全くのど素人がエレキベースを始めてみた(26)
レッスン22回目の記録です。
まどべ23で触れたように、この日から教室が移転しました。こじんまりとしたビルの1フロア貸切だったものが、大きなビルの、あるフロアの1テナントになりました。
これからは場所を聞かれたら説明しやすくなりますが、だからと言って何かと。
ひとまず家賃とか移転費用とかが気になります。高そうだなぁ。
習い始めて1年もしないうちに移転なので、更新時期に合わせてしょっちゅう移転しているのかと不安に思ったけど、前の場所には9年間いたそうで、決意の移転と知って安心しました。
場所が不安なので早めに出発すると、ハプニング。
地元の駅前でティッシュ配りに遭遇。何気なくもらうと、4月に家から歩いて10分のところに大手の「大人の」音楽教室が始まるという広告だった!
エレキベースもあった!
2秒くらい「移ろうかな」と思ったけど、通わないと引きこもってしまうし、また入会金がいるし、先生にも慣れてきたので残留決定。
何事もなかったかのように梅田に着き、知っている建物に入ってエスカレーターを上がってすぐ見つかった。
引っ越ししたてなのでお花がいっぱい飾ってあります。ちなみにそのフロア、教室以外は全部飲食店だったので、私が通う昼間の時間帯はガラガラでした。
少し様子を見ながら入ると、今ではすっかり顔を覚えた(が、名前は知らない)スタッフさんたちがお出迎えしてくださり、時間になるまで待つラウンジに案内してもらえた。
早めに着いてしまったので、視線だけきょろきょろ。
前はなかった自動販売機がある。
ゴミ箱が豊富になっている。
受付もラウンジも広いので、受付のスタッフさんたちの思いっきり機密事項ばればれの会話が聞こえない。
うん、いいかも。
ただラウンジにあるモニターに映る間取り図(その日どの教室でレッスンを受けるかがわかる)が不調で表示されておらず、どこに行けばいいのかわからないまま待ちました。
時間になり、いつも通り先生が呼びに来てくれました。
先生はいつも、こちらの姿が見えると「こんにちは~」とすぐにUターンして部屋に向かいます。
この日もそう。
いや、ちょっと待って。場所知らんから。
てくてくてくてく。
一瞬見失ったけど、曲がり角でかろうじて背中が見えて追いついた。
新しい教室は廊下が虫眼鏡の持ち手のような形になっていて、レンズ部分の部屋は4分割されていて、また廊下の外側にもいくつか個室があります。私が習うベースの個人レッスン部屋はレンズ部分の1室で、廊下の端だった以前と異なり、窓がありませんでした。
コンセントの都合か、各種機材の配置が異なり、それに伴って椅子の場所もちょっと違います。
先生もそわそわ、私もそわそわ。
「次回はもうちょっと配置が落ち着いています」とのこと。
レッスンはそわそわが残っていて、たどたどしく進みました。
初めにマイナーコードの練習。メジャーコード(ドレミファソラシド)とやっていることは同じはずなのに、なんか苦戦。左手薬指で弦を押さえるのが苦手みたい。
そのあとはずーっと「Tomorrow Never Knows」の練習。2週間休んでいる間に何度か練習して、苦手に感じたところの指の動かし方なんかを教えてもらいました。
今回は、1オクターブ分飛ぶところ。2弦と2フレットずらすので、左手が単純に遠い。またその2音を行ったり来たりするので指をできるだけ伸ばして弾こうと思っていたんだけど、もう「諦めて手全体を動かしていいですよ」と言われた。そんなに私の手は小さかったのか。
あとは先生得意の「とりあえずやってみましょう」で(←でもこれって大事ですよね)、一度通しで演奏。
サビのところが「八分音符連発&たまにシンコペーション」で、シンコペーションのときに八分のぶんだけきっちり伸ばしていないらしく、走る傾向にあると言われました。
先生と一緒に、ゆっくりめのメトロノームに合わせて一緒に弾いてみる。
少しずつ早くしてみる。
また通しで弾いてみる。
で、レッスン終了。最後まで、新しい教室にふわふわしたままでした。
帰りはまた先生と話しながら受付まで行ってさようなら~、なのですが、以前は受付からラウンジが見えなかったのに今回は見えるようになっているので、次にレッスンを受ける人と会うようになってしまいました。
あちらもすぐレッスンを受けるので会話するわけではないんだけど、ちょっと気になったかなぁ。慣れたらそんなものなのかな。
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