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コロナ共存生活〜お父ちゃんの日記〜【4日目】

4日目

※うんちと言うワードが何回も出てきます。ご了承下さい。

今朝はほとんど起こされる事なく朝を迎えた。昨日と同じように夢を見たが良く覚えていない。脳は緊張状態にあり、良く眠れていないみたいだ。でも何となく寝れたので、今日は朝から体力がある。一気にロールカーテンと窓を開けて外の空気を取り込んだ。

しかし、朝から子供の機嫌が悪い。咳はほぼ無くなり鼻水だけとなった。朝ごはんの椅子に座らせると癇癪を起こし何も食べようとしない。スタートから前のめりで躓いた。

理由は恐らくうんちが出ていないからである。いつもそうだ。我が家では、うんちの単位を「栗1個」の様に表現する。大きさと形、色、あらゆる物を鑑みた共通言語だ。つまり、

うんちが出た時は、
「栗何個?」
「栗3つ」

はいよっ。ってな感じだ。
それはさておき、昨日、一昨日と栗2つずつしか出ていない。お腹も張っている。深刻な問題として、子供には水頭症があり頭から腹部にかけてvpシャントという管が入っている。ようは頭の髄液が溜まりすぎない様に、腹腔内に流してやるバイパスの役割があるのだ。

うんちが出ないとこれが悪さをして、てんかん発作の引き金やシャント不全の原因になる事もしばしばある。シャント不全になると最悪、再手術が必要だ。

朝からご飯を食べないので、仕方なくYouTubeでご機嫌をとる。だが、これも上手くいかない。どうしたもんかと思って別室で隔離されている妻にビデオ通話をかけた。

これが功を奏したのか、子供は笑顔を取り戻し少しずつご飯を食べ始めた。始めからそうすれば良かった。何事もひとりで抱えず協力する事が重要と身に染みて感じた。僕は支え合いという言葉が好きだ。

共依存やもたれ合うのではなく、自立し合った関係でそれぞれ知恵を出しあって協力するという事だ。ちなみに過去2回頼まれた結婚式の祝辞で偉そうに述べたパワーワードだ。

我々も朝ごはんを簡単に済ませ、本日のスケジュールを確認し段取りをした。基本的には初日に立てた通りだ。

【今日の新たなタスク】
・うんち問題を考える(でなければ浣腸)
・子供の軟飯のストックを作る

夜まで待ってうんちが出なければ浣腸だ。

午前のタスクを一通りこなし昼を迎えた。感染対策は変わらず続けているが、家の中でずっとマスクをつけているのが辛い。仕事なら良いが、これは結構なストレスだ。些細な事でイライラする自分が情けない。

お昼も案の定、子供は不機嫌なスタートだったので早速リモート子守を依頼。今回も功を奏し事なきを得た。凄い。文明の利器と支え合い。感謝しかない。

お昼の自分達のご飯はたまには手抜きという事で、カップ麺と冷凍餃子にサラダとした。パントリーに常備してある数種類から、カップヌードルカレーを選択した。汁まで飲み干したのは言うまでもない。

子供をお昼寝で寝かしつけした後、残りのタスクを遂行し時間が少し空いたので仕事のメールを返信し、この期間の目標の動画作成の思考をした。

色々考えて、「肩こり腰痛予防の為の身体調整ワークアウト(仮)」とした。通所リハビリのYouTubeチャンネルでは、どうも介護士さんが多くフォローしてくれているみたいなので肩こり腰痛に困っている人が多いかなと思い、普段から僕がやってるルーティンの撮影をする事にした。また後日準備しよう。

それからおやつの時間に妻にソイオレとお菓子の差し入れをして、目覚めたら子供に水分を取らせ洗濯物を畳み掃除機をかけた。

夜も妻のリモート子守連投で、何とか子供のごはんも乗り切ったが肝心のうんちが出ない。腹圧をかける様なリハビリをしたが一向にでる気配がない。浣腸路線まっしぐらだ。

仕方なく洗い物を食洗機に入れ、妻の食器を分けて洗っていると子供がゴソゴソ窓の方向へ背這いしている音が聞こえた。

一段落して元に引きずり戻すとうんちの匂いがする。やったか?と確認すると案の定出ていた。

「栗5個です」というと、遠くの方で妻が歓喜している声が聞こえた。

しかし甘くはなかった。窓に背這いした時にうんちがオムツから漏れていたのだ。急いで洗面所へ行きズボンをサッと洗い、オキシクリーンにつけた。やってくれたな。

お風呂ではうんちが出て、わかり易く上機嫌な子供。何故かドヤ顔をしている。腿の上に乗せ、湯船に一緒につかり目を閉じていつもより長めに浸かった。

今日は何だか疲れた。というか、疲れが溜まっている。こういう時はいつも軽い筋トレをする。テストステロンが放出されるのか、気持ちがスッキリして元気になる。いつもそうしてきた。身体の不調は他人任せにするのではなく、自分自身と対話して見つけていくのが長年の経験から出された結論である。

子供を寝かしつけた後、キッチンへ行き椅子に腰掛けて紅茶を入れる。アーマッドティーのダージリンにした。夜食べた豚トロ丼に使用した余りのレモンをひとかけら入れた。最高のフレーバーだ。

最終体温36.6℃
夜食べたネギ塩ダレ豚トロ丼にとろみをつけて正解だった。またやろう。

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