資本主義の終わりと働き方

弥生さんからバトンを受け取りました。
今、岩熊さんのコミュニティメンバーで
バトンリレーしながら記事を書いている。
と言っても、私は岩熊さんの面談も講座も受けたことがない。
だから岩熊さんのコミュニティメンバーと名乗ることに、おこがましいと思ってしまう時があることを最初に告白する。

ついに私で最終回を迎えるバトンリレー。

前回記事は

弥生さんの記事に、「コミュニティに入って5年以上もかかっていたことが、5ヶ月で進んだ」とある。
では岩熊コミュニティとは?
私は「新しい物の見方や捉え方を学ぶ良いチャンス」と捉えています。
なぜなら、自分とは違う視点を持っている人と交流するとどんどん成長するから。

今日は「資本主義の終わりと働き方」いうテーマで書きたいと思う。
まず資本主義とは、資本家が労働者を雇い、商品の製作や第三者へのサービスの提供を行うことで利潤を得る経済の仕組みです。
私達労働者は働いたらその労働力に応じて報酬が得られるという制度だ。

ここ数年、どの企業も「働き方改革」と言ってきたけど、実際はこのコロナの影響で否応なしにテレワークなどすることになり、働き方が変わらざるを得なくなった企業が多いのでは?

「働き方改革」とは要は各々の「意識改革」であって、本当に大切なことは何か?を考えるということ。
毎日決まったことをやっているのでは、新たな価値を生み出しているというものとは程遠く、単なるオペレーションを回しているに過ぎません。
日々、長時間職場にいたり、沢山の作業をこなし「自分は仕事をしている」という思い込みをしています。

このような勘違いの「自分は仕事をしている」という意識を持ったままでは、生産性が上がることはありません。

特に定年間際の人や、シニア層の人達を見ていると思う。
下の人達にアドバイスという名の、俺の方がすごいというダメ出し。
部下が上司を評価できるシステムがあればいいのに。
これ入社当時から言ってるけど、全然採用されない。
それだけ、採用されては困る人がいるのでしょう・・・

皆さんは厚生労働省が出している
「働き方の未来2035」
という報告書をご存じでしょうか?

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1. はじめに ~一人ひとりが輝く社会をつくる~
2.2035 年の社会
3.一人ひとりが輝く 2035 年における働き方
4.一人ひとりが輝く 2035 年における制度のあり方
5.一人ひとりが輝く 2035 年における生涯教育のあり方
6. 2035 年に向けての提言
7. おわりに 〜2035 年、自分らしく輝ける社会へ〜
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以上が報告書の目次になります。
報告書から興味深かったところを抜粋すると、

「2035年には、各個人が、
 自分の意思で働く場所と時間を選べる時代、
 自分のライフスタイルが自分で選べる時代に
 変化している事こそが重要である。」
「人間にしかできない新しいタイプの仕事が
 出現してくるはずであり、
 それは主に人間の人間性に基づくような
 仕事であると考えられる。
 例えば、コンテンツを作る技術が自動でできたとしても
 それが本当に面白いかどうかを判定するのは
 人間しかできない。
 人間の人間性に基づくような価値評価 (面白いかどうか、
 美しいかどうか、おいしいかどうか、善か悪か等)
 というものは単純な原理に基づいて
 工学的に再現できる類のものではないので、
 人間が行う必然性が高く、
 新しい仕事の形態になるだろう。」
「2035年には、「働く」という活動が、
 単にお金を得るためではなく、
 社会への貢献や、周りの人との助け合いや地域との共生、
 自己の充実感など、多様な目的をもって行動することも
 包摂する社会になっている。
 誰かを働かせる、誰かに働かされるという関係ではなく、
 共に支え合い、それぞれが自分の得意なことを発揮でき、
 生き生きとした活動ができる、
 どんな 人でも活躍の場がある社会を創っていくことになる。
 自立した個人が自律的に多様なスタイルで
 「働く」ことが求められる。
 つまり、「働く」ことの定義、意義が大きく変わる。」 
「2035年の企業は、
 極端にいえば、ミッションや目的が明確な
 プロジェクトの塊となり、多くの人は、
 プロジェクト期間内はその企業に所属するが、
 プロジェクトが終了するとともに、
 別の企業に所属するという形で、
 人が事業内容の変化に合わせて、
 柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。
 その結果、企業組織の内と外との垣根は
 曖昧になり、企業組織が人を抱え込む
 「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。」
「SNSなどを利用したバーチャルな
 コミュニティが一段と重要な位置を
 占めるようになっているのは間違いないだろう。」

この未来予測を読んで、あなたはどう思いましたか?
こちらがURLになりますので、詳しく読みたい方は是非どうぞ。

4年前に発表されたものだが、時代は猛スピードで進化している。
コロナ禍で強制的にシフトさせられているようにも感じる。

これからはモノへの欲求から体験・サービスへと消費者の価値が変わることで、資本の行き場がなくなっていく。
企業から個人へと価値を提供する主体がシフトするだろう。

私は会社員だけど、ある意味自由度が高い。
自分の強みを活かした仕事をさせてもらっていて、上司にあれこれ指示されることは殆どないし、残業もないと言って等しい。
前々から毎日会社に出社しなくても仕事できるでしょと思ってたことが、緊急事態宣言時のテレワークで体感できて、皆は毎日当たり前に出社してる中、現在も在宅日を設けさせてもらっている。

一昨々年から1年毎に100万ずつ年収が上がってる。
なんかやりたいことやってたら給料が上がっちゃったんだけど、それだけ会社に貢献したって評価の見返りなのでしょう。

「私自身を活かして貢献できる仕事がしたい」と思っていたことが、いつしか叶っていました。

「会社員だから」とか「~できない」って、それはあなたの思い込みかもしれません。
自分の人生自分でデザインしていけばいいだけです。

「働き方推進室」なる部署の長から「すずさんアツイね!ウチの部署に欲しい。一緒に仕事しない?」なんてスカウトされちゃったり。
やりたいことをやっているとこういうことがよく起こります(笑)

私がこの数年取り組んできたことの噂を聞きつけた同業者から話を聞かせて欲しいとか、教えにきて欲しいという依頼も貰っている。
ただ会社員という立場でそれを行うのはなかなか難しい。
しかし業界の発展の為には皆に伝えたい!

ということはこれを副業ビジネスにすればいいんじゃない?

なつさんの講座を申し込んだ時、何をしたらいいのか浮かばなかった。
でも棚卸をしてみると、「これだ!」と思うものがちゃんとありました。

これからの時代はSNSを使って、
「私は、こういう理由で、こういうことをやっている、こういう者だ。」と発信し、その専門知識とスキルを使って収入を得る人が増えていく。
自分の好きなことや得意なことで価値提供できる人が、活躍できる時代。

私は会社の組織を使って自分がやりたいことを色々勉強させて貰えるいい環境にいるのかも知れない。
最近は遠方の人向けにZOOMでの初勉強会を開催し、副業でやる際も資料はこういう見せ方でこんな風にやっていけばいいのかと手ごたえを掴んだ。

これからの未来にワクワクしませんか?
ワクワクする人はきっと大丈夫、その方向で合っています。
どうしようと不安に思った方には岩熊さん、なつさんのサイトを勧めます。

岩熊権造【アフターコロナの女性の生き方】
http://iwakuma.jp/l/c/7WTRZyhD/N4jTiDmF

御堂本なつ【趣味や特技なしでできるオンラインビジネスの秘訣】
http://iwakuma.jp/l/c/gRRhoj3P/N4jTiDmF




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