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素敵な短歌を日々眺めていると、
やはり自分でも作ってみたくなるもので、
新鮮な感覚を楽しみながら幾つか作ってみました。


春に聞く祖父名誉死の物語 次の桜を見れぬ時代の


夕暮れの川の匂いの夏の夢 甘い水なら待てと待てぬと 


割れた殻 強火のままで返すなら 手のひらでなく黄身の焦げ跡


繰り返し夢の終わりで待ち合わす 23時の観覧車前



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