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ペット写真を家族写真として撮りたい。

はじめて好きになった猫は、従姉妹の家の「はなぐろ」だったっけ。それ以来、ずっとサバシロが大好きです。

こんにちは、シャコダンのギリさんです。
三度の飯より猫が好き。もちろん、我が家の猫が一番です♡

動物が好きな人も、嫌いな人もいると思います。それはどちらも強制できるものではなくて、生まれてからの生活環境や関わった友人等の影響が大きいと思います。

僕は子供の頃からずっとパンダや恐竜が大好きでしたが、従姉妹の家のはなぐろちゃんは大好きでした。遊びに行くたびに遊んでくれて、たしか20歳くらいまで生きてて大往生でした。


我が家には今、景虎と海虎という二匹の猫がいます。

二匹とも里親募集しているところから引き取りました。
景虎は福島県の車のボンネットの中から見つかった赤ん坊。奇跡的に見つかった子だそうです。

海虎は群馬県の保健所に引き取られていた赤ん坊野良。こちらもご縁があって我が家にやってきました。

<写真>
景虎の3歳記念。
弊社スタジオで撮影。

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<写真>我が家に初めて来た日の景虎。
ち、ちいさい・・・かわいい・・・
でも、面影ありますね。

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<写真>去勢手術から戻った時の景虎。
エリザベスカラーが赤ずきんちゃんみたい。

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<写真>こちらは海虎。通称うみちゃん。
ツンデレというよりツンツンで、いまだになついてません泣
でも、とっても可愛い年頃の女の子。

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<写真>うみちゃんは人間嫌いですが、景虎兄ちゃんの事は大好きです。

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<写真>僕のことをこんな眼で見ます・・・汗

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<写真>中盤フィルムカメラで撮影。我が家とはいえ大変でした・・・

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さて、我が家の猫たちの話はいいとして、やっと本題です。

これは動物を飼っている人にしかわからない感情であり感覚だと思うんですが、自分が飼っている犬や猫のことを『うちの子』って呼びませんか?

それはまるで我が子のような呼び方であり、愛情表現でもあると思います。

だからこそ、残したい。残してあげたい。
我が子の七五三を祝うように。誕生日を喜び合うように。

<写真>こちらのねこちゃんは、いつもお仕事でもお世話になっているおたさく商事さんのおたまちゃん。今年でなんと18歳になるおばあちゃんです♡

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人生?って呼ぶのかどうか分かりませんが、「この子がいる」ということを人間と変わりなく手間隙をかけたい。力を注ぎたい。
そう思うんです。

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着物だって着てもいいじゃない。
個人差はあるけれど、意外といやがらないものです。こういうところも人間の子供と一緒なのかもしれませんね。

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<写真>お家に帰って自分を見るおたまちゃん。綺麗に撮れてるかしら??

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今年は昨年より痩せちゃったけど、相棒のさくらちゃんと元気な姿を見せてくれました。
来年はもしかするとご自宅にお伺いしての撮影になるかもしれません。

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可愛いのは赤ちゃんの時だけではありません。いくつになっても可愛いものです。

でも、とても悲しいことだけど、我々人間よりも寿命は短いものです。
お家に迎え入れる時に覚悟しなくてはいけませんし、決して目を背けられない現実がそこにあります。

だからこそ、「この子と過ごした時間」というものを大切にしたい。
写真に残すということは、そう言うことではないだろうか?

いつでもあの頃に気持ちに戻れる。あの子に会える。
元気な時って、当たり前になっちゃってそういう気持ちを忘れちゃいそう。

当たり前だと思っていたことは、失う時に有り難みを感じるものです。


数年前、実家で飼っていたグゥちゃんがお星様になりました。
13歳と、まだまだこれからだったのに、病気でずいぶん痩せてしまって・・・
かつては10kg以上の大柄の体格で、存在感もすごかった!

病気してからはいろんなところで粗相しちゃうようになり、少しずつ覚悟はしていました。

ある日、仕事中に珍しく母親から電話がありました。
その時点でなんとなく予測はついてはいましたが、何とも言えない気持ちになりました。

あんなに母が声をあげて泣く姿を、僕はいまだかつて見た事がありません。

おじいちゃんやおばあちゃんのお葬式でもあんなに泣いていなかった。
それだけ、母にとってグゥちゃんの存在は大きかったんだと思います。

一緒に火葬に行った時も、最後まで声をあげて泣いていました。
僕はその姿を見て、どうしても涙を流せなかったのを覚えています。

その後、暫くは実家に帰っても母の寝室のドアはクッションを挟んだままで隙間を開ける癖をそのままにしていました。それがとっても悲しかった。


でも、数年経ってリビングや寝室に写真を飾るようになりました。
きっと心の整理ができたのだと思います。

それからはその写真を見るたびにグゥちゃんのお話に花が咲きます。


<写真>天使になった日のグゥちゃん。とっても綺麗だった。

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動物の人生は、大抵飼い主よりも短い。
だからこそ、一緒に過ごす時間を噛み締めて大切にしたい。

自分の子供の記念写真を撮るように、この子たちの写真を残してあげたい。
自分の家の子じゃなくても、力になれたらって思います。

毎年夏の終わり頃に撮影会を開催してますが、そんな気持ちが共感できる方達がいつも来てくださいます。

ここから先のねこちゃんわんちゃんたちは、その時の子たちです。

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<写真>おたさく商事さんでは、なんとオリジナルでキャラクターをデザインしてグッズ化してくれます!

我が家の景虎やうみちゃんはもちろんですが、こちらの記事に載っているねこちゃんワンちゃんもこの通り♪

たまりませんね〜

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最後に僕と最愛の景虎とのお写真です。
ペットは家族。よく聞く言葉ではあるけれど、本当にそう思います。

『たしかにあの子がここにいた』

そんな証をしっかりと残してあげたい。
だからこそ、僕はこれからも写真を撮っていくことでしょう。


シャコダンのギリさんこと、片桐裕二でした。

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