全くのど素人がエレキベースを始めてみた(3)

迎えた初レッスン日。初期費用を握りしめ、教室へ向かう。書類には銀行印を押してある。ちなみに教室のクレジットカードを作るのが当たり前みたいな感じで説明されたが、「クレジットカード以外で支払う方法はないのですか」と聞いたらあっさり銀行引き落としで大丈夫だった。早く言え。

手続きの所要時間は20分ほど。レッスン時刻より30分早く到着し、無事に終了した。

テキストを渡されたので、レッスンの時刻になるまで読む。意味はわからないけど、とりあえず読む。さすがヤマハ、よくできている……気がする。最初は開放弦(左手で弦を押さえずに右手で弾くだけ)の練習から始まり、指の動かし方の基礎が叩きこまれ、後半は見るからにややこしそうな楽譜が並んでいる。1つずつ攻略していけばよさそう。

レッスン開始。体験レッスンのときと同じ先生。今後ともよろしくお願いします。こちらこそよろしくお願いいたします。

まずは体験レッスンのおさらいのような、楽譜。1小節ごとに右手の弾く弦、左手の押さえる箇所が変わっていく。1小節ごとなので考えれば間に合う。しかしたまに押さえたつもりが空振りして押さえられていなかったり。そこんとこのミリ単位の距離感はやはり「肉体化」につきるのであろう。

次に「どーれーみーふぁーそーらーしーどー」…じゃないけど、音階で。左手で弦を押さえるのが、人差し指~中指~薬指~小指~~と変わる。

とどかねー。

小指が弦に届きません。まず、指が開かない。そして指が短い。極めつけは、私の小指は内側に曲がっている。

えーと、無理です。

「筋肉がつけば届くようになります」

ど? こ? に??

次回レッスンまで、左手を思い切り広げることに決定。

よく考えたらベースを演奏している子供がいるんだから、届かなくても何か弾ける方法があるんだろう。

左手で弦を押さえるコツは、指が頑張るよりも腕全体を引くイメージだそうです。なーるーほーどー。

しかし、先が見えませんな。

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