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上野発の夜行列車


〜東北本線の駅名を覚える③〜

…をおりるのは雪の中の青森駅なはずだったので、東北本線の終点はてっきり「青森」かと思っていた。
が、、
気づくのが遅い。

かつて上野駅の下りホームの行き先看板に「青森方面」とフツーに出ているのを見て、
あぁ、このホームから乗れば青森まで行けるんだ〜!
と、行く予定も意味もなく感動したこともある…何十年前か。

しか〜し今、東北本線下り後半の停車駅を1つづつずーっと紙に書き写していたら、、
終点は盛岡駅だった。
岩手県じゃないか!
青森まで行ってないんだ…
覚える駅が思ってたより少なくて嬉しい!!(そこか)

気づくのが遅い。

今や日本列島には新幹線という、かつてデコイチ好きから「…速くてもそんなものには乗りたくない」と歌われた夢の超特急が全国に網羅されているのだ。そしてその代わりに、東北本線は岩手の盛岡止まりになって、その先の岩手県、青森県内の路線はそれぞれがなんと、
『いわて銀河鉄道』と『青い森鉄道』という第三セクターに替わっていた。その『青い森鉄道』の終着駅が青森。
気づくのが遅い。

長いよ、この2つの線。なんせ元東北本線の名残だから。名残などと言ってはいけない。頑張っている第三セクターなんだから。
名前が素敵じゃないか
いわて銀河鉄道…✨
青い森鉄道…🌲

思わず、駅名を覚えたくなったりして。まじで?
だって元々は東北本線なんだし、どうせなら最果てまで…
と、早くも次の目標を斜め向こうに眺めています。

…いつも前置きが長いけれど、
東北本線いよいよ宮城県から岩手県に入り、JRの終点「盛岡」をまずはとっとと目指します。


愛宕あたご品井沼しないぬま、鹿島台、松山町まつやままち小牛田こごた、田尻、瀬峰せみね梅ヶ沢うめがさわ新田にった石越いしこし
(アタゴオルの死なない沼、鹿島台松山町の小さな牛が田んぼで尻と背を見せたら、梅サワーを飲んだニッタさんが石を越えて岩手県に入る。いきなりワケわからないけど。)

油島ゆしま花泉はないずみ清水原しみずはら有壁ありかべ一ノ関いちのせき
(…岩手県の駅名って東西南北が殆んど付かなくて1つ1つが言葉としてスキっとしてとてもきれいだけど、印象が薄い。調べると新設の駅があまり無くて明治時代からの駅が殆んどのようで、昔から名前が変わっていないのですね。
油の島に花の泉がわいて清水が原っぱに流れてその向こうには壁があった!とかストーリー性を無理矢理持たすしかない。
そして一ノ関の大きなお家に住んでいた実在の友人の青春時代はNSPの「夕暮れ時は淋しそう」の世界そのままだったそうな、ごめんごめん。)

山ノ目やまのめ平泉ひらいずみ前沢まえさわ陸中折居りくちゅうおりい、水沢、金ケ崎かねがさき六原ろくはら北上きたかみ
(「三代の栄耀一睡にして…」
中3の修学旅行が東北だったわけはその頃国語で『奥の細道』を勉強していたからなんだと今頃思い出した。もっと真面目にやっとけばよかった。授業中に一睡して頭には何も入っていなかった。)

村崎野むらさきの花巻はなまき、花巻空港、石鳥谷いしどりや日詰ひづめ紫波中央しわちゅうおう古舘ふるだて矢幅やはば、岩手飯岡、仙北町せんぼくちょう、盛岡。
(この辺は何となくさだまさしっぽいぞ、村崎野、石鳥谷。花巻空港、紫波中央すら四字熟語っぽく見えてくるか…ここまで来るともう何でもどうでも何かに寄せたくなる。石鳥谷というタイトルで1曲作ってほしい、さださん!)

以上東北本線、黒磯から83駅。


上野発の夜行列車からおりた終点「盛岡駅」(岩手県)は晴れていたんでしょうかしら?
宇都宮線と合わせると、はるばる来たぜ116駅。
覚えたての今は記憶も1番新鮮だけれど、すでに東海道本線はもうあやしいです。時々おさらいしないと駄目。

ここからは銀河鉄道(〜青い森鉄道)に乗るんですよね。どうしても青森の終点までたどり着きたいから。

その次は、ASIAN KUNG-FU GENERATIONを聴きながら江ノ電に行きたいと思います。
…いつのことになるやら。
楽しみだなー。