全くのど素人がエレキベースを始めてみた(37)

レッスン32回目。いつもの先生が戻ってきてくださいました。

8月の休会を連絡したからか、NLを仕上げる気満々で急ピッチで進めていく先生。

この日はいきなりNLのレッスンで、もはやマイナーコードとか何も練習なしでした。

初めにテンポゆっくりめで、いきなり通しました。実は前回から全然練習していなかったのでボロボロ。
特に五線譜を見て、脳内でどこを押さえてどの音を出すべきかと変換するスピードがすごく遅くなっていた、というか、思いつくものは思いつくけど、わからないものは最後までわからず、出せる音と出せない音がくっきり分かれました。

そして、1小節の中で音が変わるものは基本的にアウト。考える時間がないので、瞬時に「はい、無理~」って思っちゃうんですね。
「無理」と思った瞬間に、できた可能性があったものも全て無理になります。

かつてM先生(将棋の棋士で、名人経験者のすんごい人です)と話していたときに、何気ないことで「そんなの無理ですよ」と冗談半分で言ったら、「なんでやってもいないのに無理って言うんですか。やってみないとわからないじゃないですか」とマジレスされたことを思い出しました。
そのときは「えっまさかのマジレス!」と内心ツッコんだけど、その後、何かにつけてこのセリフを思い出して「やってもいないのに無理って言ったらあかん!」と食らいつくようになりました。結果も伴っており、先生には非常に感謝している次第です。

が!

NLではその語録が生かされていない!!

いかんいかん。やる前から無理って言っとったらあかん。

でも、たぶん無理と言わずに頑張れるのは、それだけの根拠になりうる努力を積み重ねていることに対して。
つまりですねぇ。練習していないんですよ。

あー。

1曲弾き終わり、先生から頭が真っ白になったところを個別にご指導いただく。
全部以前教えていただいていることなんだけど。まぁこういう風に3歩進んで2歩下がるというか、9歩進んで8歩下がるくらいのことを延々と続けていって、1歩ずつ進んでいくのでしょう。

いろいろ教えてもらってから、先生が「一度原曲のスピードで弾いてみましょう」と無茶ぶり!

いや、無茶ぶりじゃないと思ったんですよ、そのときは。

だって家で練習するときは(してなかったけど)曲のスピードを変えるという技を持ち合わせていないので原曲を聞いて合わせて練習していたから。

なのに、教室で弾いてみると、めちゃくちゃ速く感じた。

たぶん家だとスピーカーとかないから、なんとなく弦をはじくふりをしているだけだったのでしょう。
ちゃんと音を出さなきゃ!と思うと右手に力が入ってしまうのでした。

1曲終わると、右手がすごくだるくなりました。

先生に「右手がしんどい」と言うと、右手で弾くときに弦を引っ張り上げる癖があると指摘され(これは以前にギターのHさんにも言われたことがある)、弦を奥に押さえて反発するときの力を利用して音が出るようにしましょう、と言われました。
なんか、いまだにそれで音が出る原理がわからず…。

と不安ばかりですが、全く根拠なく、どうにかなっている感じはしてきました!

NLも早く完成させたいけど、そういえば教室のテキストも進みたいなぁと思う今日この頃であります。

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