2020J2第1節水戸1-2大宮の試合で思ったこと。
牲川歩見
・PSM鹿島戦の失点、開幕戦最初の失点はどう見てもなんとかなった失点。(鹿島戦はアタッカーと1vs1になりながら、前に出ずにニアぶち抜かれ、な手も足も出ないと言うところ。)
・195cmのサイズは魅力的だが、グランダーのボールの対応、守備範囲の狭さはとても気になる。
・松井謙弥選手をベンチに置いてまで使う選手かと言うと、疑問符が付きまとう。
・秋葉監督がどこまで我慢するか、牲川選手が成長見せるか。
岸田 翔平
・大宮戦はやけに失点に絡んでしまうが、もう少しシンプルにプレーすれば良いだけのこと。
・3、4バック時はどちらも右CB。3バックのときはCBながら、オーバーラップするシーンもあり、これは岸田選手起用したときにしかできないこと。
・昨年途中負傷離脱してから、いまいちスプリントのキレが戻りきってない印象があり、サイドバックとしては厳しい面があったが、サイズが180cmあり、競り合いも決して弱くない為、岸田選手の選手寿命延ばす為にも、CB起用は賛成。
・これからも可変デュフェンスの鍵を握る存在になるだろう。
ンドカ ボニフェイス
・2失点目はRBの前嶋との連携がうまく行ってなかった。(前嶋選手のところで触れます。)
・競り合いの強さは十分に発揮していたし、水戸の1得点目はボニが折り返すことできなかったら、生まれていなかった。
・3バックの時はリベロの位置に入り、少し不安だったが、鹿島戦と比べれば、ボールは動かせていた。
乾 貴哉
・左利きのサイドバックながら、CBもできそうなサイズ(187cn)、乾選手も水戸の可変デュフェンスの鍵を握る存在になりそう。
・3バックは左CBでプレー、4バックはLBでプレー。やはり攻撃時のドリブルに見どころがありそうな選手。
・競り合いはサイドの選手としては最高峰の強さ、CBとしても十分問題ないように思える。
・ビルドアップの繋ぎの面も、ミスが少ないわけではないが、難しいけど効果的なプレーを狙った前向きなミスなので、失点に絡む繋ぎのミス以外であれば、気にすることはない。
前嶋 洋太
・2失点目は前嶋選手のポジショニングがなんとかなれば…。ボニ選手がサイドに釣り出されているため、サイドにあるボールに対してプレッシャーは行けている。ただ、前嶋選手もサイドにあるボールに対して、ボールウォッチャーになってしまい、ボニ選手が出て行ったスペースを埋める動きがなく、サイドに2人が重なる意味のないポジショニングをしてしまい、結果的に水戸のデュフェンスラインのポジショニングがサイド寄りにずれてしまい、富山選手に対するこぼれ球の対応に遅れてしまった。
(岸田選手を責める声もあったが、デュフェンスラインが崩れてしまったいる為、1人で2人分のスペースを見る必要性があった為、ルーズボールの対応に遅れるのは当然。YouTube1:38から繰り返し見てもらえるとわかるかと。DAZN観れる方は2失点目のハイライトで、ボニ選手と前嶋選手が縦に並んでしまうシーンが観れます。)
・3バックの時は右のWB、4バックの時はSB。運動量豊富で、攻撃センス、スプリントも十分。左右こなせる為、出番はとても多そう。
山田 康太
・加入決まったとき、1人で大騒ぎした甲斐があった。ボランチとして攻守に効いていた。
・4バックの時は安東選手と2ボランチの一角。3バックのときは3CHの左。
・守備一辺倒にならず、ゴール前でも仕事できるボランチで、これからが非常に楽しみな選手。
安東 輝
・ここまでできる選手とは思っていなかった。ただ、冷静に考えて、去年はJ1のチームで8試合プレーし、ベンチ入りも合わせて19試合もしている選手。
・頭の良い選手で、攻守において難しい局面になっても、常に正しい選択ができる選手。
・プレースキッカーとしても、平野選手より可能性感じる正確性のあるボールを蹴っていた。
奥田 晃也
・J3の場合、スペースがあり自由にプレーできていたが、J2の場合は比べるとスペースがそこまでない為、すぐに活躍するのは難しいかもしれない。
・壁さえぶち破れば、活躍してくれそうな期待はある。
・トップ下専門の為、山口選手が復帰したらベンチ行きの可能性が高い。すぐにアピールしたいところだが…。
村田 航一
・とても頭の良い選手で、RH、CH、FWと器用に様々なポジションをこなす。3バックの時は3CHの右、4バックの時はRHに入った。
・が、この選手の真価はゴール前で発揮される。ストライカーの位置か、セカンドトップの位置で見たい。
・攻守においてとても効いていたし、村田選手をレギュラーとして使うのは大賛成。
深堀 隼平
・深堀選手の適正はサイドハーフな気がする。スピードがあり、守備にも貢献できる選手で、デュフェンスのプレッシャーが多いゴール前より、サイドのほうが仕事できそう。
・トップで村田選手のような体を張った繋ぎの仕事ができる選手なのかと言うと、そうではない気がする。
・去年の浅野選手のように、ベンチからスーパーサブとして使ったら、とても面白い存在になりそう。
外山 凌
・3バックの時は左のWB、4バックの時はLH。難なく攻守において貢献できているのは凄い。
・昨年のサイドバックの経験が凄い生きている。守備の貢献度は抜群だし、攻撃に切り替わったときも、前への推進力はあるし、カウンターの軸になれる。
・左足のキック、ドリブルも得意な為、カットイン一辺倒にならず、縦にもスピードも溢れる突破もできる為、デュフェンスからしたら、多彩で嫌な選手。
・気合が空回りすると時もあるが、頭の良い選手になった。
山谷 侑士
・投入当初は硬さもあり、良い位置でボール受けれなかったが、得意の左足でゴールを脅かすシーンがあってからは次第に良さが出た。
・最後の局面は自分で仕上げても良いなと思わせるくらい、彼の左足には魅力がある。
・RHと思いきや、トップ起用が主戦となりそう。2桁ゴールマークしても不思議ではない素質を持ったアタッカー。
中山 仁斗
・怪我で出遅れ気味で、まだまだ仕上がっていない印象。
・それでも中山キャプテンにかかる期待は大きい。個人的には清水慎太郎選手より、ゴール前で仕事できると思う。
秋葉 忠宏
・村田選手をトップで使って欲しいが、そのご予定はありますか?
・外山選手の交代カードに対する批判はある。確かに松崎選手を思いっきり使ってもよかったのではと言う思いもないわけではない。
・内容的には全然水戸が勝っていたので、継続してほしい。
雑感
・確実に18年から水戸サポのチームに対する要求が高まったと感じた。
・悲観する必要ないのに、悲観する方が多くて、正直面食らったところはある。失点はすべてイージーミスからなので、解決策が分かれば、すぐに解決できる問題。
・個人的には山口選手を早く見たい。大学時代のパフォーマンス発揮できれば、相当な活躍が見込めると思う。
・3バックのオーバーラップを見ていると、シーモ監督のラツィオを彷彿とさせるので、とても楽しいです。
・セリエA好きな人は水戸のサッカーがウケると思う。状況に応じて、ポジションチェンジを繰り返し、凄い頭の使ったサッカーをしている。
・何故か#安東輝のハッシュタグが入らない。
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