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松丸友紀です!人気コーナーがっしゃん誕生秘話と込めた想い

みなさんこんにちは。note初投稿です。パチパチ〜〜!!よろしくお願い致します。

さてさて、「シナぷしゅ」への想いが溢れてしまい何から書いていいのか悩みますが、まずは「がっしゃん」についてのお話を。

このコーナーを発案したのは、私、松丸なんです。えへへ。もともと「シナぷしゅ」を放送するにあたって、予算も時間も人もいない中、子育て社員自らがコーナーを企画するというミッションがありました。入社して15年、アナウンサーの仕事一筋の私にとってコーナーを生みだすなんてまさにミッションインポッシブルです。

悩んでいた私にメンバーから「お子さんが大好きなものを詰め込んでみてはいかがですか?」というアドバイスがあり、それならできるかも!と、我が子(当時2歳半の男子)の目が輝くものは何だろうと考えたところ生まれたのがこの「がっしゃん」なのです。

がっしゃんは案内役の双子の猫「みーたん&ひーたん」が身の回りの繋がっているもの、くっつくものを探して「がっしゃん!」と声を合わせて遊ぶコーナーです。

当時(今もなお)新幹線の連結が大好きな息子はそれを実際に見に行くために毎週のように東京駅のホームに行っては連結する様子を見ていました。当時はまだ「連結」と言えず「ママ、がっしゃんしてるよ!」と言って嬉しそうに観察していました。この「がっしゃん」という響きが何だか面白いと思いコーナータイトルにしました。

コーナーの内容も「連結シーンを集めて放送したらどうかしら?」「でもそれだけじゃシュールだな」と試行錯誤の末、誕生したのがこの「がっしゃん」なのです。

ある日息子が「ママのおてて、がっしゃんしたい」と言って手を繋いできたことがありました。なるほど、手を繋ぐのも「がっしゃん」だなと。このコーナーではそんなヒト、モノ、ココロの繋がりも描いていけたらと思っています

そしてその想いをコーナーの案内役みーたんひーたんに託しました。みーたんひーたんは、徳島県に住むぬいぐるみ作家のyoshimaruさんという方に自ら依頼しました。もともとあるイベントでyoshimaruさんの作品を家に迎え入れ、以来、ファンになり、是非温もりのある作品を「がっしゃん」でお願いできないかと直談判し、ご快諾いただいたのです。こうした交渉もアナウンサーの仕事ではあまりないことなので、とても勉強になりました。

こうしてコーナーが出来上がり、今ではこの新型コロナウイルスの影響で自宅撮影に切り替わり、工夫を凝らし担当のディレクターさんの奥様までも愛を持って撮影に協力してくださっています。先日も消しゴムハンコでみーたんを奥様が手作りしてくださいました。

みーたんひーたんの声は私、松丸と原田修佑アナが担当しているのですが、やはりナレーションも今は自宅で収録しています。ノイズが入らないよう小部屋で毛布にくるまって(笑)

たった一つのコーナーも色んな人たちの手によって作り上げられていて、それを皆さまにご覧いただき、「スキ」といっていただける。こんな幸せなことはないんじゃないかと思います。そしてこんな状況だからこそ、会えなくても心のつながり=「がっしゃん」を大切にしていきたいと強く思うのです。







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