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発達支援コラム

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子育ての大切な「本質」を追求していくコラムです。
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#子育て支援

子どもたちに教えてもらったシリーズ「模範解答は言うけどさ。」

つい先日、長年の疑問がちょっと解けました。 まだ、深く落とし込めてないので、 「あっ、これかも?」ってかんじですがシェアします。 私が、長年感じていた疑問は、 「模範解答はばっちり。でも行動は、ともなわない。」のはなんでだろう? もう、何年も何年も疑問だったんですね。 私の中では。 たとえば、 「出したおもちゃはどうするの?」 「片付けます。」 「わるいことをしたときはどうするの?」 「ごめんなさいします。」 「ひとに、わるいことばをいっていいの?」

障がい告知についてのお話。

最近、思春期の入り口のお子さんを持つ親御さんから 立て続けに「告知」についてのご相談がありました。 幼少期から見させていただいているこどもたち。 相談内容はハードではありますが、 成長に嬉しくも感じました。 子どもたちから切り出した様子。 大きくなりましたね。 思春期の入り口。 自他区別がつきはじめた証です。 障がい関係なく誰しもが 自分と自分以外って違うんだと感じ始める思春期。 これは「自分軸」へ向かうために 必要だからだと私は思います。 順調な成

発達支援コラム 「笑われたと怒る人へ」

※前半、とってもふつうのことを書いています。  後半、今回の本題となっています。 1 笑われるのがキライ 「可愛いらしい仕草」 「この子が言いそう(考えそう)だなぁ。」 というような 愛情からくる笑い。 笑われている側にとっても こそばゆいような、 でも嬉しいような、 ほこらしいような感覚。 愛情からくる笑いは 愛情がつたわります。 ですが、 愛情であっても 伝わりづらいこともあります。 笑われることがとてもキライなお子さんがいます。 馬鹿に

発達支援コラム こどもを箱から出す。

『こうであってほしい』『ああであってほしい』 子どもを箱に閉じ込める原因のひとつに 『〇〇すべき』『□□であたりまえ』 といった固定観念があって 私も気をつけなきゃいけないなと 日々思っています。 さらに問題なのは そこには『悪気がない』 ということです。 余計に気をつけなくちゃならない。 ああしてあげたい こうしてあげたいと 様々な想いがある中で エゴを持たずに、立場を度外視で、 子どもに接するって案外難しい。 けれど、やっぱり 『本人が望ん

発達支援コラム「一周まわって思うこと。」

「私はもう、あの努力はできないなぁ。」 というほど、 がむしゃらららに 考えて、学んで、考えて、やってみるを ひたすら繰り返している時がありました。 今も、学ぶのをやめているわけではないので 本も読みます。話も聞きます。 インプットをやめた訳ではないのですが、 心というか 一周まわった。 ・・・気がします。 子どもたちに対して、 ずっとこう思っていました。 「この子たちに必要なことってなんだろう。」 あれも必要。 これも必要。 これはいらない。