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コーヒー豆と人生の価値の高め方

⚠️あまりにもくだらない内容に少しでも正当性を与えるため、この記事を読む際には必ずあなたの尊敬する人の声で脳内再生するよう、お願い致します



いま、大変不安です。バコバコと叩きつけるような高速フリックで打ち込まれる文字群はまさしく不安の具現、スマホ画面は半ば打楽器の様相を呈し、神速で液晶を愛撫する親指はさながらウサイン・ボルト、ペン回し世界記録保持者、ウサイン・ボルト、神速で親指を愛撫する液晶はさながらウサイン・ボルト、親指で愛撫を液晶する神速はウサイン・ボルト……

いや冗談抜きで不安です、というかもはや心配です。刀を持たずに旅に出た桃太郎を見送るお婆さんくらい心配、この先やっていけるんだろうかとか、将来に目を向けるより先に目の前の自分がピンチ。放たれたばかりのコマのように思考がぐるぐると猛回転して止まりません。光速を超えた。これが相対性理論、資本主義が唸りを上げ、こちらへ向かってきま……ウワー!!!ぶつかる〜!!!!!




イヱスマン並にうるさいイントロで大変申し訳ありません。
短期間に色々なことが重なって正   常、な、シ考  回、路を失っ  てし 枚 まsitaaãææ    ソーシャルディスタンス

まずすこぶる体調が悪い。そして課題が終わらない。試験が迫っている、推しがヤバ曲を投稿した、課題が終わらない、落第を言い渡された、課題が終わらない、こんな記事を書いている場合ではない、課題が終わらない…

家庭科のレポートを提出したらその場で落第を言い渡されました(驚愕のウサイン・ボルト)

もちろん歳の近い先生の冗談ではあるのですが、成績優秀品行方正固有名詞である自分にこんなジョークを飛ばせる彼の気が知れません。私は




私は

謹厳実直をデフォルメして絵に描いたような完璧人間であり



とにかく

清廉潔白規行矩歩昼休行方不明




なので



副教科である



家庭科担当のお前に



そんなことを言われる



筋合いは




rrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr

前言撤回



本当にありがとうございます、当方感謝しか御座いません靴舐めさせてください靴下舐めさせてくださいついでに足指舐めさせてくだレロレロレロレロ!!!!!


正直受け取って貰えたのが奇跡としか思えないようなレポートでした。驚きを隠せません。まさか受け取って貰えるとは思っておらず、受理された際に2000dBの大声で辺り一帯を威嚇してしまったことを反省しております。

ただ冗談でも落第は許せない、以下レポート全文を記載した上でアダム・スミスの助けを借りた極めて一方的な抗議を試みることとします。


⚠️ここまで読み進めることが出来たのなら問題は無いと存じますが、半分寝ている人間の書いた冗長な文章に耐性のある方のみお通りください

⚠️というか自分で書いた記憶がありません。きっと知らない誰かが適当書いたんだと思います。それか無意識に生み出されたものか。私のことは意識に手足が生えてきた妖怪とでも思って頂きたい。

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家庭科夏休み課題レポート
~迎賓館侵略記~


作戦決行日:8月6日(金)
共謀者:友人(以降高木(仮名)とおく)




概要

迎賓館赤坂離宮は、もとは東宮御所として明治42年に建設された日本唯一のネオ・バロック様式による宮殿建築物であり、最近ではオリンピックの大会組織委員を招いた会合も行われた。片山東熊の指揮のもと設計がなされ、明治期の日本を代表する建物との呼び声も高い。現在は国に移管されており、世界各国からの賓客をもてなす場として使用されている。本館は絢爛たる装飾品で溢れ、和風別館「游心亭」は細部まで意匠の凝らされたこだわりの”和モダン”を特徴とする…

そんな迎賓館を侵略する方針を我々が固めたのは8月3日。共謀者・高木が18歳の誕生日を迎えた矢先の出来事であった。



作戦記録

最寄り駅の四ツ谷駅を出てしばらく進むと、国宝にも指定される印象的な鉄門に迎えられる(出口専用であり入口は別)。敷地内外に多くの警備員が配置され、セキュリティは強固。手荷物検査なども徹底されており、容易に爆発物を持ち込ませてはくれないようだ。館内には警備員とは別に有志のガイドがおり、見学者へ献身的な案内を提供する。

チケットの購入を済ませ、時計を確認すると時刻は11時ちょうど。事前に申し込んでいた和風別館の見学ツアーまで1時間半もある。賢い宇宙人である我々は主庭から順に見学することを決定した。

1. 主庭

本館の南側に位置する主庭。中でも目を引くのはやはり、中央に鎮座する噴水であろう。創建当時から変わらず残っているとのことで、国宝に指定されているようである。中段の水盤にはシャチの彫刻があしらわれ、縁石の四方はギリシャ神話に登場する伝説の生物、「グリフォン」が守る。これらを舐める様に見回すことで我々は主庭の侵略を完了とした。


2. 本館

実際に足を踏み入れて発覚したことだが、この迎賓館、大変広い。それはもう大変なサイズ感で、順路がなければ侵略どころか迷子になってもおかしくはないレベルである。館内でのスマートフォン使用は防犯などの観点から禁止されているため、ここからは遠い星に存在する地球侵略本部に指示を仰ぐこともできない。我々は一層気を引き締めて入館した。

入ってまず驚いたのが壁の塗装である。寸分の狂いも見られない完璧な技術力に基づいた造形美。これには地球人の文化成熟度の高さを認めざるを得ない。ふと隣の高木に目を移すと、感激のあまりか大粒の涙を零していた。そう迎賓館は、迎賓館は人を号泣させるだけの高い攻撃力を持つのだ。すでに致命傷を食らい残りHP僅かの彼を連れ、私はさらに歩みを進めた。

順路に沿って進んでゆくと、「朝日の間」なる豪勢な部屋が姿を現す。ガイドの方の説明によると、ここは建物内で最も格式が高いようだ。
なるほど。
思いっきり暴れてやることにした。

まず手始めに天井に描かれた絵を食い入るように見つめる。穴が開くほど見つめる。「朝日の間」という名称の由来となったと言われる馬車に乗った女神を全力で見つめると、あ、穴が開いた。

次の標的は総重量1トンを超えるシャンデリアだ。狙いを澄まし、一撃で撃ち落とす。と、シャンデリアの真下にいた高木が悲鳴を上げた。ぺしゃんこになった高木を介抱しながら、ガイドのお爺さんの話に耳を傾ける。齢80オーバーといったところだろうか。金色に煌めく入れ歯が気になり話に集中できない。

お爺さんの話によると、部屋の東西方向に描かれた獅子は陸軍を、南北のボートは海軍を表しているという。パンフレットにも載っていない貴重な情報、ありがとうございます。
その間高木は呻きながら、話を聞いていた。

金歯のお爺さんはさらに、これらの絵画は明治日本の二大政策の顕現であるなどと話し始める。いやいやなに言ってんすか、冗談きついっすよ(笑)

減らず口を叩こうとした自分を、高木が制止、「この迎賓館が建設されたのは1909年…」

お爺さんが優しくうなずく。解った。自分にもようやく、解った。二大政策とはすなわち、「富国強兵」「殖産興業」のことだ。先の不平等条約に対する国家としての意思表明。2頭のライオン、2艘の小舟はこれらをありありと示している。そういうことですよね?

お爺さんが強く頷く。止まらない。いつまでも頷き続けている。こわい。激しさを増してゆくお爺さんに恐怖を覚え、その場を後にしようとした時、お爺さんの首が取れた。走った。

涙で辺り一帯に洪水を引き起こしながら辿り着いた先は、「彩鸞の間」だった。顔面に張り付いた恐怖はそのままに、高木が性懲りもなくガイドのお婆さんに話しかける。やめろって。幸いにもこのお婆さんは首が取れたりしないタイプのお婆さんだったらしく、優しくいろいろなことを教えてくれた。「彩鸞の間」は賓客が最初に通される控室のようなものであること、建物の中心に位置するためこの部屋から各国首脳の到着を一望できること。金色に輝く鳥のレリーフは「平和」を願ってのものであること。
ただ恐ろしいことにこのお婆さん、我々のことを2匹のチワワか何かだと終始勘違いしているようであった。3分に一度、お手を要求してくる。従わないと容赦無く殺される。私は一度、高木は二度殺された。説明が終わるとお婆さんは俯いたきり何も言わなくなったため、我々は挨拶もそこそこに次の部屋へ向かう。

「花鳥の間」。晩餐会が催されるという、非常に広い部屋だ。大理石の机の上には、会食で実際に使用される食器が展示されている。柄はりんご、なし、みかんの3つがあり、そのうちの2つを盗むことに成功した。

壁に掛けられていたのは四季の草花の中で戯れる鳥を表現した計30枚の七宝焼き。シンプルながら濃淡のメリハリが素晴らしく、素人目に見てもほれぼれするような出来であった。警備の目が届かない場所へ持ち出し、急いで叩き割る。
ふと、天井を見上げると情緒に富んだ洋画が満面の笑みでこちらを見つめていた。慌てて鬼の形相で見つめ返し、例によって穴を開ける。狩りで仕留めた鹿や猪などのジビエも描かれ、和と洋、花鳥に対する感性の違いが感じられた…などと浸る余裕はなく、なにせ物を破壊しまくっているため逃げるようにその場を後に。

最後に見学したのは「羽衣の間」。長い旅の終わりを飾るに相応しい、麗らかな部屋である。奥に設置されているのはかつてベートーヴェンも愛用したと言われるエラール製の90鍵ピアノ。オーケストラボックスも備え、今にも音楽が聴こえてきそうだ。話によると、舞踏会や演奏会が行われることもあるという。踊り狂う地球人の姿を思い浮かべながら、どこか満たされたような心持ちで広い館に別れを告げた。


3.和風別館

12時20分。10分前行動が基本の善良な宇宙人である我々は早くも集合場所のテントで涼んでいた。本館に魅了された高木、様々な感想が口を衝く。美しい絵画や見たこともない装飾品、あとやたら急な階段。そのどれもが琴線に触れたらしく、彼は真夏の暑さを凌駕する熱量で迎賓館のすばらしさをまくし立てる。

と、数分後現れたのは今にも息を引き取りそうなお爺さん。まさに虫の息といったところで救急車を呼ぼうとも考えたが、どうやらこの老爺が和風別館の案内人らしい。マジかよ。
出かかった悪口を寸前で飲み込んで話を伺う。



「え37vu5うh#$cy!」


「khi8cつつc\&tj、cticlt!!!!!」




え?今なにかおっしゃいましたか?

歯が一本も残っていないお爺さんの言っていることは、全く聞こえない。仕方なくスマートフォンを取り出し翻訳機にかけると、お爺さんがヨルバ語で話しかけてきていたことが判明した。以下Google翻訳使用。

「本館の東端に増築する形で和風別館が建てられるという計画もあったようですが、昭和天皇のご反対により幻となったそうです。」

「贅沢の限りを尽くしたこの建物、皇室内でも国庫からの支出を懸念する声が上がっていたらしく…」

居眠りをしている間にヨルバ語でのプレゼンは終了、別館・游心亭侵略が幕を開けた。

まずはエリザベス女王が訪問した際に植樹していったという一本の木。病魔に蝕まれ枝も幹もボロボロの状態ではあったが、生命力の限りを尽くして生きながらえていた。と、何を思ったか、高木が突然火を放つ。辺り一帯は業火に包まれ、瞬く間に焼け野原と化した。侵略完了。

続いて見えるは谷口吉郎氏の設計によって完成したテニスコートほどの大きさの小さな池。鮮やかな色をした鯉が泳ぎ回り、生まれたばかりの稚魚が岩陰で息を潜めている。游心亭の屋根のへりに投影された水面の揺らぎがなんとも心憎い。ためしに高木を池に突き落とすと衝撃波で魚が死滅した。侵略完了。

游心亭の入り口には7つの鉢、館内に飾る盆栽が設置されている。靴を脱ぎ、中に入ると、京都産出の貴重な土を用いた非常に美しい壁が姿を現した。塗り替える際には一度塗装を落として再利用するほどの貴重な土。早速高木が背負っていたかばんをぶつけ、怒られる。壁には竹を用いた窓のような細工が施されていて、六角形がどうであるだとか、天井にも六角形を意識した何かがどうであるだとか、まあこの辺はどう考えても重要な情報ではないので割愛する。高木がこれに関して本当にしょうもない質問をしたが、しょうもなすぎて無視されていた。これが余程堪えたか、高木は悲鳴を上げ死んだ。死に際に


「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………!!!!!」

と言い残して、死んだ。




高架下か、お前は。



もう一度言う



高架下か、お前は。



会食を行う部屋、簡単な和風料理で賓客をもてなす部屋などを見学し、簡素な庭へ出る。谷口氏の設計には存在しなかったという大きな岩が2つか3つ、熱心に解説してくださるお爺さんを横目に、自分の気分は沈んでいく一方だった。華がない。直前に本館の絢爛たる装飾品を見せられた人間がワビサビの世界にいきなり放り出されて、どうして楽しめようか。というかワビサビのワビサってなんだ。全くもって理解が追い付かない。分からない。分からないといえばりんごちゃん、性別がはっきりと分からないまま干されてしまった。元気にしているだろうか。そんなことを考えているうちに見学は終了、なかば追い出されるようにして游心亭を後にした。高木は近所の畑に埋葬した。

感想

建設当時の時代背景などはもちろん、今回の侵略作戦によって我々は大きな学びを得た。それは館内でボランティアを務める方々の姿勢から。迎賓館の成り立ちや存在意義を若い世代へと継承していくという仕事は決して日の当たる活動とは言えないものの、それぞれの役割に生き甲斐を見出す様子が見受けられた。高校生活も佳境を迎え、将来のことを考える時期に彼らの姿をこの目で見ることができたのは大きな収穫だと思う。これを機に自分の目標を明確にし、それに向かって進む努力を続けていきたい。高木もきっと、見守っていてくれる。

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はい。当然ですね。

正直弁解の余地もない。ツーアウト、いやスリーアウトか。あまりの内容のしょうもなさに思わず目を覆ってしまった。こんな取っ散らかった文章書ける奴の顔が見てみたいよ、朕は。
あ〜あ。しょうもない。

ふと目を開け、画面に反射したそいつの顔を見た瞬間、得体の知れない怒りと恐怖、そして情けなさが込み上げてきてとても凹みました。多分10cmは凹んだと思う。

あと時間が勿体ないので突っ込まないでおこうと思ったけどこれだけ言わせろ なんで宇宙人気取りなの???

ただ、




こんなレポートにも、禁止カードによる一発逆転のチャンスが残されている。


ようやく本題に入ったので繰り返します。


こんなレポートにも、禁止カードによる一発逆転のチャンスが残されているというんです それは




投下労働価値説



へ???



投下労働価値説がピンと来ない人のためにめちゃくちゃざっくり説明すると

物事の価値はそれを生産するために費やされた労働時間に比例する

というものだ。(18世紀頃にアダム・スミスらによって提唱されたらしいヨ♡)

例えばレポート課題を出されたとして、1時間かけて仕上げたレポートよりも、3時間かけて生成されたレポートの方が高い価値を持つ、という理論。その内容に関わらず、完成に要した時間が価値差に大きな開きを生む。クラスの真面目ちゃん達が最短時間でこなしたまるで無駄のない澄み渡ったキラキラと輝くレポートを、みんはやをしながら何日もかけてダラダラと進められた汗臭い低品質レポートが凌駕してしまった。

ここに情はない。
あるのはただ、よく分からない理論と、手汗でへにょへにょになった侵略記のみ。
弁論の限りを尽くしても適わなかったはずのキラキラレポートを超越してしまった、しょうもない侵略記のみ。

同様に。


投下労働価値説を用いれば


生産性の無い、マジでしょうもない生活を


変える


ことが


できる


らしい。そう



そう



時間さえかければ良いのだ簡単な話。


普段、数秒でこなせること、

恐ろしく時間を、かけてみよう。





あなたが普段30分かけて入浴し、

30分で食事を済ませるのなら、

1年かけて風呂に入り、1年かけてメシを作り、そのメシを1年かけて完食し、睡眠はあえて1時間、万引きと痴漢はバレないように一瞬で、起き抜けにコーヒーを1年かけて淹れ、その前にコーヒー豆は1年かけて栽培する所から出発、1年かけて…


い〜〜ち〜〜ね〜〜ん〜〜か〜〜け〜〜て〜〜ゆっっく〜〜り〜〜と〜〜喋れば言葉の価値も自ずと高まってくるはずです

正しい。めちゃくちゃ正しい。完璧な理論だ、すきだ、全くもって破綻が無い、これはもう投下労働価値説の申し子、あまりにも正論なので今すぐ下の名前をタダシちゃんとかに改名させて欲しい


アメリカ人風に言えば”#Kawaii”

クールだ、スタイリッシュだ、完璧な理論、かわいい、全くもって破綻が無い、えっちだ、おっぱいが揉、あまりにもかわいすぎるので今すぐ下の名前をプリティプリンちゃんとかに改名させて欲しい


などをそれぞれ最低1年かけるよう心掛けてください。なるべく多くの時間をかけるのです。星ひとつ生まれ、超新星爆発を起こすくらいまで時間をかけるのです。そうすれば


あなたが寿命を全うする頃には二度目のビッグバンが起こることでしょう。

と、


あなたの尊敬する人が言っています。

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