23-24 1st 第1.2ラウンド大学生リーグ 対戦日レポート
はじめに
こんにちは!SUL学生実行委員Yです!!
遂に「Shadowverse University League 23-24 1st Season」が開幕しましたね。今シーズンから「大学生リーグ対戦日レポート」と題して、各ラウンド事のデータを読み取っていく記事を出したいと思います!
初回はShadowverse University League 23-24 1st Season第1ラウンド&第2ラウンドで使用された、デッキ分布や各クラスの勝率を深堀りしていきます!!次ラウンドの参考になる情報があるかもしれないので、ぜひ最後まで読んでいってください!
環境予想
「Shadowverse University League 23-24 1st Season」第1ラウンド&第2ラウンドは第28弾カードパック「Academy of Ages / 遥かなる学園」のアディショナルカード追加後の環境となりました。この環境の特徴は、複数のアーキタイプを擁するクラスが複数あることです。
ウィッチは5月の能力変更で強化された「マナリアウィッチ」だけでも通常のタイプ以外に、RAGE SHADOWVERSE PRO TOUR(以下、RSPT)にてNORTHEPTIONのTakumi選手が使用した《クラッシュレイン》を採用したタイプ、更にはRAGEのファイナリストが使用していた「スペルウィッチ」や新カードで強化されている「チェスウィッチ」など1クラスにも様々なクラスが存在します。そのほかのクラスを見ると、ロイヤルは「ヒーローロイヤル」「連携ロイヤル」に分かれ、ヴァンパイアは「復讐ヴァンパイア」「狂乱ヴァンパイア」等、同じクラスでも持ち込むデッキによってデッキの選出順やデッキ間の相性が大きく変わる環境と言えました。さらに直近のRSPTで話題となった「ウヌエルビショップ」やコミュニティ大会で優勝した「マガチヨエルフ」の台頭などにより、各サークルのデッキ選択が勝率に大きく影響しそうな環境となりました。
実際の環境
では、実際の持ち込みはどうなったのか見ていきましょう。
クラス分布
まさかのネクロマンサーとヴァンパイアは全サークルが持ち込んだ結果に!そのほかにもウィッチ、ドラゴンは持ち込んでいるサークルが全体の95%以上となっており、多くのサークルがウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイアの4クラスを持ち込んでいたことがわかります。また、5クラス目に関してですが、最も多かったのがビショップで次点がロイヤル、その後に、エルフ、ネメシスが続く形となりました。
クラス勝率
では次に各ラウンドのクラスごとの勝率を見ていきましょう!
かなり面白いデータが出ていますね。第1ラウンドで勝率が最も高かったウィッチは第2ラウンドでは勝率を落とした一方、ドラゴンは大幅に勝率を伸ばしています。今シーズンは1日に2試合を行うスケジュールであるため、第1ラウンドの結果をもとに第2ラウンドの選出順を変更したサークルが多かったと推測できます。そのほかにもウィッチ、ドラゴン、ネクロマンサー、ヴァンパイアは勝率が40~60%内に収まっており、5クラス目が勝ち抜けることができるかが重要であることもわかります。
各クラスについて
ここからは第1ラウンドの登録デッキを基にクラスごとにデッキの採用カードやデッキ選択などを見ていきたいと思います。
☆エルフ
持ち込んだ選手のほとんどが「マガチヨエルフ」を使用していました。次ラウンドで採用するサークルは増加するのでしょうか。
☆ロイヤル
大多数が「ヒーローロイヤル」でした。しかしサークルごとに《メタトロン》《神速のクイックブレーダー》《ヒロイックエントリー!》の採用枚数が異なっている点は興味深かったです。
☆ウィッチ
最大母数は「マナリアウィッチ」でしたが、デッキの構築をみると《クラッシュレイン》や《ブレードレイン》の採用の有無や、《楽園への来訪》の枚数等に違いがみられました。「マナリアウィッチ」以外にも「スペルウィッチ」「チェスウィッチ」「セブンスフォースソーサラーウィッチ」等も持ち込まれていましたが、それらのデッキの持ち込み数は筆者の予測より少なかったです。
☆ドラゴン
使用者のほとんどが「ディスカードドラゴン」でした。今回は採用が分かれやすい《インフィニットフレイムドラゴン》《アルティメットバハムート》の採用に注目してデータを取ってみました。そのほかにも、《屠竜の一閃》《大いなる意思》《紅炎の竜爪・エチカ》《大いなる学び舎》《マーメイドシンガー》の採用の有無や枚数が分かれていることが多かったです。ドラゴンと対戦中のプレイングにおいて参考にしていただければと思います。
☆ネクロマンサー
なんと全員が「葬送ネクロマンサー」を持ち込んでいました。今回は、採用が分かれそうな《亡き街の大幽霊》の採用の有無で分けてみました。そのほかの差異として、《甘味の死霊術師》《ミカエル》《フギン&ムニン》《死竜の暴食》の採用の有無や枚数が選手によってかなり違っていて、全く同じデッキリストは少なかったです。
☆ヴァンパイア
「復讐ヴァンパイア」「狂乱ヴァンパイア」とアーキタイプが大きく分かれました。「狂乱ヴァンパイア」はほぼ同じデッキリストが使用されていましたが、「復讐ヴァンパイア」は《羅刹の咎人ガロダート》《憤激の副総長》を採用している構築も少数ながら存在していました。
☆ビショップ
5クラス目のデッキとしては最大数だったビショップ。アーキタイプごとに集計すると「ウヌエルビショップ」が最大数でした。今回は採用に大きく差があった《信仰の一撃》《反転する翼》の採用数で整理しています。
☆ネメシス
わずか3チームのみの持ち込みとなったネメシス。ですが「人形ネメシス」「機械学園ネメシス」とアーキタイプが分かれており今環境のデッキの多様性が伺えます。
以上、今回は第1ラウンドのデッキの集計、分析でした!
おわりに
今回は、「Shadowverse University League 23-24 1st Season」第1ラウンド&第2ラウンドの大会結果やクラス分布、採用カードなどを深堀りしてみました。今回のデータをぜひ第3&第4ラウンドのデッキ選択に役立てください!
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