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【インスタ】イラストアカウント育成計画(1)1,000の壁を越える

こんにちは。イラストレーターの床山すずりです。女性向けイラストを中心に、雑誌やWEBなどで活動しています。

この note は、イラストアカウント育成計画と銘打って、

・プロのイラストレーターとしてインスタグラムを営業ツールに育てたい
・イラスト投稿をより多くの人に見てもらえるようにしたい

そんな方、床山と情報交換しつつ一緒に頑張っていきましょう!というマガジンの第1弾です。

私はインスタを2019年8月から始めて、2022年2月11日現在、フォロー268人、フォロワーは1,720人です。まったく大したことないですね。

でも、ちょうど2ヶ月前にはフォロワー440人でした。爆増したわけじゃないけど、 2ヶ月で1,300人近く増えたことになります。もちろんこの程度なので、バズったわけではありません。いいな、バズりたいな。

▼ グラフを見ておくれ

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床山のインサイトの画面です。長いこと伸び悩んでいたアカウントに、いっちょ喝を入れるか!と一念発起したのは、昨年の12月12日。グラフを見ると、この日を境に明らかにフォロワーの増加速度が上がっています。1月7日には、ずっと超えられなかった1,000人の壁を突破しました。現在も、1日に20人ぐらいのペースでフォローしてもらっています。

このまま順調にいった場合を想定して、2022年の目標は、思い切ってフォロワー7,000人としましたいけるかな。どうだろう。

私はインスタが嫌いだ

Twitter、note、TikTok、FB などいろいろな SNS に手を出している床山ですが、インスタに苦手意識を持っています。

理由の1点目は、投稿の煩わしさ。ハッシュタグの選定とか入力をスマホでチマチマするの、まぁ面倒ですよね。予約投稿ができないのもつらかった。投稿時間が大切だというから頑張るけどさ、なんで夕飯食べながら投稿せなあかんの。もうええわ、となってしばらく放置とか、ざらでした。

補足:この問題は、PC からクリエイタースタジオ経由で投稿するようになって解決しました。床山は PC世代なので、作業は圧倒的に PC が楽。PCユーザーの方は、予約投稿できて無料のクリエイタースタジオ、いいですよ!

2022年4月30日補足追記:便利だったクリエイタースタジオが、ある日、真っ白になって使えなくなってしまいました。代わりに、新登場した Meta Business Suite というシステムを使い始めました。フィード+ストーリーズの予約投稿ができ、インサイトもパワーアップしたので乗り換えて良かったです。スマホ版もあるので、ぜひ試してみてください!

2点目の理由はコスパの悪さ。2年半の間、面倒をこらえて200点以上のイラストをコツコツアップして、フォローしてくれたのは440人です。それはとてもありがたい。けど、労力に見合っているかというと「?」です。

3点目は、アルゴリズム(評価の計算方法)の不透明さです。フォロワーを増やそうと、ハッシュタグの数や種類、投稿頻度などを変えて試してみるけれど、いまいち手応えが感じられない。伸びる仕組みもようわからん。その一方で、バズってる人もいるわけです。
インスタで数々のイラストアカウントを見ていると、絵力も世界観も備わったプロのイラストレーターが多くのフォロワーを抱えているとは限らないし、その逆も然りです。フォロワー数=イラストの質・良さの反映だとは必ずしもいえません。

プロとして、イラストのクオリティを担保するのは当然です。でも、ことインスタに関しては、このよくわからない「アルゴリズム」に適合した投稿が優先表示されやすいらしい。絵のレベルを上げて投稿を頑張るだけでは、弱小アカウントのフォロワーは増えにくいし、インスタの片隅で息をひそめるに留まってしまいます。君だってそう。僕だってそうなんだ。努力が平等に報われないこの感じ、なんだかなぁ。

でも、やっぱり頑張ってみる

インスタが苦手なのに、今になってなぜフォロワー獲得に走ろうとしているのか。それは、好きではないからこそ、同じ手間をかけて投稿するのであれば、コスパを上げてより多くの人(とくにファンになってくれそうな人や企業関係者)に見てもらうチャンスを増やしたい、と改めて思ったからです。

【床山のインスタ運用の目的】
届けたい相手に、イラストが届くようにすること(フォロワーを増やすのはその手段)

フォロワーが増えたらいいな、とは誰しも思うことですが、なぜ増やしたいのでしょう? その目的を意識しておくことは、これからの取り組みとその効果を左右する問題だと思います。どうぞ、初めに考えてみてください。

フォロワー1,000人以下のアカウントは、はっきり言ってパワーが弱弱です。投稿がハッシュタグ検索のトップに表示されることは少ないし、発見タブ(虫眼鏡マークのタブ)に登場することもまれでしょう。絵のクオリティが高かったとしても、人の目に触れる機会そのものが圧倒的に少ない。だからフォロワーも増えない。単純な話ですね。

2022年12月20日追記:
2022年、インスタのアルゴリズムが変わり、フォロワー数の少ないアカウントでも、エンゲージメント(フォロワーの反応)の多いアカウントの投稿が優先表示されやすくなったという話を聞いています。この記事を書いた当時とは少し状況が変わっているかもしれないことを、先にお断りしておきますね。

フォロワーが増えてアカウントの力が高まってくると、いわゆるバズりも起こりやすくなるようです。その段階に入れば、新規フォロワーの獲得が楽にできるようになり、さらに多くの人に見てもらえるという好循環に突入するのでは……?と期待しています。

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補足:イラストの企業案件の獲得には、営業活動やポートフォリオサイトの構築に時間を割くことが1番だと思います。でも私にとってインスタは、好きではないとはいえ、絵を見てもらえる楽しみ・息抜き・交流の場でもある。投稿した作品が、1つの営業窓口としてついでに働いてくれるようになるなら、それに越したことはないと考えています。

「頑張る」って、何を?

前置きが長くなりました。まずはフォロワー1,000人を目指すために、初めの1ヶ月で取り組んだ内容に入っていきます。

フォロワーを増やす手段について書かれたブログや動画は、検索すると山ほど出てくるので、次のような内容を見たことがある方も多いでしょう。

・いいねやコメントをする
・フォローをする(フォローバックを狙う)

初めに明かしてしまうと、床山も「いいね」をすることで新規のフォロワーさんとの出会いを作りました。

弱小アカウントの投稿は、見てもらえるチャンス自体が少ない。だったら、自力でその機会を作ってしまおう、という考え方です。

1)自分の存在に気づいてもらうために「いいね」をする
2)相手がお返しに投稿を見てあげようという気持ちになる
3)相手がプロフィール画面を見てくれる
3)気に入られたらフォローしてもらえる

こういう流れですね。

でも、誰でもいいから機械的に、バンバンいいねやフォローをしていくなんて、なんだか無味乾燥でつまらないと思いません? スキルアップにも繋がらないし、そんな暇があるならクロッキーでもした方がいい。ただでさえインスタが嫌いな床山です、そんなのすぐに放り出すのは目に見えていました。

それに、誰でもいいからフォローして!相互フォロー歓迎!みたいな構えでいると、自分にとっての「いいフォロワー」は増やせません。だって、向こうもこっちも数を増やすことが目的だったら、お互いフォローしたあとは相手の投稿にまるで興味なし、なんて状況が十分起こりえます。これではファンを獲得したとはいえないし、後述するインスタのアルゴリズム的にもよくないことにつながってしまいます。

だから私は、はじめの1ヶ月は、

1)楽しみながら取り組めること
2)イラストアカウントとしてのクオリティを上げること
3)ただ増やすのではなく「いいフォロワー」を増やすこと

この3点を重視して活動しました。

あとは、床山の苦手な

4)投稿頻度やハッシュタグは気にしない

という方針で行っています。

それで、ずっと越えられなかった1,000人の壁を突破できたんですから、ひとまずは万歳ですよね。

シリーズ初回のこの note には、たいへん心苦しいのですが、有料エリアを設けさせてもらいました。リソースを投じて学習・実践したことを、イラストアカウントに特化した内容にまとめてお届けしていますので、今後に向けて、少しだけご支援をいただければ嬉しいです。

ただ、この後の内容には、フォロワー1,000人を達成した後も継続してアカウントを育てていく上で、有用な知識が含まれていると思います。初めにがっちりとアカウントの基盤を固めておくことで、その後の伸び率もよくなるのではないかと予想しています。

ご購入者の声


リリースした時点での最新情報を床山が取捨選択、独自の知見も可能な限り盛り込みました。正直、ワンコインの note としては、かなりお得な内容になっていると思います。ネット上に散らばる情報を集めて1つ1つ精査する時間も短縮できます。本当にインスタを頑張りたい!という方に、ぜひ届いて欲しいです。

よし、読んでみるか!と思ってくださった方は、このあとの準備編・行動編をまずは一読して、「できることを」「無理のない範囲で」「楽しく」生活の中に取り入れてみてください。

ただし、準備編を飛ばして行動編だけ実行しても効果は薄いと思うので、そこはお気をつけくださいね。

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