七転び八起き


転んでも立ち上がることが大事

そんな素敵な言葉がありますが、


立ち上がろうとするたび、地についた手に画鋲が刺さる日々。

立ち上がろうとするたびに、こんな思いをするならこのまま血が出て死んでしまえばいい。

そう思います。

しかし、画鋲が刺さっただけじゃ死ぬことなんてできず、刺さった画鋲を手にまた歩くのです。


次に転ぶころには傷は塞がり、跡だけが残る。

その手にまた画鋲を刺して生きている。


いつかこの傷が治る日が来るのかな

誰かがこの傷に気づいてくれる日が来るのかな

いや、この傷は自分だけのものにしておこう

どうせ、きっと誰も助けることなど出来ない。

ひとりで生きていく。


なんでもいいからはやく救われたい

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