見出し画像

乳の殴れは凶暴名シーンハイハイ!


⚠️例によって実在する創作物、人物、その他団体とは全く関係がありません

⚠️当記事は現代日本人のエゴの集約であり、執筆者本人の思想は一切含まれていないことにご留意頂けますと幸いです…



ということで。

秋って良いですよね、ご飯美味しいし夕焼けがきれいで犬はかわいい。移動性高気圧の影響でそれなりに過ごしやすい天候が続きますし、紅葉を楽しむこともできるでしょう。最高だね秋はい、いやうん、

こんなタイトル付けておいて何故このような当たり障りのない書き出しなのか、おっぱい狂いの皆さんはさぞかし不思議に思われたことでしょう…

「この人は、本当におっぱいの話をしてくれるのか…?」

という不安と焦燥に駆られ思わず乳房を丸出しにした方もいらっしゃるかもしれません、いやちょっと待って、焦ったのは私の方です

こちらをご覧下さい

正気か?ソーセージ

まぁなんにせよおっぱいの話はこれから嫌という程するので安心してください、気を揉む前に胸を揉め。

ところでさっき無難な入りになってしまったのは、電車で隣の席に乗り込んで来た小学生が私のスマートフォンの画面を満面の笑みを湛えたまま凝視してくるからに他なりません。やめて、こわい。あの、やめてください嬉しそうにしないで。そうこうしている間にも小学生の不気味な笑みは増幅し、画面の明るさが固有名詞の陰鬱に拍車をかけます。こわいからぶん殴った。


1. おっぱいなに

What is oppai???

超意訳:どっちがおっぱいなんだぁあああああああああああああ!?


今年4月にエスワティニからやってきた留学生・アンブローズくんの、生まれて初めて喋った日本語がこれでした。将来の夢はタイヤのホイールになること。彼は母国の公用語であるスワジ語を話すのが大変苦手らしく、積極的に日本語を用いようとします。さっきはよく使うトイレの場所を嬉々として教えてくれました、ありがとう。

それはさておき、問題とされるべきは

What is oppai?

という問いかけ。
「”おっぱい”という単語は何を意味しているのですか?」という質問でまず間違いなかったと思うのですが、拡大解釈を生き甲斐にしている私はこれを「どちらがおっぱいなんですか?」と捉えました、いや、「どっちがおっぱいなんだぁあああああああああああああ」と捉えました。
もちろん答えは

「左そ…!」

アンブローズは「よく分からないよ」とでも言いたげに首をすくめ、手をヒラヒラと振り、ついでに下半身を露出、刑務所までは私が同伴することに。

このド派手なパフォーマンスを日本の伝統文化とでも思い込んでいたのか、アンブローズは反省の色を見せません。パトカーの中での彼は雄弁そのもの。沈黙は金だぞ、しかし伝わらない、一度突っ走ったアンブローズは泳ぎ出すと止まれないマグロのようなものでしょうか、とにかく喋るのをやめようとしないので刺身にして頂きました。うまい。

お(なかい)っぱいになったところで先程の質問に対する模範解答を考察することにします。


2.おっぱいの倒し方

What is oppai???

この質問を投げられたとき、まず重要なのは

!」と考えも無しに叫ぶことではなく

う〜んと考え込んでしまう思慮深さでもなく、

大切なのは

迅速かつ丁寧に質問内容を反芻する

ことです。

あっ外国の方だ、なんて言ったんだろう…ん???おっぱ、え?いまこの人おっぱいって言ったよね???マジ???初対面なのに??????


これを0.5秒の間に行う必要があります。一瞬の戸惑いも許されません。なにせおっぱいのすばやさ種族値は160、これはあのテッカニンと同等の恐ろしい数字。

ええと、この場合のwhatは疑問詞として使われていて、つまりはおっぱいの何たるかを自分に訪ねてきているのか…いや違う、ここでのおっぱいはいち概念としてのおっぱいであってなにか物質的なものを指している訳ではないんだ…

ここまで3秒に抑えられればまずまずでしょう。逆に5秒を超えるとアウトです。その2秒間で背後を取られ首を絞められます。ご愁傷さまです。テッカニンに、首を絞められます。

待てよ…そもそもおっぱいってなんだ???人間のエゴが具現化したもの???なんのためについてるの?えなに石鹸を水に溶かして2日間放置すると自然発生する???寝言は寝て言えよ


この辺りで飽きてしまったのか、それとも内容が少し高度すぎたのか、さっきの小学生は画面から目を逸らしたきりこちらに戻ってくることはありませんでした、かわいらしい男の子でした。

おっぱい…記号的役割は…?
感情の提示か?
”おっぱい”を使ってこちらに伝えたいメッセージとは???
わからない…わからない…
おっぱいがわからない…

みんなの命賭けたのに
最後の最後で知らない問題
ららら〜るる〜(適当)
右手の方には緑の立方体
左の方には火を噴く生命体
ああああああ!
どっちがおっぱいなんだ!?
僕には!わからない!

はい。分からなくて結構です。
気を取り直しておっぱいに遭遇してしまった時の対策法を記しておきます。実践するかは自己責任で。


0.基本データ

おっぱい

分類:見た目で決めつけるなポケモン
タイプ:虫
高さ:100m(理想)
重さ:1000kg
特性:プレッシャー

これまでに確認された個体:
水おっぱい、毒おっぱい、棘おっぱいetc…

砲丸と同等の質量を持ち、毒ガスを撒き散らすことから非常に殺傷力の高い兵器として悪名高いおっぱい。独自の進化路線を辿り、生存競争の過程で1000本の毒針を手に入れた個体と遭遇した日には生きて帰れないと覚悟した方がいいでしょう。一応、個体ごとの倒し方を伝授。


1.水おっぱい

最もオーソドックスなタイプ。液状化することでこちらの攻撃を回避しつつ、隙を見せれば溺死を狙ってきます。有効な対策は呼吸を止めること。またはエラ呼吸の取得です。おっぱいに溺死したい、本懐だ、という方は抵抗なさらずその場でお待ちください。

2.毒おっぱい

こちらも比較的個体数が多いと考えられているおっぱいです。毛皮目当ての乱獲により一時絶滅の危機に瀕したものの現在は再びその数を増やし、人家に立ち入っては人や家畜を襲う危険度の高いおっぱい。出会った時はこちらも毒ガスを放ち対抗しましょう。

3.棘おっぱい

遭遇したが最後、生きて帰るのは諦めてください。遺体の損傷を最小限に抑える立ち回りを2つご紹介します。

1つ目は徹底抗戦の意志をきちんと示すこと。
知能が高くチンパンジー並の思考力を持つとされる棘おっぱいは、殺戮の効率を少しでも上げるためにまず戦う意思のない者を狙います。倒しやすい者を標的にするのは野生の本能でしょうか、とにかく「反撃してくる厄介な奴」と印象づけるだけで標的としての優先度がぐっと下がります。とにかく抵抗すること。あなたは武井壮です。

2つ目。こちらは意外に思われるかもしれませんが、自らの乳房を丸出しにすること、これで意外と時間が稼げます。群れで狩りを行う習性を持つ彼らは高度の連携技術で瞬く間に情報の共有を済ませますが、その情報を錯綜させることで攻撃の遅延が期待できます。
「ひょっとしたら自分たちの仲間ではないだろうか、だっておっぱい露出してるもん」。この認識が、敵の攻撃を鈍らせます。その間に身辺整理でもしておきましょう。あなたはおっぱいを丸出しにする武井壮です。

4.デカいおっぱい

その対策法については有識者の中でも意見が割れますが、目を逸らすと童貞扱いされることから基本的には睨み返すことが重要とされています。しかし触ってはなりません。念の為繰り返します。さわっては、なりません。


3.おっぱいの存在意義を問う


あの、正直おっぱいって必要ですか?
まって、その包丁をしまって、まずは私の話を聞いてください。

だってどう考えても重たいですよね。
動くとき邪魔じゃないんですか、え?動きにくそうなのが唆る?知らね〜〜〜〜(メゾソプラノ)

2つ付いてる意味も分からない。
1つで十分じゃない?
いやそのうち「数で圧倒する」とか言って3つ4つ実らせる人間が出てきますよ、はあ。

というわけで、試しに同じクラスの男子全員を対象におっぱいの是非を問うアンケートを取ってみました。

設問1.おっぱいは必要か
設問2.おっぱいは好きか
設問3.おっぱいの理想の個数
設問4.あなたにとっておっぱいとは何か
設問5.自由記述


設問1.おっぱいは必要か

「必要」

「必要」

「必要」

「必要」

…「必要」


20人全員が「必要」と回答しました。
ここからは「おっぱいは必要不可欠な何かである」という前提条件のもと話を進めます。


設問2.おっぱいは好きか

「好き」

「好き」

「好き」

「嫌い」

「好き」

「大好き」

「結婚したい」

「縄跳び」

「おっぱいで縄跳びしたい」

「ァン」


19人が肯定的な回答、この日から「嫌い」と答えた友人が学校へ来なくなりました。


設問3.おっぱいの理想の個数(一対=2個)

「2個」

「2個」

「4個」

「2個」

「いくつあっても足りない」

「3個」

「めちゃくちゃデカい犬」

「1個」


奇数答えた奴を小一時間問い詰めたい。
最多得票は「2個」、次点で「いくつあっても足りない」でした。


設問4.あなたにとっておっぱいとは何か

「夢」

「人生」

「酸素」

「冷蔵庫」

「カレーライス」

「サイズが全て」

「それは違う」

「分かってない」

「硬度か」

「否」

「形だ」

👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻 👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻 👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻 👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻 👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻 👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻(人種差別排斥運動の手)


最も多かったのは「人生」。
おっぱいとは、人生である。


5.自由記述


4.仮説


埒が明かないのでここでひとつ、仮説を立ててみた。



「おっぱいとは、デ〇ズニーランドである」



おっぱいは、美しい。
ディ〇ニーランドも、美しい。


内包するエネルギー量。
〇ィズニーランドのキャストは、活力に満ち溢れている。
おっぱいも、元気いっぱい。


夢が、詰まっていること。
ディズ〇ーランドは、夢の国だ。
おっぱいもまた、夢の果実だ。


誰もが楽しめること。
幼少から老年まで、幅広い年齢層をターゲットにするディズ〇ニー。
赤ん坊から老爺まで、皆が吸い付きたがるおっぱい。目的の違いこそあれど。


楽しみ方の多様性に富んでいること。
食べてよし、遊んでよしのディ〇ニーランド。
揉んrrrrrrrrrrrrr(


アトラクションの数が多いこと。
パレードの開催により、移動中も楽しめること。

それは、〇 ィズ ニーラ  ンド、の  特徴、で    す。


5.検証


仮説を立てて満足するだけなら猿でもできる。犬でもできる。いや犬には難しいかな、少なくともチワワには無理だ。アイツらは正真正銘のアホ、エサを頬張ることしか考えていないし、たぶんサボテン程度の知能しか蓄えがない。柴犬やゴールデンレトリバーなら育て方次第で可能性が見えてくるはず…

話が逸れてしまった。
自身の経験と感覚に基づいた「仮説」を、質量を伴った「事実」にするためには「検証」が欠かせない。
いつまでも独りよがりで論理性の欠片も無い御託ばかり並べているようでは、読まされている方も退屈であろう。ということで

「おっぱいはデ〇ズニーランドである」

これを証明したいと思う。


ここでまず軸になってくるのが、リラクゼーションツールとしての認識であろう。

ディズ〇ーランドを訪れた人々は「ゲスト」という一般化された存在として各アトラクションを楽しむ。名前や肩書きに支配された現代人、彼らが唯一その束縛から解き放たれ羽を伸ばせる場所こそが〇ィズニーランドなのだ。なにかと薄まりたがる日本人はこのような性質に目がない。本当に目がない。前がほとんど見えない。「匿名性」の3文字を目の前に、我々の視力は0.001以下まで急落する。これを盲目と言わずしてなんと言おうか。失いかけの視力を頼りに人々はデ〇ズニーランドへたどり着き、〇ニーちゃんのおっぱいを貪る。罪悪。雑味を含んだ希望に縋り、おっぱいに吸い付く。神は死んだ。ここに理性は存在しない。おっぱいと〇ィズニーに取り憑かれたが最後、一気に大脳辺縁系が優位となり感情の祭典が幕を開ける。パーク内でショーが行われている時、我々の脳内でもまたパレードが開催されているのだ。ディズニーは人を盲目に。おっぱいも、人を、盲目に。

世界観を構成する一要素としてある種の匿名性を身に纏い、ぐったりと飽和していく。敬虔な没入。ディ〇ニーはこれを売り文句に姑息な商売を展開し世界中の幼女を虜にしてきた。魅入られた女の子の口は半開き、涎を垂らし明後日の方を向いた白目がなんともチャーミング、いやチャーミング…

おっと危ない、真面目な話を3行ほど続けてしまった。ここで思い出してほしい。筆を進めている私自身、そして今5000字を超える駄文を根気よく読み進めているあなたとの共通認識。タイトルは。この記事の、タイトルは。




お、おっぱいで前が見えないよ〜rrrrrrrerオォン!!!(視力56.8)


6.分からない


結局何だったんですか?おっぱいって。

虚像ですか?

人間が思い描いた、虚像だったんですか???


ねえ。

おっぱいですか?


ねえ。

これって本当におっぱいなの?


ねえ。

わからない…わからない…
おっぱいがわからない…



7.おわりに

あの、デ〇ズニーファンの方もおっぱいファンの方も、本当にすみませんでした(猛省)。このnoteは私がおっぱいを食べたいだとか、おっぱいを飲みたいだとか、決してそういった邪な気持ちから発生した訳では決ッッッしてあります。ここまで駄文にお付き合い頂いたこと、大変有難く思うと同時に恐縮です。最後に、誠に恐縮ではありますが、1曲お付き合い頂きけると幸いです。それでは聴いてください。『どっちがおっぱいなんだぁあああああああああああああ!?』

おっぱいですか?
これって本当におっぱいなの?
わからない…わからない…
おっぱいがわからない…
みんなの命賭けたのに
最後の最後で知らない問題
ららら〜るる〜(適当)
右手の方には緑の立方体
左の方には火を噴く生命体
ああああああ!
どっちがおっぱいなんだ!?!?
僕には!わからない!

8.出典

いつだって全力マシン

音姫

阿部寛

子守歌

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?