、そして政府がある。愚痴をいくらでもぶつけることのできる相手がいる。そして [仕事がない]。
福島の非難している人たちの精神的ストレスは 尋常では、ないのでは、ないだろうか。人は、仕事がなく、目標を持てず、中ブラリンの状態にいて、どうして生きる新鮮な意欲を維持できるのだろうか。
今、一番重要なのは精神的ケアでは、ないのだろうか。
それも 子供たちより、大人たちに。
深刻な事態を招かないうちに 対策を考えるべきだ。

地元のおばさんたちの会話!それは、新聞社の社説の中で論じられる危機より、はるかに 深刻な事態の到来を 危惧させるものでは、ないのでしょうか。

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