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4度目のMVK賞について&MVK賞を目指すかんころ編集部メンバーへ

こんにちは。すずちんです。

本日はタイトル通り、ですが

改めまして、2022年1月の夢トレ『2022年の目標』にて4度目のMVK賞を頂きました。ありがとうございます。

MVK賞の記事↓


今月のMVK賞の発表時、私は月末締切のコンテストに向けて鬼のような形相で必死に執筆に格闘していまして(いやもうほんとに時間がギリギリだったんですよ……笑)
普段だと、毎月受賞者の発表をドキドキワクワクしながら楽しみに待っているのですが。

今回はもうすっっっかり、忘れておりました。笑

……と、いうのも。

ありがたいごとに、私は過去に3度MVK賞を受賞して殿堂入りしていましたので、殿堂入りしてからは『今月は誰が選ばれるんだろう?』と、スポーツ観戦をしているオーディエンスのような気分で発表を待ちわびていました。

なので、編集部のメンバーからメッセージで頂いた『MVKおめでとう!』という言葉に

・・・・・んんん?

と、頭が一瞬、理解できず

『MVK????』
『私が……MVK???』
『え、それってつまり……どういうこと????』

と、脳がしばらくバグっていました。笑

そして、編集部内のスレッドを読み、そこでようやく『あ、4度目のMVKってことで選ばれたのね……』と、現実を理解しました。

スレッドを読みながら『嬉しい!』『やったー!』と思ったのも束の間、その後、翌朝、そして何日か経った今でも、ちょっと未だに現実感がなく、ぽやぽやしています。

人間、ほんとに予想外のことが起きるとこんな感じになるのだな……と。笑

ただ、その中でも色々と感じていたことを書き留めておきたいなと思います。こんなチャンスなかなかないと思うので。

私は2020年1月にかんころ編集部に入りました。

そこで、2020年1月、3月、5月でMVK賞を頂き、初受賞から今回でちょうど3年目の今月、ありがたく4度目のMVK賞を頂くことができました。

私は毎月必ず夢トレに参加します。殿堂入りした後であってもそれは関係ありません。

他の方がどういうモチベーションや目的で夢トレに参加しているのかは分かりませんが、私の場合をお話させていただくと……

もはや、習慣みたいなもので。笑

食後に必ず歯磨きするのと同じぐらい、私にとっての夢トレって毎月お題が出たら参加するとかしないとかそういうことは一切考えず(当たり前すぎるので)『ふむ、じゃあどんな内容にしようかしら』というところからスタートします。

そしてできる限り他の参加者の方の作品も読みます。

夢トレは『表現力』を磨く企画です。

これを読んでいる方の中には、本気で『MVK穫りたい!』という理由で、毎月参加してる方も一定数いらっしゃると思います。

なので、参考になるのかは分かりませんが、私なりに夢トレやMVK賞に関して感じていること、私のスタンスなんかをちょびっとお話させていただこうかと。

私が初めてMVK賞を頂いたのは、ちょうど3年前。
1月にかんころ編集部に入会し、右も左も分からずアワアワしていたとき、夢トレの存在を知りました。

「えー! 何この企画! 面白い!」

と、すごくワクワクしたのを覚えております。

一つのお題から、どんな風に表現してもオッケー。その自由度の高さにすごく感動しました。

ただ、入りたてなので、皆はどんな風に夢トレに取り組んでるのかしら……と、スレッドに投稿されるメンバーの作品たちを一つずつ読んでいたのです。

で、色んな方の作品を読みながら、一つだけ感じたことがありました。

かんちゃんのオンラインサロンなだけあって、みんな文章うめー!!!!!

って。笑

そのとき、他のメンバーさんはほぼほぼ全員アメブロの記事で参加していて、それを見た私は

「これで私がブログで投稿したところで、絶対に埋もれてしまう」

と、確信しました。笑

もしも私に、とんでもない才能や特別な何かを持ち合わせていたら話は別なんでしょうけど。

皆さんの夢トレのブログ記事を読んでみても「いや、うまいよ」「この人もうまいよ」「みんなすごすぎるよ」と、読みながら思ってました(笑)

私の変な癖なのか、慧眼と呼べるのかは分からないのですが、私は何故か

『このままいったら自分が埋もれてしまう』

と確信する瞬間が人生で何度かあって

そのおかげで就活でちょびっと有利に働いたり、なんとかチャンスを掴めたことも、実はあったりして。

というのもね。

多分、私自身は自分のことを普通の人間、いわゆる『凡人』ということを人一倍自覚してて、だからこそ周りと比べられたり強制的に競わなければならなくなったときに

誰よりも自分が凡人だと自覚しているからこそ、その中で何ができるか、どうやって他の人と差別化を図るのか、埋もれないためには自分に何ができるのか

こういうのを結構必死こいて考える癖がありまして。

凡人の生存戦略と呼べばいいんでしょうかね。笑

だからたまに凡人の生存本能が働いて『このままいくと、お前、埋もれるぞー!』と、凡人の私がサイレンを鳴らしてくれるわけなのです。

で、初めて夢トレに参加しようと思ったときにも、そのサイレンが鳴りまして。

そして、前述したとおり

その時の他の参加者さんは皆アメブロで投稿していたので
(現在、編集部メンバーも多く利用しているnoteも、当時、徐々に広まりはありつつも、実はそこまで主流ではありませんでした)

文章(アメブロ)で勝負するのはやめよう。

と、まず、まず最初に決めました(笑)

……爆笑。

結構な弱気スタンスですよね。

もしここで、少年ジャンプの主人公みたいに『いやオレはこのまま進む!ライバルがたくさんいても関係ねえ!!!!』と、強気に進めたらかっこいいんですけどw

私はスタコラサッサと逃げました(笑)

……で、じゃあ結局どうしたのかというと。

これです。

……そう。

ラジオです。

私は、芸能人でもスーパーインフルエンサーでもありませんが、当時、個人でラジオを配信できるアプリがあるのを知っていて、で、ひっそりと録音・投稿していたんですね。

ちょうどこの夢トレでアップしたのが40回目。それまでスマホの前で頑張ってお喋りしてそれなりにコツを掴んでいたのもあって、

『これなら、埋もれずに済む!』

『こんなに文章うまい人が揃ってる中で文章で勝負するのは無理だけど……声のお喋りなら、きっと運営側の(審査する)人の目を引ける!』

と、これまた確信し、初の夢トレはラジオで参加しました。

で、ありがたいことに、初の夢トレ参加で、初のMVK賞を頂けました。

今回の4度目のMVK賞にも通ずることかもしれませんが

そういう、『他の人とちょっと違う視点を持つ(持てる)』っていうのが、もしかしたら、他の人はあまり持ち合わせていない、私の強み?なのかもしれません。

皆が文章なら、私はラジオ(声)で。

インスタに『手描きイラスト』をアップして、夢トレに参加したこともあります。長年習っていた『ダンス』を披露して、踊った動画で夢トレに参加したこともあります。

これはさすがに誰もやらないだろうと、『小説』で参加したりもしました。

そういうことを考えながら私は夢トレに参加しています。

ちなみに1回目のMVK賞はラジオ、2回目もラジオ(とnote)、3回目は小説で受賞しています。

おそらく夢トレの中で主流であろうアメブロで参加したことは、本当に数えるほどしかありません。

皆が王道でゆくのなら、私は邪道をいく。

同じフィールドに誰もいない、というのはそれだけで目立てる強い要素になる。

皆黒い服を着てるからといって黒い服を着なきゃいけない決まりはない。赤の服で参加してもいい。

もちろん、目立てたからといって、じゃあMVK賞を獲得できるのか?というのはまた全然別の話ではありますが。

他の誰もやってないことをやるというのは
その内容(クオリティ)を、比較されにくいということでもあります。

例えば、私がラジオで投稿したとき、もしも他にラジオで参加してる方がいらっしゃったら、多分、比べられると思うんですよね。

「こっちの人のほうが、面白い」とか「ためになる」とか「表現力が高いか」とか

でも、ラジオが一人だけだったら?

「皆が文章でやってるのに、ラジオかぁ」と、審査する側からも、その内容を確認される前から、きっと一目置いてもらえるんじゃないんでしょうか。

それに、他にラジオをやってる人もいないから、クオリティの比較をされない。やりようがない。

それって、結構オトク、なんじゃない?

凡人の私は、そんな風に感じています。

もちろん、グタグタで目も当てられない内容だったら話は別ですし、最低限人に伝わるようなクオリティは担保するべきではありますが。

『表現』って、絶対評価であると同時に、強烈な『相対評価』でもあります。残念ながらね。

だから、もしもMVKが穫れずに「くそー!!!」と、毎月地団駄を踏んでいたり、「私に才能がないから獲れないのかな……」とか、落ち込んでいる方がいたら、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、立ち止まって考えてみてほしい。

私の表現するもの、しようとしているものは、周りの人と比べて、どうだろうか、と。

同じような内容で参加してる人はいないか。

自分と同じ媒体(SNS)で参加してる人は、全参加者のうちどれくらいの割合なのかしら?

他のやり方、表現、視点、で、参加することはできないだろうか?

埋もれないために、せっかくアイディアはいいのに。それをどういう形でアウトプットするかで、あなたの作品が埋もれてしまうかきらりと輝けるかは、変わってくると思います。

もちろん、私は文章一択で行きたいわ!
というのも全然アリアリですし、その道で輝ける方を私は心の底から尊敬しています。

で、文章で参加するのなら参加するで

一文目で、読んでいる人の興味を引くことはできるかな?

読んでいる方へのギフト(かんちゃんがよく言ってるやつです)やニーズ、はあるかな?

読んでよかった、と画面の奥にいる人の心に響く内容になってるかな?

そういう視点を持ってみると、これまたきっと、同じ内容を書いていたとしても、読む側の受け取り方や全体としての流れ、クオリティ、感情表現が段違いになると思います。

ただ、改めて言っておきますが、夢トレに参加してるだけでもう素晴らしいことですし、今まであなたがアウトプットしてきたことに、一つも間違いはありません。

ただ、その一歩先、もう一段階ステップアップしたいなと感じている方がいれば、私は伝えたい。

人と違うということは、それだけで強みになる。

あなたの持っているものを強く輝かせるパワーが、そこにはある。

持っている武器を磨くことも大事。だけど、新しい武器に手を伸ばして、使ってみるのも、同じぐらい大事。

今までずっと、横に横にと広げようとしていたものを、今度は縦に広げてみる。それまで考えたこともなかった視点から、自分の表現しようとするものを、見極めてみる。

そういう視点で、次回、夢トレにチャレンジしてみるのも、面白いですよ、きっと。

何しろ正解不正解はないのですから。夢トレはある意味『本番』であり、最高の『練習場所』でもあります。

だから、せっかくなんだから

思う存分、転び合おうじゃないか!!!!


(……分かる人には分かるネタです。すみませんヲタクでw)


いっぱい転んで、擦り傷つけて、色々チャレンジできる。色んなことが学べる。そして周りにはそんなあなたのチャレンジを温かく見守って、応援してくれる仲間がいます。

ぜひ、『夢トレ』を通じて、表現力をどこまでも磨いて、あなたの持っているその唯一無二の魅力をどこまでも引き立てて下さい。

そうしたら、多分、こういう人があなたの前に現れます。

「あなたみたいになりたいです! どうしたらあなたみたいになれますか?」

あなたはそのとき、何て答えますか?

そのときあなたが持ち合わせてる武器は、人生経験は、一体どんなものなのか?

あなたを強烈に輝かせてくれたものは何ですか?

思考を止めない。考え続ける。磨き続ける。新しい世界に飛び込む勇気を持ち続ける。
他者と自分の立ち位置を見極める。
この世界が、相対評価であることから目を逸らさない。

あなたが「あなたらしさ」を最大限に引き立たせるために

その「あなたらしさ」で他者を強烈に惹きつけるために

まだ、ダイヤの原石である「あなたらしさ」は、あなたの手で、これからどんな風にでもその輝きを引き出すことができます。

最初にお話した通り、私は私なりの凡人戦略で夢トレに参加しています。

これは一つの例なので、もちろんかんちゃんが日々伝えていることと差異もあり、読んだ人の中には「いや、すずちんのスタンスは私には合わないな〜」という方もいると思います。それは全っっっく、構いません。それってすごく普通のことです。

ただ、こういうやり方で生きてる人もいるんだよ、ということを、ちょっとでも、知ってもらえたら嬉しいです。

3度目のMVK賞を頂き、殿堂入りしたのは2020年の5月。

殿堂入りしてからは「あ、すずちん殿堂入りしたからって手を抜き始めたな」って絶対絶対思われたくなかったので、6月以降はむしろそれまで以上に気合を入れて、夢トレに取り組んでいました。

そして運営側の方々が

「あーすずちんが殿堂入りしてなかったら、今回のMVK賞はすずちんにしたいなぁ」


って、悔しがってくれないかなって、いつも思いながら夢トレに参加していました。

(私は勝手に、殿堂入りしたらMVK賞の審査対象からは自動的に外れるものだと思っていたのでw)

それぐらい、私にとって夢トレは、ものすごく大きな存在であると同時に、私という人間を、どこまでもどこまでも引き上げてくれる強烈な存在でもあります。

ぜひ夢トレを通じて、『本当のあなた』を見せつけて下さい。叩き付けてください。周りを驚かせて下さい。

そして、今日私がお話したスタンスをちょっとでもいいなと思ってくれたとして

次回の夢トレで、あなたが新しい媒体・視点で表現してみても「うわ、全然うまくできない」「めっちゃ下手だ、やばい」と感じるかもしれません。

大丈夫です。皆通ってきてる道です。もちろん、私も通ってきてる道です。

それに、そういうあなたを笑う人は、かんころ編集部にはいません。

だから安心して、転んでくださいね。

そして

チャレンジを通じて、自分が表現したいものをうまく表現できない、落とし込めない「歯がゆさ」みたいなものを何度も何度も噛みしめることになると思います。

その悔しさも、絶対に忘れないで下さい。

その歯がゆさは、きっと、もっともっと、あなたを引き上げてくれる強烈な引力になってくれるはずです。

発展途上であること、未熟であること、拙いこと、それらは全て『伸びしろ』です。

だから、恥ずかしがらずに突き進んでみませんか?

あなたが『あなた』として、唯一無二の輝きを放つために。

そんなあなたの成長を、私は、楽しみにしています。


再度にはなりますが、4度目のMVK賞を、本当にありがとうございました。

これからも、画面の向こうのあなたと一緒に、私ももっともっと成長していきたいと思っています。

そして、5度目のMVK賞を頂くときには、堂々と『プロの小説家です』と答えられるように、日々、精進していきます。

私の小説で、最高のエンターテイメントを、最高の読書体験を、届けるお約束を致します。

そして、運営側の皆様、毎月夢トレ塾を開催してくださり、読んでくださり、評価してくださり、本当にありがとうございます。

次に、かんころ編集部のオフ会が開催される時には、発売されてる自著を持って参加したいと思います。笑

そして、画面越しでしか通じ合えなかった皆さんと、いろんなことをお話できれば、嬉しいです。

どうか、その日まで。

かんころ編集部メンバーとして、あなたと手を手を取り合って、進み続けていきたい。

今までも、これからも、この先も、かんころ編集部メンバーであることを、心の底から誇りに思います。

これからも、どうぞよろしくお願い致します。

かんころ編集部4期生 すずちん

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