第5話:焼き尽くせ!星の大魔道士!

これまでのあらすじ
ある日、TCGとかを遊んでいるディスコードグループで、MTGのマジックリーグをオンラインでやらないかという話が出たので参加。合計9パックを開封したところでそれぞれの色のカード枚数が増えていき、デッキ構築の自由度も上がってきた。

マジックリーグは3回負けるごとに1パックを追加で開封できる権利を得る。勝ったり負けたり負けたり負けたりした結果、更に1パックを開封する権利を得た。

最初の3パックはフォーゴトン・レルム探訪、4~6パック目はカルドハイム、7~9パック目はイニストラードと、複数のエキスパンションを3パックづつ購入するという方法でパックを増やしていった。

(※マジックリーグの性質上、基本的には同じエキスパンションのパックを買い続けたほうがシナジーが組みやすく強いデッキを組みやすい。また、通常のルールと異なり山札の最低枚数が30枚のため、もし、他の何よりも勝利を優先するのであれば、よほどのこだわりがない限り山札破壊デッキを組みやすいシリーズを購入するのが強い環境ではある)

前回は青のクリーチャーや呪文に目を向けたが、次に目を向けたのはイニストラードのこれだ。

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1枚の呪文を2倍唱えることができるカードである。このカード自体のコストが2マナなので、3マナ以上のカードを2回使えばそれだけマナ・コストを得するという計算になる。

そんな都合のいいカードがあるかという話だが、同じくイニストラードから出てきた《忌み者の火刑》が該当した。

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合計7マナで「クリーチャー2体にそれぞれ5点、そのクリーチャーのコントローラーに4点のダメージ」という効果になる。7マナは簡単に出せるコストではないが、使えればかなりの効果を発揮する。

他にも、フォーゴトン・レルム探訪から出たほとんど同じ効果の《ファリダの火の玉》や、カルドハイムから出てきた《悪魔の稲妻》など、クリーチャーにダメージを与えるカードがそれなりにあった。

とはいえ、7マナを出すのはだいぶ厳しい。だが、手元にはこのカードがあった。

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色々と効果が書いてあるが、雑に言うと昼と夜が変わるたびにインスタントとソーサリーのコストが減るというものだ。

また、フォーゴトン・レルム探訪の《溜め込むオーガ》が上手く攻撃できれば、一事的ではあるがマナ加速をすることができる。

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他にも昼と夜が切り替わることで強くなるカードや、登場時に墓地のインスタントやソーサリーを手札に戻すカード、低コストで攻撃クリーチャーを強化するカードなどを積むことで、赤メイン青タッチのデッキができた。

勝ち筋はこうだ。前半は小型の効果クリーチャーでコツコツダメージを与えながら盤面を整え、中盤から相手のクリーチャーを破壊しつつ攻撃し、マナが溜まってきたところで一気に焼き切って押し切る。

このデッキはいろいろな意味でわかりやすく、勝つ時は一気に10点くらいのライフを削って勝つが、相手クリーチャーの数が多かったり手札に重い呪文が重なったりするとボロボロに負ける。

しかし、デッキコンセプトとしてはある程度形になっており、それなりに良く出来たデッキになっていると思う。

そんなこんなで手持ちのデッキは、黒緑大型クリーチャーデッキ、青白飛行クリーチャーデッキ、赤タッチ青バーンデッキの3つとなった。

それから何度か対戦をして勝ったり負けたりしながら、気がつけば10月の終わりまで残り1週間程となった時、溜まっていた敗北パック購入権を使い、最後の3パックを購入することにした。

もちろん、ここまで来たら最後の追加パックも、別のエキスパンションだ。

マジックリーグを遊んだ話~第5話:焼き尽くせ!星の大魔道士!~

おわり

マジックリーグを遊んだ話~第6話:集えパーティ!エキスパンションの壁を超えろ!~へ続く


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