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🇳🇦ナミビア① ウイントフック・スワコップムント滞在

ボツワナのカサネから国境を超えてナミビア側の国境付近の街カティマムリロへ移動し、そこからバスで首都ウイントフックへ向かった。

ナミビアとは

アフリカ大陸の下部に位置し、南は南アフリカ、東は主にボツワナ、西は大西洋に面している。
国土の大半は砂漠地帯で、ナミブ砂漠と呼ばれている。

1800年代末期〜1900年代初頭にはドイツに支配され、その後は1990年に独立するまで南アフリカに支配された。
ドイツ統治時代にはナミビア虐殺、南アフリカ統治時代はアパルトヘイト等、苦労した歴史がある。

上記経緯からドイツ風の建築物が多く、また日本車だらけだった他のアフリカ諸国と異なりドイツ車も目立つ。


アフリカ感ゼロの首都 ウイントフック

ウイントフックの街
道は広く、信号も整備されている。
渋滞とも無縁だ。
街中は洗練された建物が並ぶ
街並みもこれまでのアフリカ諸国と全く異なる

首都ウイントフックの街はとても穏やかで落ち着いていた。

ナミビアは面積が日本の2倍以上あるにも関わらず、人口はたったの250万人。
これまで見てきた人口爆発中の東アフリカ諸国の首都とは印象が相当異なる。

また街並みは洗練されていて美しく、アフリカよりもヨーロッパのイメージに近い。

写真はカティマムリロの店舗だが、日本と変わらないクオリティのスポーツ用品店も普通にある

これらの店舗が入っているモールには、なんとアフリカで初めてお目にかかるエレベーターもあった。
※エジプトのトンデモエレベーターを除く

ザンビアあたりから生活水準の高さを感じていたが、ナミビアはさらに上を行っている。
気分が上がると同時に、アフリカ縦断は実質終わってしまったのだと寂しさも感じる。

参考までにエジプトのトンデモエレベーター


物価

南部アフリカでよく見るHUNGRY LIONのセット。
これで69ナミビアドル(約560円)。
ナミビアでよく見る銘柄のビール。
15ナミビアドル程度(約120円)。

水1リットルが10ナミビアドル(約80円)、惣菜はご飯1人前(150〜200g)が18ナミビアドル(約150円)、フランクフルトが1本20ナミビアドル(約160円)程度だった。
全体的に物価は日本と大差ない。

ちなみに上記写真のハンバーガーセットはお隣のザンビアでは400円台だったので、物価はこちらの方が高いようだ。

また家具や衣類、スポーツ用品等売られているものも豊富で、物質的にはかなり豊かだと感じた。


砂漠の街 スワコップムント

スワコップムントはウイントフックから西に位置する、砂漠に囲まれ大西洋に面した街。
ナミビア第2の街だそうだが、規模は小さい。
個人的にはかなり好きな街。

街中はヨーロッパ風の建物が沢山あり、よりヨーロッパ感が増す
街の通りはおおよそこんな感じ

ウイントフックと比較して白人率がかなり上がり、ドイツ車もより頻繁に見るようになる。

白人は主に観光客だと思っていたが、話しかけると現地の出身だったりする。
ヨーロッパ系の移民が多い印象だ。

そしてここスワコップムントは寒い。
ウイントフックは日中は30℃程度になるため暑かったが、スワコップムントは晴れていても20℃に満たず、曇りだと長袖でも寒い。
避暑地として知られているそうだが、西に3〜4時間行っただけでこれ程気候が異なるのには驚いた。

海辺の椰子の木の通り
海辺から突き出た桟橋
桟橋から見るビーチ

街中を通り抜けて海辺へ出ると、雰囲気のある海辺の街になる。
ビーチでは地元の人たちが遊んでいるが波がかなり高く、どちらかと言えばサーファー向け。
サーフィンのレッスンも受けられる。

360°を砂丘に囲まれながらバギーで疾走できる
海辺の街なので砂丘と海が隣り合わせだ

街の周囲には砂丘が広がっており、サンドバギーなどの砂漠アクティビティが非常に楽しい。

DESERT EXPLORERS社のクワッドバギーは超おすすめ。
これだけでナミブ砂漠の絶景を満喫できる。
僕は90分プランで650ナミビアドル(約5,200円)だった。


渡航者への情報共有

ウイントフックからスワコップムントへ行くには乗合バンを利用しますが、乗り場は複数あります。

僕は上記から利用しました。
料金は200ナミビアドル(約1,600円)でした。

こちらは宿のスタッフに教えてもらった場所です。
こちらにもスワコップムントを経由してウォルビスベイまで行くバンがありましたが、人が集まっていなかったため先に紹介した場所へ移動しました。

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