行動の積み重ねで道が拓ける

ちょうどこの頃、仕事でも転機があった。
私が属す業界は「これからこういう事をしていくのではないか?」と考え、先取りして実践したいことがあった。

それには「法律」「業法」と普段私が扱わない分野を知らないと前に進まないので、「うちの会社でそういうことに詳しい部署はどこだろう」とあたりを付け聞きにいった。
法律関係の国家資格を持ち詳しい人がいると紹介してもらい、私でも理解できる言葉で説明してもらうことができた。

そこで考えとやることが繋がったので、
私がこれからこういうことが起こると思うからこの辺の帳票類(他部署の書類含)を見直したり、
こういうデーターを集めていきたいと上司に伝えると、
「えっ?流れが見えちゃったの??こういうことが起こるの!?」と言いながらも妙に納得してくれ協力者になってくれた。

まずは、この書類をどう処理しているのか知ろうと
現場へ出向く。
誰も書類について理解しておらず、ただ提出されたものをファイリングしているだけだった。
ヒアリングしてみると、何かやらないといけないとは思ったけど、複雑すぎてどうしたらいいのか分からなかったらしい。
ここからのスタートなのかと愕然とした。

社に戻って報告した時に、
同僚に「顔が疲れていますよ。今日はもう帰った方がいいですよ」と言われたのを今でも鮮明に覚えている。

部署の人達に「ウチの会社でこの書類のこと理解している人いないんですか?」と聞いてみた。
う~ん・・・
「○○さんが業界の偉い人に鍛えられて詳しかったけど、国家資格取りたいって言って辞めちゃったんだよね」
「連絡先知っていますか?」と連絡先をGET。
「はじめまして。私こういうものですけど、
今お仕事何かされていますか?」と聞くと、
ちょうど試験が終わったところだというお話を聞いて、
「私、こういうことをやりたくて。
それには貴方様のお力添えが必要です。
是非一緒に働いて貰えませんか?」と電話口でスカウト。
翌週から一緒に働いて貰えることになった。


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