エレキベース思い込みに縛られる。正しいなんて、何処にもない。
エレキベースにはいろんな奏法がありますが、今回はゆびびき2フィンガー
人差し指と中指で交互に弾く奴です。
中指と人差し指と音色が揃うように気を遣いながら、音の粒が揃うように最大限に気を遣いながら弾きます。
交互に弾けるように、スケールを練習したり、フレーズやパターンをさんざん練習しました。
そのうちに、自分の中にひとつのルールが出来てきます。
2フィンガーの時は中指と人差し指を交互に使わなければならない!と言うルールです。
このルールができあがると、同じ指で連続して弾くことは特殊なことと言う扱いになってきます。
そうするしか仕方が無い場合以外には避けようと思うようになってきます。
仕事の場面にも8分がひたすら連続するような曲が出てきます。
ルールとして、指を交互に使うべきと言うことになっているので、そこに気を遣いながらリハーサルに望みます。
さすがに練習を積んでいるので上手くいきます。
ところが本番になると、リハーサルとの時には全く気にしていなかった、情報や刺激が、目や耳に飛び込んできます。
すると、何かのきっかけで、同じ指を連続してしまうようなことになります。
ルールを犯してしまったので、やっちゃった感がでて、うでが固まるのを感じます。息苦しくなります。続けていいくと、躰全体が硬くなってきます。もつれそうになります。
演奏が終わると、右手が右腕がとても硬くなっています。
あれ?デモちょっと待てよ。
誰が交互に弾かなきゃいけないって決めたの?
いやだって普通交互に弾くでしょ。
なに?普通って?
自分で勝手にそーゆールール作っただけでしょ?
音楽的に音が並んでたらそれでいいんぢゃないの?
うわー自分勝手な思い込みに縛られてるわ俺
って事で、自分を信頼して、ただフレーズを歌って、指が動きたいように動くのに任せてみたら、めちゃくちゃらくになりましたとさ。
ということで、こうするべきって思ってる事って、単に自分だけの思い込みに過ぎないかもしれません!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?