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魔法学園RPGハーベスト 上級者向けビルドpart3「絶対零度の炎を生み出すカタラクト講座」

この記事は、魔法学園RPGハーベストに遊び慣れたプレイヤー向けのものになります。
初心者向けではございませんので、ご注意ください。
また、「上級者向けビルド」というのは決して強いデータ構成を紹介するわけではございません。ネタ色の強いものが多いです。

1.前回のあらすじ

世はプロミネンス不遇時代…しかし、そこに現れた「トランスファレンス型コロナフラッシュビルド」により、プロミネンスは救われた。
しかし、それ以上の問題児が残ってしまった。

カタラクトだ。

まずは、前回、「誰かカタラクトを救ってあげて」と、他人任せな態度でカタラクトを投げ捨てたことをお詫びしたい。

カタラクトを生み出したのは紛れもなく私自身であり、カタラクトを使ったビルドを考える責任があるのではないかと私は自責した。(ここで他の使い勝手が悪い魔法の話をするのは止めてください)

そんな今朝、カタラクトのことを考えていたら、一つ面白いことを思いついたのだ。

あれ…このコンボならカタラクトを活かせるのでは…?

2.カスケードクラッシュについて

他の御三家オブジェクトが、コール系魔法にエンハンスがあるように、それはもちろん、「コールカタラクト」にも存在する。

コールカタラクト 地2水1
+地 カスケードクラッシュ
戦闘空間にあるカタラクトを全て破壊してもよい。そうした場合、破壊したカタラクトの周囲全方位1マスにいるオブジェクトはバッドステータス:氷結レベル5を受ける。この効果が重複する場合、バッドステータス:氷結レベル5の代わりにバッドステータス:氷結レベル(5×重複回数)を与える。

実はこの魔法、最近こっそり修正が入って、氷結レベルが(5×重複回数)になったことで、若干強化された。
つまり、最大で敵に入れられる氷結のレベルは、なんとレベル40相手の防御力を40点も下げるため、実質相手の防御を無視することができる。
それだけ聞くとなんだか強そうだが、もちろん問題点がある。

これ、消せるバッドステータスなのである。

レベル4以上の魔法には、高確率で、「このバステは解除できない」といった文章が記載されているが、この魔法にはそれがないため、普通に相手のターンがきてしまえば、移動タイミングで解除されてしまう。

つまり、SS値によっては、とても使いづらい。例えば、自分の出番のすぐ後が敵だった場合、氷結レベル40はもはやなんの意味も持たない。

また、前回のコロナフラッシュをご覧の皆さんなら察しもつくと思うが、もちろんこのカスケードクラッシュの効果も、敵味方関係なく発動する。すなわち、味方にも氷結レベル40が入る可能性があり得る。(流石に40はないと思うが、それでも氷結レベル10〜30くらいは容易にあり得る)

ただ、この魔法をそのまま使用するだけでは、やはり粗い運用になってしまう。
だが、他の方法では決して与えられない高レベル氷結を上手く活かす方法は、必ずあるはずだ…

3.「絶対零度の炎 カタラクトビルド」

まずは、このビルドを見ていただきたい。

クラス:変身魔導学科
ビルド:フルスクラッチ
大魔法 イマジナリーウイング
能力値 3 5 2
主体属性 水・闇
特技
「インポート」(他学科履修) 消費TP3 種別A
敵1人が受けているバッドステータス1つを選び、そのバッドステータスをレベルの符号を逆にして戦闘空間上の好きなキャラクター1人に与える。
「形態変化」消費TP2 種別A
このアクションフェイズでの発動ダイス数をリアクションマジック値の数+2に変更する
「魂の鳴動」消費TP3 種別R
魔法攻撃の範囲に、自分の味方が1人以上居る場合、魔法攻撃の対象を自分1人に変更する。
ピクシーペンダント 攻2 防2 HP40 TP10 SS3 移動値1
効果: アクションフェイズの発動タイミングで、魔法発動決定後、攻撃力に+自分の防御力する。1シナリオに3回使用可能

魔法
「オリジン」「ハーベストムーンA」
「エアロスプラッシュ」風1水1
攻撃力+1、さらに攻撃範囲を自分の周囲全方位1マスに変更する。
「ファイアボール」火1闇1
攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
「シークエンス」闇2
今回の発動タイミングで消費しなかったマナを次の発動タイミングのときに発生させる。
「ダムクリエイション」水1地1
防御力+1、さらにこのリアクションフェイズ終了後、自分の前後左右1マスのオブジェクトが存在していない好きなマスにオブジェクト:カタラクトを召喚する。
「コールカタラクト」地2水1
攻撃力+3、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:カタラクトを召喚する。
+地 カスケードクラッシュ
戦闘空間にあるカタラクトを全て破壊してもよい。
そうした場合、破壊したカタラクトの周囲全方位1マスにいるオブジェクトはバッドステータス:氷結レベル5を受ける。
この効果が重複する場合、バッドステータス:氷結レベル5の代わりにバッドステータス:氷結レベル(5×重複回数)を与える。
「ブリリアントドレイン」水1地1光1
攻撃力+3、さらに対象1人に与えたダメージ分、自分のHPを回復する。
「レジストスパイラル」風2水1
攻撃力+3、さらに対象の持つグッドステータスを1つ消去する。
「スーパーノヴァ」火3闇1
攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない。
「アークノア」地3水1
攻撃力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに好きな数だけオブジェクト:カタラクトを召喚する。
「サイレントサイレン」闇5
攻撃力+12、さらに自分にグッドステータス:時空転移レベル3を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない

ここで鍵となるのが、機械魔導学科より他学科履修してきた「インポート」という特技だ。
この「インポート」には、敵が受けているバステを符号を逆にして味方に与えるという効果がある。

すなわち!

カスケードクラッシュとコンボを組めば、ワンチャン、氷結レベル-40も夢じゃない!!

氷結−40ってそれどういう状態だよというツッコミはさておき、実際防御力の固定値が跳ね上がるのは普通に強い。

もちろん、普通に味方の盾役を支援しても強いのだが、今回のビルドではクラスとして変身魔導学科を選択し、魂の鳴動によって自分が盾役が行えるようにした。
また、変身魔導学科には大魔法「イマジナリーウイング」もあるので、アークノア→カスケードクラッシュの動きや、カスケードクラッシュ→インポートの動きに生まれるタイムラグを上手くカバーすることができるのである。

さらに、もっと欲張りな気持ちで行くために、このビルドでは、変身魔導学科の発動体「ピクシーペンダント」を採用した。
ピクシーペンダントは、自分の防御力が「攻撃力に加算される」という効果を持つ。
これにより、氷結−40から生まれる高防御力固定値をそのまま攻撃力に変換し、火力としても活躍できるのである。(しかも3回も使える!)

火力と盾、両方の役割をこなすことのできる、まさに「絶対零度の炎」。カタラクトにはそんな力を引き出す可能性があったのである。

これでカタラクトさんの株もきっとストップ高だろう……みんな、カタラクトさんのこと忘れないであげてね……




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