詩「コートの中にあったもの」

冬のコートを、きて
町を歩いてみる
寒いけれど
足取りは軽い

お気に入りのコートは
私を変えてくれる
夜の町は
いつもより落ち着いていて
歩くと
いろんな気持ちが

流れて
流れて
なくなってゆくんだ

綺麗な夜景が
私の小さい心をもっと縮める
だけど今日きたコートは

ちゃんと心にとどまった
ただ今日だけ素晴らしいもの

沈んでいく夜

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?