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魔法学園RPGハーベスト 上級者向けビルドpart2「爆ぜろ!と詠唱したい人向けプロミネンス講座」

この記事は、魔法学園RPGハーベストに遊び慣れたプレイヤー向けのものになります。
初心者向けではございませんので、ご注意ください。
また、「上級者向けビルド」というのは決して強いデータ構成を紹介するわけではございません。ネタ色の強いものが多いです。

1.世はプロミネンス不遇時代

そこに3匹のオブジェクトがおるじゃろ…
その中から好きなオブジェクトを1つ選ぶのじゃ

そうして、「プロミネンス」、「カタラクト」、「トルネード」のオブジェクト御三家が並んだ場合、ほとんどの人が「トルネード」を取る。
そんな、魔法学園RPGハーベストは今、そんなトルネード一強時代である。
別段、トルネードそのものがそんなに強いわけではない、それどころか、単純な効果としては他の2つの方が強いまであるが、
トルネードの価値を引き上げたのは、とある魔法による。

それは、「コールトルネード」のエンハンスマジック「マナヴォルテックス」である。

次のターンのマナを好きに装填できるというシークエンスもびっくりな便利魔法の存在で、トルネードの価値は一気に上昇し、セッションでもトルネードをよく見るようになった。

その一方、プロミネンスといえば、過去は「プロミネンス」+「カーディナルコスモス」といったような、超火力コンボで輝いていたものの、近頃は「設置してからタイムラグがあるから使いづらい」、「相手のターンでどうせ破壊される」など低評価が相次いでしまっている現状だ(※ハヤトの個人的な感想です)

なお、正直プロミネンスよりカタラクトの方がもう語るまでもないといった不人気っぷりである。ほとんど見たことない。でも決して弱くはないとは思ってます。だれかカタラクト主軸キャラ組んで

2.コロナフラッシュについて

余談はさておき、プロミネンスを主軸においた構成を考えた時、真っ先に思い浮かぶのは先ほどの「カーディナルコスモス」との組み合わせである。
しかし、それだけでは味気ないので、今回は、「コールプロミネンス」のエンハンスマジック「コロナフラッシュ」に焦点を当ててみることにした。

コールプロミネンス 地2火1
+光 コロナフラッシュ
戦闘空間にあるプロミネンスを全て破壊してもよい。そうした場合、破壊したプロミネンスの周囲全方位1マスにいるオブジェクトに6ダメージを与える。なお、この効果は重複する。

重複する、のがミソである。これで、相手の周りを囲み込めば、最大でなんと48ダメージ!もちろん防御貫通!強い!!

はずなのだが、この魔法が使われない理由は簡単である。
「味方にもダメージが入る」のである。

調子に乗って、「メテオインザケイジ」でプロミネンスばらまいた日には、味方にも甚大な被害が出ることは間違いない。
敵だけを上手く狙おうにも基本、前衛キャラは敵の周囲全方位1マスにいることが多いこのゲームでは、味方を無傷ですませることは難しい…

そんなことを考えていた時、
まさに電流が走るように発想が生まれた。
味方がダメージを受けないようにすればよいのでは…

そこで生まれたビルドがこちらである。

3.「爆ぜろ!コロナフラッシュ」ビルド

まずは、このビルドを見てもらいたい。

クラス:魔導書魔導学科 
ビルド:フルスクラッチ
大魔法 アカシックレコード
能力値 5 2 3
主体属性 火・闇
特技
「トランスファレンス」(他学科履修) 消費TP4 種別A
このアクションフェイズ中、味方はダメージを受けない。
「レーゼシナリオ」消費TP3 種別A
地・水・火・風・光・闇の中から好きな属性を1つ選ぶ。このアクションフェイズにて、その属性のマナを1つ発生させることができる。
「アレゴリー」消費TP4 種別A
自分にグッドステータス:暴走レベル1を与える。1シーンに1回使用可能。
グリモワール 攻3 防1 HP40 TP10 SS3 移動値1
効果: オリジンをコスト0で発動することができる。1ラウンド1回まで。
魔法 (1つの魔法変更に3点)
「オリジン」「ハーベストムーンA」
「フレイムボルト」火1光1
攻撃力+2、さらに自分のTPを1点回復する。
+地 ソーラーイクリプス
敵全体に2点のダメージを与え、味方全員のTPを2点回復する。
「シークエンス」闇2
今回の発動タイミングで消費しなかったマナを次の発動タイミングのときに発生させることができる。
「ファイアボール」火1闇1
攻撃力+2、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル1を与える。
「アドバンスドフレア」火3
攻撃力+7、さらに次の自分のアクションフェイズの発動ダイス数に+1する。
「ハイドロハリケーン」水1光1闇1
攻撃力+3、さらに対象にバッドステータス:衰弱レベル2を与え、自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。
「コールプロミネンス」地2火1
攻撃力+3、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きな1マスにオブジェクト:プロミネンスを召喚する。
+光 コロナフラッシュ
戦闘空間にあるプロミネンスを全て破壊してもよい。そうした場合、破壊したプロミネンスの周囲全方位1マスにいるオブジェクトに6ダメージを与える。なお、この効果は重複する。
「メテオインザケイジ」地3火1
攻撃力+7、さらに戦闘空間のオブジェクトの存在していない好きなマスに好きな数だけオブジェクト:プロミネンスを召喚する。
「スーパーノヴァ」火3闇1
攻撃力+8、さらに自分にグッドステータス:興奮レベル2を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない。
「アポカリプスデイ」光3地1
攻撃力+7、さらに戦闘空間に存在するキャラクター以外のオブジェクトを全て破壊し、全てのマスの地形変化を無効にし、元に戻す。
「サイレントサイレン」闇5
攻撃力+12、さらに自分にグッドステータス:時空転移レベル3を与える。また、この魔法の効果によって受けたグッドステータスは、戦闘終了時まで消去されず、レベルの増減も起こらない。

おわかりいただけただろうか。

そう、アマリリスクラスである禁呪魔導養成班の「トランスファレンス」を他学科履修で取ってきているのである。
(データ的には問題がないが、GMによっては、リテイクが出る可能性があるので気をつけよう)

というか、こんなビルド、僕自身でさえ、GMのときに見せられたら、つい「なんでこのpc、アマリリスサイドの特技習得してるの??流石にデータマンチすぎでは??」とか言ってしまいそうになる。

だが、そんな時は、無言でキャラクターシートを見せず、「設定があるので聞いてください」と一言添えれば良い。

例えば、
・このpcには、師匠として慕っていた先輩キャラクターがいた。
・しかし、そのキャラクターは、なんとアマリリスのスパイで、最後はこのpcを裏切ってアマリリスへと戻っていってしまった。
・このpcは、その先輩を説得してハーベストに連れ帰るという使命を持っている。
・「トランスファレンス」はその先輩に教えてもらった。

というように設定をしっかり強調してGMに話せば、「なにそれエモーい」で終わるかもしれない。(きちんとGMの指示には従いましょう)

それはともかく、このビルドは、「トランスファレンス」を使用して、「コロナフラッシュ」のダメージを味方に入らないようにした構成である。

しかし、それだけでは、最初に記述したプロミネンスの弱点である、タイムラグを攻略できていない。敵にプロミネンスを使われてしまう可能性があるのである。(1ターンでメテオインザケイジとコロナフラッシュが両方撃てれば何の問題もないが、そもそもそれは難しいため)

そこで、考えたのが、「時空転移で2回動けばええやん」である。安直。

クライマックスフェイズでは、開幕アカシックレコードから、サイレントサイレンを起動し、以降は「メテオインザケイジ」、「トランスファレンス」からの「コロナフラッシュ」を発動するだけである。

コロナフラッシュの発動時の演出では、是非とも「爆ぜろ!コロナフラッシュ!!」と叫びたい、そんな気持ちで作ったビルドである。

最後に一言。

誰かカタラクトを救ってあげて

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