葛西臨海公園に殺される
カスnoteの年越し(←???)をしていなかった気がするので、します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
12月末。
固有名詞さんは何故か"夢の国"ディ〇ニーランド
ではなくその目と鼻の先にある冴えない公園、葛西臨海公園にモノ凄い薄着でお邪魔し、案の定寒さでガタガタブルブルと震えていました。
どうしてこんなことになったのでしょう。
1.殺害予告
それは
・広大な土地でかくれんぼがしたい友人
・年内に東京の外に出たい固有名詞
両者の思惑が一致した場所がそう、葛西臨海公園だったからにほかなりません。
葛西臨海公園の公式サイトを覗いてみましょう。
いいですね。趣があります。
勉強にもなりそうです。
水族館で学んだことをそれぞれまとめてレポートとして発表し合うのも楽しそう、そう思ったので提案してみました。
友人の1人である高木はレポートとか研究の発表といったものに目がなく、本当に目がなく、視力を失ったまま暴走しがちなのでだいぶ怖いが、とにかく提案すれば乗ってくるはずです
橋本はおっとりと優しい人間で、日程が合わず来れなかった別の友人にも水族館での体験をレポートという形で共有したいと考えるはずです
自分はというと取り敢えず千葉へ上陸し、葛西臨海公園をめちゃくちゃにしてやろうと考えているはずです
結果レポート案は却下されましたが、葛西臨海公園への遠征は決定しました。行くからには真面目に、誠実な学習態度を全面に押し出すのみです。楽しみですね。
2.殺害
なんてひどい…
朝7時の葛西には人が住んでいないのだろうか。
そう疑ってしまうような閑散とした公園に、我々は、落胆、泣き、怒り、遠くにうっすらと見えるディズ〇ーランド目掛けて石を投げました。
悔しかったからではありません、決して。
我々はこの公園に"学びに"来ている。この時の我々の精神構造は1人の学者と何ら変わらない、そんな高尚なものだったような、
気が、
します。
散策を済ませ、昼頃になると流石の葛西臨海公園も賑わいを見せ始めます。
今にも死にそうな老人が散歩を始め、"パークトレイン"なる謎の乗り物がけたたましい悲鳴を上げながら園内を周回し、近所のジャリボーイ達が何やら喚き散らしながら駆け回ります。
奴等は心に銃を所持しています。圧倒的な若さ。
劣勢です。
なにせ我々は3人しかいない上に乾涸びた人生を18年も送っているんだからお話にもなりません。大人しくその場で殺害されることになりました。
続いて向かうのは園のシンボルともいえる水族館。本日のメインディッシュです。
ここで大変な事に気が付きました。
水とか魚苦手すぎて心臓止まりそう。
シャノンさん好きだし水や魚の"概念"は大好きなんですけど実物がこわいみたいです。
幼い頃から江ノ島水族館にはよく遊びに行っていたのですが、当時からあの巨大水槽を見ると動悸が治まらず、誠に勝手ながら近くの係員さんに小便を引っ掛けることで落ち着きを取り戻していました。
そしてそれは今も変わらず、取り敢えず隣の水槽を猛スピードで泳いでいたマグロに小便を引っ掛け、誠に勝手ながらションベンマグロと命名し、膀胱で飼育することを決意して落ち着きを取り戻しました。
その後は結局何事もなく見学を終え、お土産を買うことに。
死ぬほどでかいサメを抱えレジへ。
しかし、ポケットを探しても財布が無い。
流石に焦りました。
でも大丈夫。
隣の水槽を泳いでいた高木に小便を引っ掛け、誠に勝手ながらションベンタカギと命名し、膀胱で飼育することを決意して落ち着きを取り戻しましょう。
財布は見つかりました。
3.死後
高木は魚の研究ができて満足げ。
橋本もそんな高木を見て満更でもない様子。
自分はと言うと、葛西の所在地が東京都であることを知り発狂していました。
あけましておめでとうございます
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?