色んなことを思う日。
大切ってなんだろう?
生きるって難しいな。
そんなこと考える瞬間って誰にでもあると思うんだ。
かといって、ずっと考えて生きていく訳にも行かなくて、なんとなくやり過ごす日だってある。
でも、それでもいいと思えるようにようやくなってきた。
いつかの未来で、悩んだりもがいたりしたそんな日も実を結ぶことがあるって知ったから。
2023.3.11
どんな風に過ごせたらいいかなって、2022年の秋頃からずっと考えてた。
私にとって凄く凄く意味を持っている日で。
私がステージに立つ瞬間にはいつだって始まりを思うけれど。
みんなと宝物みたいな一瞬を作りたいって思った。
流れていく時の中でなくせない瞬間を紡ぎたいと思った。
そしたら、曲を作ってた。
違うな。本当は作りたくて、でも上手く言葉にならなかったんだ。
そんな時、コンビニに行く途中の歩き慣れた道でふと顔を上げてみたら、空が高くて、風が流れて、洗濯物がゆらゆら揺れてた。
そんな日常が私に始まりをくれた街にも流れてるって思ったら、曲がすぐに出来た。
春の風が吹く季節に
これから何年先も
隠してきた想いが
雪解け水のように
その心に流れて
溢れるかもしれない
会いたくなった時。
この歌を口ずさんでくれたら嬉しいです。
春風のメロディ / 鈴音
温もりを宿した 春の柔い風が
ベランダに残された
Tシャツと無邪気に遊んでる
何処にでもあるような
ありふれた風景も
雪の下 隠した 幸せも悲しみも
陽だまりが包み込んでいくように
雲ひとつない空の下で
嘘ひとつない心で
あなたと巡り会えた喜びを
身体全部で紡いでいくよ
無理に笑って涙を隠さなくたっていい
あなたを独りぼっちになんてしないから
目を閉じて 聴いていて
春風のメロディを
どんな言葉よりも
ただ傍にいる事で
俯いた心も抱きしめられると
足元に咲く花が教えてくれた
季節がいくつ巡って行っても
雪が溶ける頃にはきっと
隠し続けてた 心の叫びは
頬を伝って流れるでしょう
世界中の祈りが作り出す茜の
空が行き場を無くした想いを
吸い上げてゆく
感じるでしょう 聴こえるでしょう
春風のメロディが
雲ひとつない空の下で
嘘ひとつない心で
あなたと巡り会えた喜びを
命の限り紡いでいくよ
どんなに遠く離れていたってこの空を
伝えば繋がっている事
忘れないでいて
耳を澄まして 聴こえてくるでしょう
春風のメロディが
信じていて この空の下で
いつでも繋がってる
明日お会い出来ることを心から楽しみにしています。
鈴音
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