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最前線で見える景色 -メタバースの今-

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メタバース開発の最前線にいるSynamonメンバーが、日々感じていることを綴ります。事業のことから、組織のこと、最新デバイスや技術情報なんかもでてくるかも?!
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#VR

なぜ「エンタープライズ向けメタバース構築支援サービス」をはじめるのか?

こんにちは、Synamon COOの武井です! 先日、「エンタープライズ向けメタバース構築支援サービス」に関するプレスリリースを発表しました! 概要としては、「メタバースを活用したいが、空間構築やユーザー体験の設計等をどのように行えば良いか分からない」という企業に向けて、トップレベルの3DCGクリエイターによる高品質なメタバース体験の構築支援などを行うサービスとなっています。 本サービスをリリースした背景を端的にいうと、メタバースをただのブームで終わらせないために、世の

「なぜイマXRなのか?」を代表と話してみた

こんにちは、Synamon COOの武井です。 今日は、「なぜイマXRなのか?」というテーマで書いていきます。 VRやAR、MRを包含した言葉である「XR」は、AIやブロックチェーンと同じくこれから伸びてくる先端テクノロジーの1つとして注目を集めています。 しかし、「なぜイマXRが注目されているのか?」と改めて聞かれると、自信を持って答えられる方はまだまだ少ないのが現状ではないでしょうか。 そこで今回は「なぜイマXRなのか?」について、Synamon創業以来、XR業界

Oculus for Businessに登録されているVRサービス紹介

こんにちは、Synamon COOの武井です。 今日は、ビジネスVRの事例紹介を書いていきます! まず、簡単に本記事の経緯をお伝えすると、Facebook傘下のVRヘッドセットメーカーであるOculusが提供するIndependent Software Vendor(ISV)に、Synamonが認定されたことが最初のきっかけとなっています。 認定自体は半年くらい前の話なのですが、最近になって、他にどんな企業が登録されているのか、ふと気になって調べてみたところ、ISVの登

職能の壁と業界の壁を乗り越えて―Synamonが『越境』の先で掴んだ成功の秘訣

Synamonでは、「XRが当たり前の世界をつくる」をミッションに、顧客のニーズを正確に把握し、そのニーズを満たしたうえでこの世の中に新しい価値を生み出すXRプロダクトを生み出しています。そして、これらの価値創出を成し遂げる秘訣として語るに外せないのがプロジェクトを推進するチームの動き方。 今、Synamonは「顧客を感動させるプロダクトを提供する」という目的の元、エンジニア、デザイナー、BizDevの異なる職能のメンバーが1つのチームとなってプロジェクトを進めています。 X

メタバースのビジネスモデル考察

こんにちは、Synamon COOの武井です。 さて、今日は最近メディアで話題の「メタバース」についてのお話です。 7月末にFacebookが「メタバース企業になる」と宣言をして以来、ここ数ヶ月で「メタバース」という言葉を目にする機会が急に増えました。 ビジネスモデルオタクを自負している僕としては、メタバース上でどんなビジネスモデルが成り立つのか興味がありまして、自分なりの分析と考察をまとめておこうと思います。 「メタバースとは何か?」というテーマは色んなメディアが記

武井、BizDevやめるってよ。新章 COO編始まる!

どうも、こんにちは。 XRスタートアップのSynamonでコーポレート部門を統括している武井です。コーポレート部門を統括している武井です。 大事なことなのでつい2回言ってしまいました。 タイトルにもある通り、8月1日からBizDev担当のVPから、COOとして採用や人事・バックオフィス全般を含むコーポレート部門の統括に役割が変わりました! ※肩書は「執行役員 VP of Business Development」から「執行役員 COO」に変更となります。 3年前の入社

Varjo XR-3を体験したら生まれたてのおじさんになった

Varjo XR-3はいいぞこんにちは! 株式会社Synamonにて、エンジニアリングマネージャーをしている佐藤(@unsoluble_sugar)です。 先日、弊社が「Varjo Software Partner Program」に参画した旨のプレスリリースを出させていただきました。 Varjoとは、フィンランドの高性能VR/XRハードウェア企業「Varjo Technologies Oy」が開発した複合現実ヘッドセットです。その最新デバイスが、今回ご紹介する「Varj