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2021年8月の記事一覧

辻村深月 作『琥珀の夏』、読了。行ったこともない物語の中の景色がありありと目に浮かぶ、夏を感じた1冊。ミステリー要素強めで、視点も入れ替わるし、引き込まれた。個人的には『かがみの孤城』よりも、続きが気になって読み始めたら止まらなかった。

堀内勉さん著『読書大全』、ついに読了。普段物語にしか使わない言葉をあえて使う。傑作でした。32/200_この本で紹介された内、原典にあたりたくなったものの数。だけど、知っておきたかった教養を知れた数ならもっと上をいくだろう。全人類の教養の教科書にしたい、何度でも読み返したい1冊。

平井一夫さん著『ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」』、読了。憧れの企業さんの内輪話を知れただけでも私にとっては価値ある本だったけれど、それ以上に"現代日本のためのリーダーシップ"を平井さんの姿勢から学ばせていただいた気がする。こんな上司のいる会社で働きたい。

ひろゆきさん著『無敵の独学術』、読了。
不安をモチベに変える力、逆算力・検索力・調査力・集中力の大切さ、まさにその通りっていう感じ。下書きに眠ってる、必要だと思ってる力についてのnoteに私が書いていることと同じこと書いてあってビビった。1%〜と例が被る部分もあったけどそこも良き

ひろゆきさん著『1%の努力』、読了。
とても読みやすくて次々読み進めてしまった。共感&納得してうなずける部分や参考にしたくなる考え方が多い。また、すでにやってきたことで自信がなかった部分をそっと肯定してもらえた気がした本。
何度でも読み返して心に刻みたい一冊。

最近、0.5〜1冊/日ペースで積読本を消化してここにつぶやいてる。前まで色んな人が言うように読んだ本について残さなきゃと思っていたけど、noteレベルに感想を書くのが苦手なので躊躇してたけど、つぶやきなら続くことが判明。つぶやききれないときは記事に、他はつぶやきで何かしら残そ。

相沢沙呼さんの『Invert』、読了。
前作『medium』とは違い、倒叙ミステリ。前作のラストが良すぎた分、最初から犯人がわかった状態のミステリでは役不足では…と思っていたけれど、それに逆に仇となって予想を超える、最終話のラストだった。感無量。

『新・謎解きはディナーのあとで』読み終わった。相変わらずの影山と麗子の関係性がよき。1〜3までよりも本筋の事件の方の謎がちょっと弱くなってたかな…というのは残念な印象。

『かがみの孤城』上の途中から下のラストまで今日一気読みした。素晴らしかった。また改めて感想を記事にします。

朝井リョウさんの『正欲』読みました。
読む前と読んだ後でモノの見方が変わる1冊。複数の視点から1つの事件について語られていて、1人1人の物語を追っているうちにいつのまにかラストまで一気読みしてた。どの人物の考え方にも共感できるところがあって、ある意味恐ろしさを感じた。