ORSアディショナル期 メイホズミ(アンリミ)




概要
ドゥルガーの登場により森林の狼の採用が可能になったシンシア型ホズミエルフ。4tまでの4枚プレイによるメイ二種の回収とフェアリーウィスプ2枚の回収を行い、5tでのホズミ起動を目指す。

強み
・狂乱ヴァンプの氾濫による極光の天使採用デッキの激減
・同上理由によるグランスエンジェルを搭載できるデッキの優位性の向上
・葬送ネクロ、超越ウィッチより1ターン早い5キルが可能
・輪廻の女神を3投できることでメタ貫通、ミラー対策が容易
・リマーガ/オムニス→ドゥルガー/森林の狼への変更による安定性の向上

キルパターンについて
 ドゥルガーを引ききった場合でも、ホズミターンに手札に2枚あるドゥルガーを相手の盤面に当てることで、森林の狼の自動進化を発動させながら2面処理が可能。ウィンドに手動進化を切れば7+6+7で20点に届く。

別型との差別化について
 オベロン型は強みであった疾走札が少なく済むという点も、ドゥルガー/森林の狼により追いつかれており、守護に弱い点も懸念される。葬送ネクロは3面守護までなら平気で立ててくることも踏まえ、ホズミに進化を切れる余裕のあるシンシア型のほうが安定感があると考える。
 機械型は安定感が低い上に、フレイアがホズミを確定サーチできないことに加え、女王への厚意によるスロット圧迫とグランス設置タイミングの喪失が痛い。理想ムーブで4キルできる強みはあるが、そこまで早いデッキが環境にしないのに、安定感を捨ててそれを狙う意味が不明(これなんで流行ってるの?)
 若芽型は機械型と同じ弱みに加え、ホズミターンにウィスプを後起きできないという追加の欠陥まであるため、握る意味はほぼないと言える。
 フェアリーサークル型はフェアリー生成の被り以外に大きな欠陥はないが、スロットの余裕と安定感ではメイ型に軍配が上がると思われる。

直近勝率
 23勝7敗

各カード採用理由について

神秘の指輪
 ドゥルガー/森林の狼採用により、デッキに戻す必要があるカードが激減し、このカードの価値は大幅に低下している。一方、1コスでメイカウントを稼ぎ、手札を空けながらドローができる点は強力なため、空きスロット埋めとしては十分。選択枠。手札溢れ事故多すぎなので必須に格上げ。

メイ二種
 コンセプトカード。新メイは腐食と組み合わせて盤面取りができる場合もあるため強力。ウィスプのバウンスや英雄の証を活用して4tまでの直接召喚を狙う。素引きした時にバウンスによるカウント稼ぎを狙うためレーネは不採用。コンセプトのため必須。

自然の導き
 森林の狼があるため必須ではないが、グランスエンジェルの使いまわしや、メイカウント稼ぎへの貢献度が高いため採用。選択枠
→手札溢れが頻発するので解雇

英雄の覚悟
 メイの直接召喚を安定させるために必須級のカード。
 ターン終了時のドローで手札が溢れ、妖精花が不発にならないよう注意。
 必須枠。

腐食の絶命
 盤面処理、体力温存札として強力な上に、対象を取らず、メイカウントにも貢献する。ミラーや超越がよほど増えない限りは3投確定で良いと思われる。準確定枠

未来への導き
 役割としては英雄の覚悟の4枚目に当たる。複数回使用が無意味な上に手札が溢れてしまう点を踏まえ、1枚採用に留めている。また、このカードを引いた場合は、メイを盤面処理札として捨てることができるため、プレイングに幅を出すことができる。選択枠。

森への郷愁
 説明不要。3投。

グランスエンジェル
 狂乱ヴァンプ、ハンドレスヴァンプ、葬送ネクロに対するメタカード。環境への刺さりが良すぎるため3投。

フレイア
 ホズミサーチ。スタッツ3の場持ちが良く、特に狂乱対面であれば2tに投げても生き残ってターンが返ってくることが多く、そのままバウンスの玉にすることが可能。当然必須。

楽園への来訪
ホズミ枚数の調整枠。生き物のフレイアの方が便利なため1。調整の時に抜ける枠。

妖精花
 森林の狼採用により、バウンスで使いまわしたくなる場面が増えたため、手札溢れに注意。最強のカードのため3投。

ホズミ
 コンセプトカード。ナーフしないでほしい。

シンシア
 6コス枠。メタカードでもなくサブの役割もないお荷物だが、5点疾走を出せるカードが存在しないため渋々採用。天喰らう異形を10コスにアッパーしてほしい。

森林の狼
 ドゥルガーによって採用可能になった万能カード。ドゥルガーを引ききっても1ショットが可能にさせている点の評価が非常に高い。基本的に3投推奨。

ドゥルガー
 前任のリマーガと比較するとデッキへの自己帰還を失っているが、前述の森林の狼とのコンボにより引ききっても問題がないため、ほぼ上位互換と言える。地味に見えるが、ホズミの事故率の高さの原因であった素引きが無意味な疾走札を激減させ、森林の狼を採用可能にした功績は凄まじい。素引きした場合もメイ直接召喚ターンの盤面処理と手札枠空けに使え無駄がない。
3枚投入も検討できる。

ウィンドフェアリー
 最強のカード② 説明不要。

輪廻の女神
 メイカウントを進めながらメタカードを柔軟に回収できる。現在、メイホズミが環境でノーマークのため、ミラーやメタ貫通の必要性が低く、2枚に留めているが、環境次第では3投推奨。

不採用カードについて
楽園への来訪
 正直入れたいけど枠がない。要調整かも。いれてみた
極光の天使
 ミラーが全然いないので不採用。ありがたい話。
野生の目覚め
 当て先がないことが意外と少ない気がするので検討中。


対面相性
明確な不利対面、後攻による相性変化が少なく、アンリミランクマッチにおいて優位性のあるデッキと考えられる。

対エルフ(ホズミ系想定)
有利(輪廻の女神採用により)

対ヴァンプ(狂乱、ハンドレス問わず)
先行有利、後攻微有利

対ウィッチ(超越)
有利
対ウィッチ(秘術)
先行有利、後攻五分

対ネクロ(葬送)
有利

対ネクロ(骸)
先行有利、後攻微不利

対ビショップ
有利

対ネメシス、ロイヤル
母数極小のため不明

マリガン
 共通
 ホズミ、フレイアはいずれか1枚キープ。被った場合はフレイア優先
 ウィスプ生成カードは合計2枚までキープ
 ウィンドフェアリー2枚の時は1枚返却
 英雄の証、未来への導きはいずれか1枚キープ

 対面別

 対ヴァンプ
 腐食、グランスキープ

 対エルフ
 輪廻キープ(ミラー想定)

 対ネクロ
 グランスキープ(葬送想定)

 対ネメシス
 輪廻キープ(虚数物体想定)

 対ウィッチ
 輪廻キープ(秘術想定)

 対ビショップ
 輪廻キープ(安息想定)


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