採用候補者体験からSynamonに合う人物像を深堀りしてみる
2021年7月にEM(エンジニアリングマネージャー)として佐藤巧実さん(@unsoluble_sugar)(写真右)が入社されました🎉
カジュアル面談からずっと並走していた同じくEMの渡辺(@mochi_neko_7)(写真左)が、同じ職種の目線で佐藤さんの転職体験・候補者体験(Candidate Experience)をインタビュー形式で深掘っていきます。
その中でSynamonの求めている人物像、どんな人と一緒に働きたいのか、こんな考えを持っている人はSynamonに合いそう!といったことを探っていきたいと思います!
転職活動をされているエンジニアの方にも参考になるのではないでしょうか。
以下、本文は佐藤さん発言、
引用部分は渡辺(インタビュアー)発言
です。
それではさっそくインタビューしていきましょう!
VRに興味を持ち始めたきっかけ~Synamonのカジュアル面談まで
XR(VR/AR/MR)は以前から興味があったのですか?
2014~2015年頃、タオバイザーやハコスコ、Gear VR などのスマホVRを触っていたり、Oculus DK1 の体験などから興味を惹かれていました。
Oculus Go、Oculus Quest 2 などのVRデバイスも持っていて、Oculus Rift は買ったけど忙しい時期で結局一度も触らずに売ってしまいましたね(笑)
もともとガジェットが好きで、個人ブログでレビュー記事の執筆をしていたりもします。
VRを触り始めた当時はエンジニアとしてのスキルに自信がなく、仕事にするまでは至りませんでしたが、いつか関わりたいなとは思っていました。
Synamonという会社を最初に知ったのはいつでしたか?
Findy という転職媒体で「いいね」をもらってからですね。
その時は転職意欲はあったんですか?
高くはなかったです。
日頃から面白そうな会社から声をかけてもらった時だけ、カジュアル面談で話を聞いてみるというスタンスでした。
Synamonの初めの印象はどんなでしたか?
会社や事業の紹介、プロダクトのPVなどを見て、to B、ビジネス向けの VR を扱っている会社という点に興味を持ちました。
to C では、Cluster や VRChat といった VR をやっている会社はいくつか知っている一方で、あまり成功事例のないビジネス向けの VR でどうやって事業展開をしているのか気になりました。
なるほど、それからカジュアル面談となり、さらに選考へと進んだ流れですね
選考~入社を決めるまで
Synamonの選考フローは他社より長く、候補者と会社のマッチ度合いをお互いでしっかり見極めた上で入社していただく流れを取っています。選考の流れを振り返ってみましょう。
2021年の1月に最初のコンタクトをいただいてから、
カジュアル面談(2月)
→ 開発マネージャー面接 + プロダクト体験
→ 代表面接
→ ポジション、業務内容すり合わせ面談
→ お試し入社 + リファレンスチェック
→ 他部門マネージャー面接 + 条件調整
→ オファー面談(5月)
→ 入社(7月)
という流れでしたね。
ステップ多い上に期間も3~4ヵ月に渡っていますね(笑)
お互い頑張りましたね(笑)これだけしっかりと人を見て採用をしているので、組織づくりに力を入れているんだなと感じました。
けっこう早い段階で代表の武樋さんとの面接がありましたが、武樋さんの印象はいかがでしたか?
ロジカルに話をされるので「簡潔で分かりやすいな」と思いました。自分も論理と感情は分けて考えるタイプなので、比較的同じ目線感で対話ができそうな人だなと。
また、会話の節々から「芯が強い人だな」とも感じました。実際入社後に日々お話をする中でも印象は大きく変わっていません。このあたりは社内の皆さんからも同意を得られるのではないかと思います。
リファレンスチェックってあまり慣れない方も多いと思うのですが、佐藤さんはいかがでしたか?
最初は正直「ウッ…!」となりましたね(笑)
これまで退職は円満に行なってきたので、前職へのリファレンスチェックは特に問題なかったのですが、内定をもらっていない状態で現職の方に打診するのは抵抗がありました…
でもマネージャー陣と話した選考の後半あたりで、採用担当の荒木さんの猛プッシュもあり、自分の中でもSynamonで挑戦していきたいという思いが高まって乗り越えました。
リファレンスチェックへのご協力を打診した皆さんが快く引き受けてくださり、本当に感謝しています。
お試し入社は受けてみてどう思いましたか?
※佐藤さんは午後半日をSynamonオフィスに来てもらって、ディスカッションや雑談などを実施しました。
受けて良かったです。一緒に働くメンバーと直接会話できましたし、オフィスの雰囲気も知ることができました。
実際に働いていく上での業務の話や、現状の課題など、現場の生の声が聞けたのは好印象でしたね。候補者としても、本当に行きたいと思わなければ、わざわざ時間を取ってオフィス訪問したりもしないのかなと思います。
同時期にSynamon以外に転職を検討していた会社はありましたか?
カジュアル面談や面接もいくつか受けていました。
FinTech系、クリエイター職系IT、業務改善SaaSなど、自分が興味のある分野だけでなく、自分にとって新しい視点を得られそうな会社も含めていろいろ見ていました。
最終的にSynamonに決めた「決め手」はズバリ何でしたか?
代表の武樋さんや他の経営陣とも直接お話させていただき、会社の考え方、事業の進め方、組織の方針が等身大で「あぁ、そういう苦労があるよね~」と実感できたところが大きいですね。
加えて以前から興味のあったXRの事業、そのビジネス展開に興味があり、自分がコミットしてみたいという土台がありました。
選考フローがしっかりしている点も信頼感があり、組織づくりで自分がエンジニアリングマネージャーとして力を発揮し貢献していきたい環境だと思いました。
全体を通して自分の考えと近く、Will-Can-Must(やりたいこと、できること、すべきこと)がマッチしていると感じたことが決め手になりました。
選考フローがしっかりしているのは昔からですね
この規模感の会社でこれだけしっかり人を見るのは、時間も労力も使いますし、素直にすごいなと思いました。
内定承諾から入社とそれから
佐藤さんは内定から入社までしばらく時間があったと思いますが、どう過ごされていましたか?
早い段階で Synamon の Slack に招待してもらい、どんな雰囲気で仕事をしているのか様子を伺っていました。Slack ってけっこう会社の文化が現れますよね、カスタム絵文字とか bot とか(笑)
それから Synamon は課題図書がいくつかあったので、なるべく早めにそういった書籍を読んで会社の文化をインプットしていました。
その頃 Twitter 拝見していましたけど、めちゃくちゃ本読んでましたよね!?
課題図書と関係ない本も含めて、1ヶ月で30冊くらい読みましたね。
人生で一番本を読んでいた時期かもしれません(笑)
逆に不安なところとかありましたか?
エンジニアリングマネージャーというポジションが初めてで、自分がどうやって会社に貢献するのかまだ具体的に見えていなかったところですね。けれどもその不安をポジティブにとらえ、会社の現状を見た上で自分がどう貢献できるのか考えることもできました。
まさにそういった考え方のできる方と一緒に働きたいと思っていたんです!
そうやって自分で考えて行動のできる方が、いまのSynamonに必要とされていますよね。
入社直後のオンボーディングはいかがでしたか?
自分の会社経験としてSynamonで6社目となりますが、かなり手厚いオンボーディングだと感じました。会社の考え方や今後の方針など、最初の1ヶ月の中でしっかりと話を聞くことができましたし、「Synamonのことをきちんと理解してもらいたい!」という思いがヒシヒシと伝わってきましたね。
それは採用担当の荒木さんが聞いたら喜びますね(笑)
エンジニア目線で気になったところとかありますか?
ソースコード管理で使用している GitBucket ですね。存在自体も初めて知ったので、ちょっと驚きました。
GitHub や BitBucket といった著名なバージョン管理システムがある中で「なぜこれを使っているんだろう?」と純粋な疑問が浮かび、経緯など伺いましたね。
あと、スクラムもどきはやったことあったのですが、スクラムをきちんとお作法通りにやるのは初めてだったので、全体の流れなどを改めて知れたのは良い経験でした。
Synamon が他の会社と異なるところとかありましたか?
特に経営陣の方が該当するのですが、めちゃくちゃ本読むなという印象が強いです。メンバーの皆さんもインプット・アウトプットの量がすごいですよね。
社内ドキュメントやミーティング議事録に使用している Scrapbox の量もすごかったり、miro を使った情報共有の文化があったり、書籍で共通認識を伝えていく文化があるんだなと感じました。
このあたりは「組織づくりに本気で取り組んでいるんだな」と強く感じる点でもあります。
社内ツール周りで気になるところはありましたか?
初見のツールが多かったものの、特に不便に感じるところはなかったです。
社内のコミュニケーションツールとしては、Slackによるチャットでのやりとりと合わせて oVice が自然に使われており、オンラインでも気軽に声をかけやすいですよね。「VR 空間のプロダクト提供をしている会社なのに 2D のバーチャルオフィスツール使うの?」と最初は思いましたけど、適材適所で使い分け可能なことを実感しています。
ツールの選定や改善も頻繁に行われていることが、仕事の快適さに直結していますね。
Synamonが対面のコミュニケーションを重視しているのにもつながっているんでしょうね
日頃のコミュニケーションを密に行うというのは、メンバー間の関係性を構築する面でも大切ですね。僕も入社して1ヶ月経ちましたが、対面でもオンライン上でも皆さんとの壁を感じることなく自然に対話できるのは、日々の改善の結果だと思います。
会社の文化として、変な圧力なしに適材適所でフラットにうまくやっていこう!という雰囲気を感じますね。
言われてみると、会社のルールやツールなども含めて変化を受け入れやすいのも特徴かもしれませんね
それってすごく重要なことですよね。組織の話でもそうですけどビジネスでも変化は良くあることですし、よい仕事、よいコミュニケーションができることにもつながりますよね。
その中でも一貫性があって、「言っていることとやっていることが違うじゃないか」ということがすごく少ないのもとても良いポイントですよね。(佐藤さんの強い要望により太字)
適切な権限移譲がされており「メンバー各自が責務を負って行動してね」という文化が根づいている。これもSynamonの特徴のひとつと言えるかもしれません。
最後に今後の抱負をお聞かせください!
現在のSynamonは、いわゆる「30人の壁」に直面しているフェーズです。
組織体制や評価制度など社内の仕組みを整備しつつ、これから事業もどうやって広げていこうか考えている重要なフェーズでジョインできたことに、やりがいを感じています。
とにかく「やっていくぜ!」という思いが強いです!
組織づくりやピープルマネジメントの面ではSynamonの文化に沿いつつも、自分の経験を活かしてガンガンコミットしていきます。
今後の開発ではプロジェクトをうまく回していくことも大事になってきますが、採用面も重要になっていきますので、これまで手の行き届いていなかったあらゆる基盤の強化をしていきたいと思っています。
ですので、今のSynamonに「自分の力がコミットできるんじゃないか?」と思った方は、ぜひ下のリンクから応募お願いします!!!
きれいな宣伝ありがとうございます(笑)
ちなみに佐藤さんはどんな人と働きたいですか?
会社のビジョン、ミッション、バリューに共感していただける方、今のSynamonに足りないものを持っている方に入っていただけると嬉しいです。
僕個人としては、自分の芯があり、思いを実現していこうというエネルギー/熱量を持った方が好きで、そういう方々と一緒に働きたいと思っています!
組織的には、実行力、推進力といったパワーが必須となるフェーズなので、「やり抜く力」に満ちあふれている方は、ぜひお声がけください。