清水の舞台から飛び降りる

私たち人間は、つらいことがあった時に
今、目の前に起きた出来事だけがつらいのではなくて
過去に負った心の傷が癒えていないと、
その過去のつらさも「プラス」され、一気に苦しくなることがある。
過去の傷が癒えていないためにその傷にずっと振り回されてしまう。

思い当たることはいくつかあった。

過去の事実は変えられないけど、
その事実に対する意味付け、
つまり、どう捉えるかは変えられるのではないか?

事実って、右から見るか左から見るか、
上から見るか下から見るか、近くから見るか遠くから見るか。
見る角度を変えると違ったものが見えてくる。

過去の出来事の意味を変えることで、過去にとらわれず、前を向いてしっかり歩いていけることもあるんじゃないかな?
だからその意味付けを1つ1つ変えてしまおうと思った。

すると、

・すごくなくていい
・バカでいい
・あなたが正しいって言われなくていい
・私が間違っててもいい
・原因も理屈も、もういい
ただ、好きな人と単純に「幸せだね」って暮したい
そう心から泣くほど思った。

武装は、相手を傷つけること言っちゃうけど、
「嫌われたらどうしよう」って、
清水の舞台から飛び降りるくらいドキドキしながら、
本音や感情を出して、一瞬恥ずかしくなる場面や、
ちょっと居たたまれない気分になることはあるかも知れないけど、それは「傷つく」ではない。

変わるって、大変だけど、鎧を脱ぐだけだから、実は簡単なんです。
でも、そこに至るまでの決意をするのは、すごく大変。
鎧脱いだら死んじゃう気がするから。
自分じゃなくなる気がするし。

だけど、えいやーと脱いで身近な人から「頼みごとをしてみる」とか今までやらなかったことをしてみたら、誰も拒否しない。
例え無理だったとしても「今、無理」なだけで、
それは私とは関係ないことだった。
あれ?私なんでこんなことで悩んでいたの?と崩れ落ちそうになった。

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