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《ソードワールド2.0 サプリメント プレイヤーズハンドブック ザルツ博物誌》二〇一二年十二月二十五日

 “境界線で遊べ
 テラスティアとレーゼルドーン、人族と蠻族の境界線上で戰え!挑め!遊べ!“

帶より

目次

ザルツ地方全圖
南部エイギア地方全圖
テラスティア大陸全圖
ザルツの步き方
ザルツの特産品
驚くべき秘傳の數々
危險なるエイギア
魔物の脅威
はじめに
第一部 ザルツ追加データ
流派
【クラウゼ流一刀覇王劍】
【ファイラステン古流ヴィンド派(雙劍の型】
【ベネディクト流紳士杖道】
【ハーデン鷹爪流投擲術】
【クウェラン闇弓術改式】
【エイントゥク十字弓道場】
【ジアンブリック攻盾法】
【ルキスラ銀鱗隊警護術】
【ティルダンカル古代光魔黨】
【カサドリス戰奏術】
【ファルネアス重裝馬鬭技】
【タマフ=ダツエ流浪戰瞳】
ザルツ地方の特産品アイテム
詳細データ
特産品アイテムの加工
第二部 ザルツガイド
ザルツ地方史
《ザルツの要塞ルキスラ帝國》
ルキスラ帝國の人人(NPC)
《花の國フェンディル王國》
フェンディルの人々(NPC)
《橋の國ダーレスブルグ公國》
ダーレスブルグの人々(NPC)
《彩の港ロシレッタ》
ロシレッタの人々(NPC)
《自由都市同盟》
自由都市同盟の人々(NPC)
《惡の巢窟クーデリア侯爵領》
クーデリア侯爵領の人々(NPC)
《レーゼルドーンの楔ブルーム》
ブルームの人々(NPC)
《ザルツ地方の名所》
第三部 エイギアの脅威
エイギア南部
エイギアに待ち受けるもの
①“ゴブリン强奪王”ジャーナックと十二鬼士(ゴブリンキング)
②“巨獸の調敎師”ゴリガン(トレーナーボガードソーズマン)
➂“僞裝宿の店主ラムハンドル”(ラングスイルプリュード
④“神隱す恋人”タムディダム(サテュロステンプテーター)
➄“秒讀みされた”シーリア(アンアームドドレイク)
⑥“千本ヶ原の暴靈”ガブリル(デモリッシュポルタ―ガイスト)
⑦“微笑みの鐵舉”ジェノン(パワードゴーリー)
⑧“穢れた森に泣く妖精”グリーンバンシー(クライングドライアード)
⑨“紋章の霸者”バタール・ボルジギン(マッシブケンタウロスヘビーナト)
➉“空の指揮者”アモール(カニングアードラープリンス)
⑪“黑壁の蟻王”チャルク・イイ・ムルカーン(バーティカルフォルミカロード)
⑫“裝甲三重連魔動車”デカンアークレインZZ9號(ヘキサドゥームレイン)
⑬“峡谷の守護者”マチルダ(ウィザーズブレインコマンダー)
⑭“汚濁の聖者”ヤゴーダ(グレイテストリャグイサグ)
⑮“忌まわしき隱者”ル・ルルル・ルルラリラ(レジェンダリィヨーウィカーディナル)
⑯“空覆う惡夢”ルジンズレア(ヒューリーロトンロック)
⑰“戰魂の亡將”テネルピピ・サリ(カースドミニングレスマーシャル)
⑱“翠將の武器庫番”ゾラック(キラーヘカトンケイレス)
第四部 ザルツの魔物たち
ザルツ地方固有の魔物
索引
デザイナーズノート


 表紙のルキスラ帝國皇帝ユリウス・クラウゼは某銀河帝國の黃金の獅子を想像させるかっこよさ。

 內容も想像力を心地よく刺激してくれる要素に滿ちている。わたしとしては大破局以後三百年の本編の時代もよいが、大破局の委細も知りたい。五二頁の記載に據るが、ルキスラの都は魔動機文明時代には人口五十萬に達するほどだったそうだが、「大破局」時には一萬をも割り、また將官・士官も後のルキスラ帝國初代皇帝アレウス・クラウゼ以外ほとんど戰死してしまったとある。これ、文明そのものが成り立たなくなる勢いだと思うのだが。
 このアレウス・クラウゼ、軍事的才能もさることながら、フェンディル王國やダーレスブルグ王國を倂合し大帝國を築き上げるなど政治力をも持ち合わせている。なかなかの曲者で興味深い。

 いっそ、エルフやナイトメア等壽命の永い種族のPCを用いて「大破局」を體驗したことがある設定にしてみたくなるなぁ。

 魔法文明以來血筋が絕え無く續いているフェンディル王家も興味深い。日本の天皇家のような感じなのだろうか?家系圖とかも設定されていたらおもしろそうだ。傳說の魔法王は力に溺れたのだろうか、それとも天壽を全うしたのだろうか?それも氣になるところ。

 またクーデリア侯爵領はあれでよく國として成り立つものだと呆れ果てたり、ロシレッタの酒絡みの話にもまた呆れ果てたり。


ロシレッタを舞台とする作品なら、なんといってもこれ(ただし殘虐描寫・鬱展開が多いので人は選びます。ご注意を)

 私はこの作品で何度か落涙しました。

ルキスラ帝國を舞台する作品なら、にせぽにーPの《舞さんの行きあたりばったり冒險譚》

長いので視聽時閒を確保するのが大變だが、わたしは全話視てよかったと思うとともに、更新停止を誠に殘念に思う。なぜ一番盛り上がる展開で止めてしまったのだ!!

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