各自治体の人口目標を足したら人口が増える説を聞いたので調べてみる
調べてみたが、全国の自治体をすべて調べるのが大変すぎるので、今回は仕事で関わっている湖南市がある滋賀県に絞った。
滋賀県の自治体の数は19あり、人口では県庁所在地の大津市が圧倒的な存在感で県民の4分の1が大津市民。大津市は京都に面しているし、大阪にも通勤できるのこともありベットタウンでもあるが、面積もでかい。
タイトルの結果から言うと、実際は各自治体の予測を積み上げると未来の人口はちゃんと減っている。ただ、国の機関が推測した値に比べるとかなり人口は多い。
各自治体は「総合計画」というのをつくり、中にはそれを前期・後期や3シーズンに分けて政策を実行して見直したりする。
その総合計画と一緒に「人口ビジョン」というのがつくられることが多く 2020年、25年、30年、40年、そして2060年までの人口目標を掲げている。
各自治体の人口目標は、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)という団体が出しているものを参考にしつつ、自治体にごとに様々な計算法を用いて目標値をだしている。
詳しいことはわからないが、社人研のデータは「このままのペースだとこうなだろう」というもので、各自治体としてはそうならないようにいろんな政策を講じることで人口を維持して目標数を達成しようとする。
これが2060年の各団体の滋賀県の人口
社人研:112.7万人
県内19市町の目標計:122.6万人
滋賀県:128万人
人口データはモノによっては差があり、過去である2015年の人口データでさえも滋賀県の人口が1万人ぐらい違ったりもするのだが、2060年の目標数は社人研の「このままいったら人口」に比べると、自治体の合計は10万人も多く、滋賀県は16万人も多い。10万人規模って政策でなんとかなるものなのかな。
ちょっとよくわからないので専門書とか調べないとだな。
とはいえどんな本を調べたらいいんだろ・・・。
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