２０２１年成人式に想う
まさかブログ初回記事が、こんな内容になるとは。。。
はじめまして。
すずのき日の出店web担当 清水陽子と申します。
2021年1月7日、ここ日の出町をはじめとして、近隣のあきる野市・檜原村・羽村市・青梅市・奥多摩町・八王子市は、1月11日の成人式中止を正式に発表しました。
今のところ開催を予定しているのは、福生市と昭島市だけです。
当店でも昨日から、今年成人式を迎えるお嬢様方への連絡に追われていました。
式が中止なら、当然ヘアメイクや着付けもキャンセルになるだろうと思っていたところ、驚くことにほとんどのお嬢様が、ヘアメイク&着付けをお願いしたいとのこと。
「式は中止でも、やっぱり振袖は着たい！」
と、キャンセルはごくわずかでした。
仲の良いお友達と会ったり、お祖父様・お祖母様に振袖姿で挨拶に行きたいとおっしゃっていただきまして。
電話口でお母様やお嬢様とお話しながら、胸がいっぱいになりました。
その昔（江戸時代以前）、子供の死亡率は非常に高いものでした。
ワクチンや適切な医療のない時代、天然痘やコレラはもちろん、スペイン風邪(インフルエンザ)、麻疹やおたふく風邪でも子供達は皆あっけなく亡くなってしまったそうです。
無事に成人できたのは、半数にも満たなかったのではないでしょうか。
現代では考えられないことです。
余談ですが、民俗学で有名な柳田國男も著者で、
「七つ前は神のうち」
七歳になるまでは子供は神様だという地方がある、と書いています。
そのくらい、乳幼児の死亡率が高かったということでしょうか。
七五三も子供の健康と成長を祝う、そうした親の願いから始まったとされています。
医療が発達した現在においても、子を思う親の心には変わりなく、無事に成長したご子息やお嬢様の晴れの日をどんなにか楽しみにしていたことでしょう。
ですから受験や進学にたいへんお金がかかる中、何をおいてもお嬢様方の振袖をご用意したのではないでしょうか。。。
おひとりおひとり、お嬢様とそのご両親のお顔を思い浮かべながら、当日のスケジュール確認のお電話をしました。
前撮りはほとんどの方がお済みですが、当日もお写真が撮れるよう、撮影用のバックスクリーンを用意しました。
他にも店長からサプライズがあるかも？！（なかったらごめんなさい）
11日は日の出店スタッフ一同、感染対策200％でお待ちしております！
お嬢様の笑顔のために＾＾
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丸洗いやお手入れ・お直しも承ります。
振袖は、購入・レンタル、また、ママ振り(お母様やお祖母様の振袖)のリメイクやコーディネートもお任せください。
その際「ブログを見た」または「SNSを見た」とおっしゃていただけると嬉しいです。
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