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隣の世界の私


本当にやりたいことがある大学に入っていたら、私はもっと真面目にやっていたかな


自転車に乗って夜の少し冷たい風を切りながら
ふとそんなことを思う。


今通っている学校が
嫌だとか辞めたいとか
そういうことではなくて

ただ、
私が中学の時からずっと思い描いていた

”あの未来” に

私がいたらどうだったろう。
そう少し考えてしまったのである

ただそれだけ。


こんなことをしたいな
あんなことをしたいな
こんな素敵な先生がいる
早くお話ししたいな

今の大学にいてもできないことではないけれど

やっぱりそうであったのなら、
きっともっとキラキラしていたのかなって思ったりもする


今こうやっているのは
そこにたどり着けた
隣の世界の私に対する
見栄なのかなとも思う

そうであったらとってもプラスなことなんだと思う

そう思いたい。


結局私は今の大学でかなり好き放題やらせてもらっている
あの大学よりもずっとずっと少人数で
よく見てもらえている(はずだ)
大人数の中に埋もれるなんてことは決してなくて
どこに行っても珍しがられる
講義もそれなりに楽しい

”今”が追い求めていた未来より
ずっと悪いものになっているとは感じられない


過去を後悔してもどうにもならない。

そんな事はわかってる

わかっているんだよ


だけど

だけど、だ

今とは逆の
隣の世界にいる私のことを考えてしまうんだ


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