備忘録(免許更新)


■必要書類■
居住証明(居住区の区長さんから)
健康診断書(保健省から)
日本の運転免許証
カンボジアの運転免許証
パスポート(VISA)

■更新場所■
heritage walk 3 F
MPWT public service center
(公共事業運輸局)

公共事業運輸局のサービスセンター

■手続方法■
1) svaychek commune の区長さんに自動車免許更新用のレターをもらう。

料金 無料(たまに払う時もある)
所要時間 区長さんがオフィスにいれば即時発行

2) 市庁舎の保健省3Fで健康診断を受ける。(血圧と視力検査)

料金 20,000 riel
所要時間 検査は5分、翌日受取り


保健省のオフィス


3) 必要書類を揃えてMPWT公共事業運輸局のサービスセンター4番カウンターへ。
感じのいいお兄さんがテキパキと書類のチェックし、その場で免許用の写真を撮影。telegramの連絡先を教えて書類の確認は5分ほどで完了。
手続きに時間がかかるのでここで待たなくてもtelegramでできたらメッセージしますと言われて解放。

必要書類チェック

4) お兄さんから約40分後にtelegramで免許更新料の支払いのインボイスが送られてきてABAのモバイルバンクで支払いを行う。

料金 120,000 riel(更新料)
   +1,000 riel (銀行手数料)

5) ABAの支払いが済んで30分後に免許ができたので取りに来るようにとtelegramで連絡が来る。
MPWTサービスセンターに戻り受け取りのサインをしてお兄さんへの手数料1ドル(現金のみ)を払って新しい自動車免許をもらって終了。

保健省の健康診断書の発行が1日かかるので免許取得まで2日かかりました。書類が揃ってMPWTで申請から受け取りまでの所要時間は約2時間でした。


2007年にカンボジアの免許を取得してから毎年更新しています。以前は自動車教習所が代理更新をしてくれて自分は何もせずに更新できたので楽でしたが、数年前からシステムが変更、自ら出向かないと更新できなくなり、やや手続が煩雑になりました。
日本のように免許更新のお知らせのハガキがご丁寧に送られてくることもないのでうっかり免許が切れている!なんてことがないように気をつけないといけません。毎年更新なのでちょっと面倒ですが、たまにはこういうお役所に出向くのも新たな発見があって面白いです。

保健省の健康診断はめちゃくちゃアナログ。オフィスにパソコンも一台もなく、紙の書類にハンコを押してサインして。視力検査もゆる〜い感じでカンボジアらしい。

壁に貼られている視力検査の紙

受付をしてくれる人、書類をチェックする人、ハンコを押してサインする人、日付を入れる人、それぞれ(無駄に?)人がたくさんいて、担当があって。
サインする人が忙しいからといって健康診断書の発行は翌日。
血圧測って視力検査しただけの健康診断書の発行に丸一日。
老眼鏡かけたおばちゃんが無愛想に対応。


健康診断する場所


その反面、公共事業運輸局のサービスセンターのカウンターは若いお兄さんがパソコン、携帯を使ってテキパキと処理。連絡もtelegram。

スマートシティ構想を掲げているシェムリアップ。スマートシティの中で紙の書類にハンコを押している保健省のオバチャン達は生き残り続けるのだろうか。来年の免許更新でもまた会えるのを楽しみに。

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