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適応機制(防衛機制)

○適応機制(防衛機制)
適応機制とは、自分が危機にさらされるのを防ぎ、無意識的に自分を守ろうとして表出される行為。

①抑圧
受け入れ難い欲求や感情を意識から無意識へ抑え込む。嫌なことを表面上、何事もなかったかのように振る舞う。

②逃避
困難な事態から逃げようとする。
☆4つの形態に分けられる
1.退避
自己の評価が下がると思われる不安な場面を回避する。
2.現実への逃避
適応が困難な場面、ストレスがかかる事を避け、それとは別の行動や取組をし、没頭することによって不安を解消する。
3.空想への逃避
現実から、空想の世界へ逃げて、満たされない夢を見て、代償的満足を得る。
4.病気への逃避
病気を理由に困難な状態から逃げる。仮病とは異なり、身体症状に現れる。
例)学校を行こうとするとお腹が痛くなる。

③合理化
自分の失敗などに、最もらしい理由をつけて正当化し、自分自身を納得させようとすること。言い訳。

④投射(投影)
自分が抱いている感情・特質・態度を他人が自分に向けていると見なす。「自分が相手のことを嫌っているのに、相手が自分を嫌っていると考える」
例)「人は自分の鏡」自分の中にある欠点を棚に上げて、相手の欠点として見て、批判や文句を言うのですが、本当は自分の欠点を相手に映し出している。

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