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MToon完全に理解した話 in cluster

VRMアバターでVRライブを見に行って自分が真っ黒になったり真っ青になったり悲しい経験をした方はいるでしょうか?

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ここから色々悩み、試行錯誤を重ねついにMToonを完全に理解することに成功しましたので覚書程度に記します。読みにくさはご容赦ください。🙏

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0.はじめに

○前提条件として、こちらをご覧ください。非常にわかりやすいです。

 昨今のワールド事情によりワールド側でBloomを使用している場合、アバターにEmissionを設定していると体が発光してしまいます。
そのため、時と場合によってアバターを使い分けるようにしてください。


Q.UniUnlitでよくない?
 A.アウトラインが欲しい!影が欲しい!方向けです。

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(※今回は、[LightColor Attenuation]を0に設定しているためライトの色が出ていますが、1に設定することによりライトの色が出なくなります。
 また、グローバルイルミネーション(GI Intensity)は理解できなかったため、今回は触れません。)

1.疑似UniGLTF/UniUnlit

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○設定

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[Lit Color, Alpha]を#000000にし、[Emission]に[Color]で指定したTextureを入れ、#FFFFFFを設定することにより、自らが常に発光した状態になり、光源の影響を受けなくなる。


○利点
1.UniUnlit+アウトラインが付けられる←重要
2.どこに行ってもすごい光っている子になれる。
○欠点
1.影の設定ができないため、MToonの利点が失われる。


2.Half UniUnlit(適当)

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○設定

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[Lit Color, Alpha]と[Shade Color]をある程度まで下げて、[Emission]に[Color]で指定したTextureを入れる。
[Color]で暗くした分くらい[Emission]明るくすると、光源と自らの光を融合した光り方になる。
今回の例では[Color]:#939393 [Emission]:#D9D9D9


○利点
1.影が設定できる。
○欠点
1.Clusterに合わせるとCluster以外のプラットフォームで白飛びする。

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3.UniGLTF/UniUnlitを使う

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Clusterではとりあえずこれを入れておけば間違いないシェーダー


4.光源を受け入れる

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うんうん、それもまたMToonだね。
光り物(ペンライト等)を持っているときは自分が暗いほうがバエるよね٩(ˊᗜˋ*)و


5.まとめ

皆さんはどの設定が好みだったでしょうか。アウトラインが付くだけで印象が変わると思います。
アウトラインが欲しいけど暗くなっちゃう…。とお悩みだった方は是非お試しください。😆

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