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スプラトゥーン3における抑えの考え方

前書き


皆さんこんにちは!
今回は私がスプラトゥーンをプレイする上で意識している抑えの形について語りたいと思います。この話は私が普段使用しているシューター種に限らず、ほぼ全てのブキで発展が可能な話だと考えています。

この記事の内容はまだスプラトゥーンの知識が固まっていない方には、特にオススメしたいです。
そのような人によくありがちな事として、上位勢などの立ち回りの解説動画を見て真似をしようとすることがあると思います。ですが基本的に上手くいかない事がほとんどだと思います。何故かというと、AIMキャラコンなどの基礎能力も原因の一つとしてはありますがここで強調したいのは、立ち回り以前にスプラトゥーンの基礎・前提知識が足りていないからです。抑えの形というのも基礎・前提知識に該当します。

ある程度、自分の中で知識が固まっている人はこの記事の内容を感覚的に実行出来てる方も多いとは思いますが、この記事を読んで改めて抑えの形について認識して頂けたら嬉しいです。



スプラトゥーン3は抑えが重要!


スプラトゥーン3は前作のスプラトゥーン2に比べ、抑えが重要だと言われています。
この主な理由は、スプラ2ではアーマーやマルミサなど打開にかなり有効的なスペシャルが存在していましたが、3ではこれらがほぼ存在しないからです(マルミサは大幅ナーフ済&所持ブキが少ない上、癖が強い)
よって、今作は打開がかなり難しくなっているので、なるべくノックアウトで勝ちきるのが理想ですので抑えでの動きが勝利に直結してきます。


抑えの定義


スプラトゥーンのガチエリアにおける抑えというのは「打開から自チームがガチエリアを確保し、尚且つガチエリアより奥に前線を上げる事が可能な状況」だと考えています。
例外を挙げると、一旦相手にペナルティを付けることが目的のカウント打開は、ガチエリア確保時点で状況不利な事が多くガチエリアより奥に前線を上げる事が難しいのでその後、抑えにはいけません。そのような場合はそこからキルを入れて抑えに持っていく過程が必要です。


抑えの形とは


少し前置きが長くなりましたが、ここから本題に入ります。抑えの形というのはチーム全体での抑えの目標前線ラインです。抑え時の陣形の話のように聞こえますが、これは編成によっても変わってくるのでこの記事ではあまり触れません。
なんかあんまりピンとこない人もいると思うので早速例をあげて話していきます。

この画像に3本ラインを引いています。これが私が考えてるマサバでの抑えの目標前線ラインです。赤色のラインが理想の前線ラインになります。それを理想の抑えと呼んでいます。このラインに合わせて自分が動いたり、その周辺、後ろの塗り広げをします。
ですが、毎回抑えでこの位置までいけるとは限りませんよね。例えば正面高台でチャージャーが目を光らせていて、こちら側に特にスペシャルが無ければ、その位置まで前線を上げるのは難しいはずです。
このように理想の抑えの位置に行けなさそうな場合は、黄色、緑のラインまで妥協して前線を上げにいきます。これらを妥協の抑えと呼んでいます。
どこまで前線上げれるかはエリアを確保した辺りでお互いのチームの残り人数、立ち位置、保持スペシャルなどの状況を確認し考えます。これは自らの状況判断能力が大切になっていきます。



抑えでの役割


抑えでは前線上げ(塗り広げ)の他に塗り固めを行う必要があります。塗り広げと塗り固めの違いは、私も厳密には知らないですが、ここでは私独自の解釈で話を進めます。

まずこれらの共通の目的は

  • スペシャルを貯める

  • 相手のクリアリング箇所を増やす

塗り広げの目的は 

  • 戦う為の足場を作る

塗り固めの目的は

  • 残っている敵のクリアリング

  • 相手の打開でこちらが前線を下げる際に、欲しい足場、退路を確保する

これらが挙げられます。
抑えで前線を上げる人は前線を上げた後にその周辺の塗り広げ、それ以外の人がそれより後ろの塗り固めを行うイメージになります。
理想の抑えまでいけそうな盤面と仮定すると

青が前線を上げる人がする塗り広げ、ピンクが塗り固めをする範囲になります。抑え時の状況によって、どれくらい時間に余裕があるかは変わってくるので、全てを塗る必要はありません。相手が打開を仕掛けてきそうな時には、塗り広げ・塗り固めを止めて前を向きましょう。

 前線を上げる人と塗り固めをする人の基準ですが、理想の抑えまでいけると判断したなら、個人的には塗り固めは後回しで全員が前線上げるくらいの意識で良いと思います。勿論後衛でもです。寧ろ後衛は塗り広げは不向きですが、その長射程で相手に対して広範囲に圧をかける事が出来ます。復帰中の人は味方が前線上げてくれている分、最低限の塗り固めをして、裏抜けを見れたら理想ですね。
妥協の抑えでは前線を上げる量が少ないので、その分塗り固めをしても良いですね。それでスペシャルを貯めて相手の打開のカウンターで返したり出来たらなお良しです。
ここらの判断は個人のプレイスタイルに依存するので、一概には正解とは言えませんが、どっちをするか迷うくらいならさっさと前線上げた方が良いとは思います。



あとがき


 繰り返しますが、今作のエリアは打開がかなり難しいです。なるべくノックアウトで勝ちきるのが理想です。ですので、抑えでなんとなーくエリアの周りで相手が来るのを待ったりするのはめちゃくちゃ勿体ないです。 
この記事を読んでくれた人が、抑えの目標前線ラインを意識しながら抑えにチャレンジしてくれたら嬉しいです。
また記事を書くモチベがあれば、各ステージの目標前線ラインや、実際の状況判断例をお見せできたら良いなと考えています。

それでは、この記事をご覧戴き、ありがとうございました!!

 

















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