すず太郎が都道府県別魅力度ランキングに物申す:すず総理編第4話「県入れ替え戦」
すず太郎総理の日本改造:第4話「県入れ替え戦」
チワワ秘書:「それではこれより、すず総理の会見を始めます」
記者A:「総理、だいぶ長い間会見を開いていませんでしたが、どうしたんですか?」
すず総理:「いや~、うちの嫁が色々やらかすから、そっちの記事が大変でねぇ」
記者A:「例の『桜を見ていた会』のことでしょうか?」
すず総理:「(あ、やばい。余計なこと言っちゃった。)」
すず総理:「それはさておき、早速本題に入りますが、毎年『県別魅力度ランキング』なるものが発表されています。
私の大好きな『秘密のケンミンSHOW』でも各地の魅力を伝えるのと同時に、毎回県と県との激しいバトルが繰り広げられています。
ただ、結局同じことの繰り返しなんですよね・・・。
北海道や京都は毎回上位だし、栃木茨城は毎回下位だし、いきなり茨城にお寺が200個出来て歴史の教科書いっぱいにでもならないと茨城1位とか一生無いでしょ?
サッカーのW杯で日本が優勝するのと同じぐらい、栃木茨城が1位になることって有り得ないじゃないですか。」
記者A:「お寺200個出来ても、最新のお寺では歴史の教科書に載らないのでは・・・」
すず総理:「そこで考えました。より地域の活性化を図ることと、日本全体の魅力度向上のため、年に1回『県と市の入れ替え戦』を実施します!!」
記者A:「おおお~、何か盛り上がりそう!!」
すず総理:「具体的には、魅力度ランキング最下位の県と、魅力度ランキング1位の市が争います。
競い方は
①従来通りの魅力度集計
②一押し料理バトル
③ご当地キャラの尻相撲
④ご長寿クイズ対決
⑤一発逆転400mリレー
⑥その他審査員特別ポイント
以上になります。」
記者A:「むちゃくちゃ怪しいものばかりじゃないですか!!」
すず総理:「まあ競い合い方はさておき、例えば横浜市の魅力のお陰で上位にあぐらをかいていた神奈川県は、横浜市が横浜県になった途端にランクが下がる訳です。そうなったときに、今一度県の魅力を上げる為に尻相撲の強いご当地キャラを作ったり、おもしろ回答をするおじいちゃんを見つけたり、県の活性化に繋がると思いませんか?」
記者A:「はあ、ただ仮に、茨城が県から陥落すると市になる訳ですよね?」
すず総理:「そうです。茨城市になります。」
記者A:「茨城県にあった市は何になるんでしょうか?どこかの県に含まれるということですか?」
すず総理:「(やべ、あんまり考えてなかった・・・)千葉県と福島県、埼玉県等隣接する県の仲間に入れてもらいましょう!!大きくなれば魅力も上がります!!(何とか乗り切ったかな?)」
記者A:「だとすると、茨城市という地名自体存在しないことになりませんか?『千葉県水戸市』で良いはずですし。その後水戸市が県に返り咲いた場合は『水戸県』になるということでしょうか???」
すず総理:「(よくわからなくなってきた・・・)」
チワワ秘書「それではこれで会見を終了します」
記者A:「ちょっと待って下さい、総理!!総理!!」
つづく
サポートなんてとんでもない!!私の記事で少しでも笑ってもらえたら、それが充分サポートです!!