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23-24 2nd 第1・2ラウンド 大学生リーグ 対戦日レポート


はじめに

こんにちは!SUL学生実行委員Nです!!
久しぶりの対戦日レポート、今回は「Order Shift / オーダーシフト」環境となったShadowverse University League 23-24 2nd Season第1・2ラウンドのデッキ分布や各クラスの採用カードを深堀りしていきます!

 

環境予想

9月末に始まった「Order Shift / オーダーシフト」環境では、前期から活躍している「財宝ロイヤル」「エルヴィーラビショップ」、新たな強化カードである《流麗なる竜人》が追加された「武装ドラゴン」、《繁栄の撒き手》や《フロストエイジプリンセス》等が追加された「カステルエルフ」、《アーティフィシャルエデン》が追加された「機械学園ネメシス」、全く新しいアーキタイプである「復讐狂乱ヴァンパイア」などがJCGなどで多く見られています。また、10月5日に財宝ロイヤルに採用されていた《気鋭の一蹴》が能力修正を受け、「財宝ロイヤル」の《気鋭の一蹴》採用率も落ちることが予想されます。

実際の環境

では、実際の環境を見ていきましょう。

各クラスの使用数、使用率

最初に各クラスの使用数、使用率となります。
やはり、環境の中心であったロイヤルとビショップは共に97%と高い使用率となっています。また、前述したエルフ、ドラゴン、ヴァンパイアもそれに続く使用率となっています。


各クラスの勝率

続いて勝率となります。
第1ラウンドではロイヤルが6割を超えていますが、第2ラウンドでは48%まで下がってしまっていますね。どちらのラウンドも5割を超えているビショップとネメシスは今後も要注目といえるでしょう。

各クラスについて

ここからは第1ラウンドの登録デッキを基にクラスごとにデッキの採用カードやデッキ選択などを見ていきたいと思います。

 

☆エルフ

今環境から新しく出てきた「カステルエルフ」と前環境から人気のある「マガチヨエルフ」の二つに分かれました。
「カステルエルフ」は難易度が高めのデッキだと考えており、その影響で数が他クラスほど伸びなかった印象があります。
「マガチヨエルフ」は《豪風の襲来》がスタン落ちした影響が大きく、前期から数を減らした要因になっていると考えられます。

☆ロイヤル

ロイヤルのアーキタイプのほとんどが「財宝ロイヤル」となりました。
ただ、能力修正を受けた《気鋭の一蹴》の採用の有無はかなり分かれる結果となりました。
また、《気鋭の一蹴》の採用枚数も1~3枚とばらつきがみられる結果となりました。今後どのように推移していくか注目です。

☆ウィッチ

ウィッチは現状環境では控えめな立ち位置でありますが「秘術ウィッチ」の採用カードである《使い魔との契約》が能力修正を受けて強化されたため今後の開拓が期待されます。

               ☆ドラゴン

ドラゴンは39チーム登録があり、すべて「武装ドラゴン」でしたが、カードの採用枚数はチームによって変化がみられるようです。
上の表では《禁牙の執行者・ドラズエル》に着目していますが、他にも《遊猟の咎人・アンテマリア》が採用されたデッキリストも散見され、構築の幅がかなり広くなっていました。

☆ネクロマンサー


ネクロマンサーは現状環境では苦しい立ち位置となっていますが、「葬送ネクロマンサー」が徐々に活躍できる環境になっていると筆者は考えているため、今後数を増やす可能性は大いにあるのではないのでしょうか。
個人的に気になったのは「融合ネクロマンサー」であり、デッキ未公開の大学生リーグならではの面白い持ち込みだと思いました。

☆ヴァンパイア


ヴァンパイアはアーキタイプが3つあり、中でも新しいアーキタイプの「復讐狂乱ヴァンパイア」の採用率が高かったです。「復讐狂乱ヴァンパイア」の中でも《ハウリングデーモン》や《終焉の魔狼・フェンリル》等の採用の有無は今後も注目する必要があると思います。
また、前期からのアーキタイプである「狂乱ヴァンパイア」や「進化ヴァンパイア」も人気となってます。

☆ビショップ


ビショップは49チームが「エルヴィーラビショップ」を持ち込んでいました。その中でも意見が分かれそうなのは《華麗なる淑女・エルヴィーラ》と《白翼の慈愛・アイテール》の採用比率だと考えました。《華麗なる淑女・エルヴィーラ》は後攻4ターン目に進化出来る点が強いとされています。

《白翼の慈愛・アイテール》は後攻4ターン目にプレイしても《華麗なる淑女・エルヴィーラ》が出せないので進化できない点が挙げられますが先攻5ターン目の《優雅なる修練・ルゥ》を絡めた盤面形成は《白翼の慈愛・アイテール》の方が強力となっており、また8PP以降に《白翼の慈愛・アイテール》をプレイすることで《神託の旅立ち・ジャンヌ》を出すことができるのも強力です。
また、《白翼の慈愛・アイテール》の比率が高いデッキリストには《煌奏の学徒・アンリエット》が採用されているケースが多かったです。
この《華麗なる淑女・エルヴィーラ》と《白翼の慈愛・アイテール》の採用枚数は今後も分かれる点になりそうですね。

☆ネメシス


ネメシスは1チームを除いて「機械学園ネメシス」でした。「機械学園ネメシス」は他のデッキと比べると難易度が低いため、他クラスと比べて数が増加したと考えられます。
また、1チームが持ち込んだ「進化ネメシス」も母数が多い「エルヴィーラビショップ」に有利である点から持ち込まれたと考えられます。

 

おわりに

今回は、「Shadowverse University League 23-24 2nd Season」第1ラウンド&第2ラウンドの使用率やクラス分布、採用カードなどを深堀りしてみました。今回のデータをぜひ第3ラウンドのデッキ選択に役立てください!

ご精読ありがとうございました!

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