シティリーグS4で使ったルギアチラチーノの備忘録(デッキレシピ)

●ポケモン 20
ルギアVSTAR 4-2
Vを置かないとまず始まらないので4枚。3に減らしてボールを増やす型なども試しはした。でもまぁこのデッキで1番強い動きであるところのハイボアーケアーケなんて決まる方が珍しいし、きちんとかぜよみしないと動けない展開が多いので前にルギアが必要なことが圧倒的に多いため4枚に。後1や先2でルギアを取れるデッキが少ないことも要因。ここは今後も動かさないつもり。
VSTARについては、必ず立てる必要があるため3枚くらい採用される場合が多い。しかしVSTAR自身はワザに4エネ必要なのに220しか出ない、取られるとサイド2枚取られる、カイナに弱点突かれるなど弱い場面が目立つ。これらの理由から、VSTARを複数枚置きたくないため3枚も入れるのは過剰かなと思い2枚に。数ターン経てば2枚採用でもハンドに入るし、使用感は悪くなかった。ただサイド落ちだけは要確認。

アーケオス 4
2枚落とさないと始まらない対面ばかりなので、ここ4枚は動かない。アッセンブルしたあとはスイーパーのコストにでも。

チラチーノ 3-3
チラーミィは元々4枚としていたが3枚採用に。手裏剣等の対策で1枚ずつしか出さないことが多いのと、初手で前にはルギアにいてほしいことから3枚に。この枚数が一番しっくりきた。
チラチーノはこちらも3枚採用が一般的だが、エネの問題から各対戦で多くても2枚程度しか使わないことが多い。なら2枚でいいじゃんと減らしてみたら、全然上に乗れない。同じような理由で減らしたルギアVSTARは1枚サイド落ちしても問題ないけど、こちらを2枚にしたときのサイド落ちはかなり絶望的なので3枚に戻した。進化元と進化後が同じ枚数なのはちょっと気に入らないけど、後述するネジキの採用で理由付けとした。3枚で良い感じ。
BW初出なのでクルマユの同期達。

ミュウex 1
割とロスギラが増えてきたと聞いたので、その対策として。ロスギラ対面だと相手はやっぱりチラーミィを優先して倒してくるので複数枚のチラチーノを立てることがやや難しく、2枚目のギラティナVSTARの処理に手間取って負ける場面がある。そこにこいつを挟むことで攻め手を増やすことができ、だいぶ楽になった。
ロスギラ対策として入れたこのカード、実際はゲッコウガex対面で大活躍。相手からは倒されないので忍びの刃でワンパンするなんてもったいないことはせず、分身連打を2回使って盤面を完全崩壊させる大活躍だった。他にもロスバレ相手に月光手裏剣で2枚取りを決めたりリザードン対面で最後まで希望を残したりと環境デッキに刺さる良い動きをしてくれる1枚だった。

ガチグマアカツキex 1
かなり迷った枠だったが、テツノカイナがあまりにも重すぎてその対策として入った。カイナをワンパンしつつカイナに倒されないHPは刺さる場面が限られるものの保管枠として優秀だった。あとは博士等でエネを切りすぎてしまったとき最後にアタッカーが不在になることがあるが、その際に最後のアタッカーとして省エネで動いてくれるところも優秀だった。シティでは有効に働く場面が無かったものの、デッキの弱点を補ってくれる良い保管枠だった。ちなみに省エネアタッカーなので採用の際にはダブルターボを1枚削って投入した。

ネオラントV 1
要所で適切なサポートを使っていきたいので1枚だけ。負け筋になることや崩スタを採用していないことから、できれば終盤までとっておきたい。まぁネオラントが取られるということは他の主要アタッカーは生存しているわけだし、そんなに気にしない。
途中からジニアの強さに気がついたので、しっかり使うためにも不採用は無しかな。

カビゴン(どっすんグースカ)1
対ロスト用のアタッカー。あとは対リザードンでも動かすことが多い。それ以外の対面では使わないかな。こいつのためにセラピーエネを入れているけど、基本は使い捨てなので殴る時はダブルターボギフトのことが多い。
コイン投げるの面倒なのでコインサイコロ2つを同時に投げてる。便利だけど、本当に起きない。期待してはいけない。

●グッズ 11
ハイパーボール 4
最強カードなので何の疑いもなく4枚。これが欲しすぎるあまりペパーにまで手を出した。

キャプチャーアロマ 4
50%で好きなポケモンを持って来れる。序盤に切りたいアーケオスが来る確率が高いカードなので最大枚数。

スーパーボール 1
ハイパーとアロマだけではアーケオスの確保に不安があったため、追加でサーチを投入。元は枠の都合で2枚だったが、その内1枚は後述するネストに枠を譲ったため1枚。
デッキに4枚あるカードを7枚捲って当てる確率は50%くらいらしいので、まぁ1枚ならアロマみたいなものでしょう。ただ1枚当てたor引いたあとのこれは確率が50%を割るので、1枚採用は理に適っているのかもしれない。

ネストボール 1
せっかく確定サーチのペパーを入れているので、幅を広げるために採用。特にミュウやガチグマなど特定の相手に刺していくポケモンが複数いるのでそれらを置く目的でも優秀。ベストの選択肢ではないかもしれないが、まぁ良い感じ。

ロストスイーパー 1
ルギアミラーでのサバイブギプス、ロスギラの神殿、LOのお守りマントなどルギアに刺さるため剥がしたいカードはたくさん。ペパー採用で持ってきやすい構築ではあるため、ルギアVSTARを削りなんとか枠を作った。
有効に刺さらなくても、とりあえず使っておけば手札が減ってギフトのドローが増えるため腐ることもなく良い使用感だった。

●ポケモンのどうぐ 2
サバイブギプス 1
チラチーノがサイド4枚を持っていく最強のエーススペック。序盤の動きが遅れがちなルギアにとって、必要なのは強力な巻き返しという判断。マスボ採用が一定数いるけど、単体じゃ仕事しにくいし引き込まないと使えない点からペパーでハイボ持ってくるついでにサーチができるこちらに。
序盤にルギアに貼って生存を確定させる動きも強い。まぁでも可能なら温存して、中盤あたりで押し付けるのが強力。序盤に貼るとエーススペックがバレるのとスイーパーを使われがちなところ、終盤に貼るとボスで避けられる可能性があることから使うタイミングは吟味したい。

まけんきハチマキ 1
正直なところ役割は少ない。主な採用理由は、ペパーでハイボとこれを持ってきてハイボで切る動きをするため。序盤は意外と切ってもよいカードが少なく、役割が薄いこのカードを採用することで手札消費を減らすことができる。
負けん気ハチマキである理由を問われると、序盤に役割が薄いので気兼ねなく切れること、使う場面が限られるがその限られた場面ではかなり有効に働けること、辺りかな。この条件を考慮したうえで勇気のお守り、デヴォリューションと比較して選定した。
ただ+30が活きる展開を考えると、ガチグマで相手のガチグマやサーフゴーが取れるくらいしか思いつかない。でもガチグマでガチグマが取れるのはかなり強そうなのでここで決定した。

●スタジアム 0
崩れたスタジアムを採用していたが、引けないので抜いた。負け筋を減らせないのは少し気になるが、ここを抜くとデッキの全てのカードが他のカードでアクセスできるようになる(ポケモン:ボール、サポート:ネオラント、グッズと道具:ペパー、エネ:アーケオス)のでどうしても手が届かない場面が減った気がする。
あと最悪負け筋のカードはネジキで変換できるのでそこでなんとか。

●サポート 11
ナンジャモ 3
手札のエネを山に戻しつつ、ついでにちょっとだけ相手を妨害できるやつ。個人的にロストにかなり苦手意識があり、でも頑張れば勝てるのでここを厚くして勝ちにいく方針とした。こちらがリードしている場面でも、エネ戻しができるのと減ったハンドはギフトで回復できることから非常に相性が良い。序盤から終盤まで活躍できる良いカードだった。
強いて言えば、ミラーが欲しい…他のサポートは全部ミラーなのにこいつだけキラキラのラメ。なんだかなぁ。

ボスの指令 3
特に説明は無いかな。強いて言えば、ハンドを切ることも出来るセレナについてはペパー採用によりその役割を見出せなかったので不採用として全部こちらに回した。基本的には前にいるやつを倒していけばいいデッキなので最大枚数は避けつつ、要所で引きたいので3枚に。

ペパー 2
このデッキの最強カードといえばハイパーボールなのだけど、ハイパーボールは4枚しかデッキに入れられないため悩んでいたところここに行き着いた。なんとハイパーボールをサーチしつつ、新弾収録で強そうなサバイブギプスもサーチ出来るという強いカード。CL福岡のときは1枚だったが、使用感の良さから3枚まで増やし、最終的に過剰と判断して2枚に。特に使うべきサポが無いときもとりあえず使って山の圧縮に繋げることができ、序盤から終盤まで活躍できるカードだった。

博士の研究 1
以前は複数枚採用していたが、大量にエネを使うチラチーノが入ったことで手札のエネを切り捨ててしまうデメリットが目立つように。そのため使いにくさが目立つようになり、大幅に枚数を減らした。ただもちろん強く使えるときは圧倒的に強いので、1枚だけ採用した。

ネジキ 1
ルギアチラチーノ対策としてチラーミィを狩っていくというのは一般的だと思うのだけど、場に1体しかいないチラーミィを狩られて次の番に攻められないのはなぁとなってたので採用した。主な仮想敵はリザードン、ロスバレ、カウンターカイナ。それぞれチラチーノ、カビゴン、ガチグマを押し付けていきたい。
ペパーを減らして捩じ込んだ枠だが、そんなに活躍していない。でも別に悪くない選択肢じゃないかな。

ジニア 1
アーケオスを確定で持ってこれるという触れ込みではあるが、当初からこのカードの採用には懐疑的だった。理由としては、これでアーケアーケと持ってきても結局ハイパーボールが無いと機能しないため。ならボールを増やした方が良いだろうという方針でデッキを構築してきたが、それで展開出来ずに負けるくらいならネオラント使ってでも展開して打ち合って勝ちにいった方が良いのではと方針転換した。ネオラントを狙われる展開だとチラチーノが生存してサイドをごっそり持っていけるデッキなので、放置できないアタッカーを用意できる今なら良いカードなのではと感じた。
ヒナツでも良いのかもしれないけど、中盤にルギアVSTARだけ持ってきたい展開がそれなりにあったのでジニアの方が良いかな。

●エネルギー 16
ジェットエネルギー 4
数少ない自分ターンに効果があるエネルギー。終盤にエネが枯渇してからネオラントとかを縛られるのが1番嫌な負け方だと思っているので、そうならないように可能な限り山に残したままプレイすることを心がけている。序盤にルギアを前に出すのにも使えるため序盤から終盤まで幅広く使えるため最大枚数の4枚。

ギフトエネルギー 4
なんか倒されたら手札が増えるやつ。アタッカーが非ルールが中心となり、毎ターン倒される前提で動いているのでギフトは相性が良く、最大枚数の4枚。山に残しておきたいエネが手札に大量に舞い込むこともあるけど、そこは多めに入れたナンジャモでケア。
稀に改造ハンマーで対策してくる対面があるので、疑うのであれば2枚重ねて貼っておくと安心。でも神殿は無理。

ダブルターボエネルギー 3
以前は問題なく4枚入れていたのだが、-20が痛くなる場面が案外多い。いやもちろん2個分になるのが強い場面も多いのだけど、積極的に貼る対象がルギアとカビゴンくらいしかなく、ガチグマ投入によりエネ枚数を節約できるようになったためここを1枚減らした。デッキから抜けることは無いけど、他に有用なエネルギーが登場したらここから差し替えていきそう。

ミストエネルギー 3
仮想敵はロストマインしてくるヤミラミとくるいえぐるしてくるトドロクツキex。この2つだけをケアするのであれば2枚くらいでもよさそうだけど、まぁ他に優先したいエネルギーもないし使いたい対面では確実に使いたいので3枚に。ミストギフトの安定感はすごい。

セラピーエネルギー 1
カビゴンが起きるやつ。カビゴンは序盤に出す使い捨てのアタッカーだと思っているので、できれば省エネで動かしたい。でもすぐやられる前提だからギフトも貼りたい。すると結局カビゴンはギフトダブルターボで動かす場面が多く、セラピーはあまり貼らない。仮想敵のロストでもカウンターキャッチャー等で対面を避けられることが多く、セラピー無しでも起きることが多い。しかしまぁ結局のところ、一度寝てしまったカビゴンはマジで起きないのでそのまま数ターン消費してしまうことが殆ど。というかその場合でもジェットで解決できるので、ほぼ活躍してない。まぁ変にマヒさせてくる地雷に当たった時にカッコよく解決できるので1枚はあってもいいかな。

Vガードエネルギー 1
ここは基本的にギラティナ対策のみ。ルギアVSTARに貼ることでロストインパクト280を耐えるようになるので、負け筋を減らすことができる。あと遭遇したことはないが、チラチーノに貼るとリザードンが稀に使ってくるマフォクシーを耐えることができるので、リザ相手ならそこに貼る。


◯採用を検討したが採用しなかったカード
・ハバタクカミ
友人とたくさん対戦させてもらった結果、ロスト相手にはカビゴンとナンジャモでなんとかなると判断した。テツノイバラはボスで避ける。テツノイバラ単だと負け。そこは割り切った。

・レントラー+リバーサルエネルギー
ミラーだと強い場面がありそうだけど、結局非ルールの殴り合いになるし先行取った方が勝つでしょということでそこは割り切った。

・輝くリザードン+ルミナスor基本炎
ルミナスエネだと終盤にしか使えず、ボスネオラントとかで負けそうなので無し。基本炎と大地の器を入れる方は割とありだけど、そこまで構築を考えきれなかった。

・輝くジラーチ
特性が決まったら最強だしワンチャン前を取れるワザを持ってるけど、放置されると何もできなくなるしどうしても受け身になってしまうので考慮せず。

・マキシマムベルト
これが活きる相手があまり思いつかなくて。HP220ならルギアでなんとかなるし、230ならチラチーノで突っ張るので。カビゴンでパオジアンを取れるようになるという利点もありますが、それよりリザードンにめっちゃ強そうなサバイブギプスの方が有用そうに判断した。

・ワザマシンデヴォリューション
ペパーで持ってこれる、かつ用途が限定的で強い道具として。ただ使用するタイミングが掴めず全く役に立たせることができなかったので、それなら分かりやすい負けん気ハチマキで良いだろうとなった。チラチーノ抜きでカビゴン多めの白ルギアなら、リザードンをツーパンしていくので入ってきそう。

・マスターボール
一時期は入れていたけど、引けなくない?1枚しか入らないカードを素引きしないといけないのはなかなかハードルが高く、また引いても超強力ってわけでもないので不採用に。

・崩れたスタジアム
マスターボールとほぼ同じ理由。引けないことと、枠を捻出してスイーパーを採用したので居場所がなくなった。いや使用済みのネオラントを落とすとか強いときは超強いけどね。

・テーブルシティ
使用感は5枚目のキャプチャーアロマ。当たれば強いけど、サーチもできない不安定なカードに枠を割くのはちょっと…。ルギアにスタジアムを入れるとしたら終盤に貼られた神殿を割るという役割もあると思うのだけど、序盤に貼りたいこのスタジアムはそれとなんか合わないかな。

・セレナ
ペパー採用で手札を切るカードは不要になった。ならボスでいいじゃんというところ。

・ヒナツ
ハイパーボールと合わせて持ってる時は最強だけど、そんな都合良く持っていない。ルギアVSTARだけ欲しいという場面もあるのでジニアに。いやもちろんヒナツの方が強くなる場面もあるのだけど、流石に限定的すぎるかな。

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